マギスフィ・アーム
- 知名度
- 50
- 形状
- 無骨な造りをした魔動機術の義手
- カテゴリ
- 装飾品:手
- 製作時期
- 魔動機文明
- 概要
- 魔動機術の義手。堅牢かつ頑丈だが、重さを感じさせない作りになっている。
- 効果
-
[常]魔動義手
このアイテムでのMP消費は、装着している所有者から直接消費するため、アイテムによる代替が出来ません。また、この装飾品は防護点(2)点を得ますが、装着している場合【金属鎧】を装着しているのと同じデメリットを受けます。
また、装着者のMPが(0)になると駆動出来なくなり、「身体が自由に動かない事によるペナルティ修正」の「片腕欠損」に当たるペナルティ修正を受けます。これは《マナ・ブースト》で破損した際にも適用されます。[主][主]マナ・ブースト
義手駆動に使用するマナの消費量を増加させることにより、瞬間な出力向上を齎します。
この義手は生身の腕と同じ筋力を持ちます。ですが、MPを(3)点消費する事によって【筋力】に「マギテック技能魔力」を加えます。
3ターン連続して使用すると、過負荷によるフレームの断裂を起こし内部パーツが破損、義手機能を失います。この破損は【リペアテープ】等による修繕を行う事で修繕出来ますが、1回のシナリオで2回以上破損してしまうと、シナリオ終了まで再使用が出来なくなります。[主][主]マナエクスプロード・カタパルト(消費MP:3)
【ガン】と同じ様に、マナの爆発を利用した投擲機能を用いて、物体を遠くへと投擲します。
1H投カテゴリーの武器、グレネード、その他ある程度の硬度を持つ拳大の物体を遠方まで飛ばす事が出来ます。 戦闘における効果として、MPを(3)点消費する事で《投擲攻撃》《投擲行為》を《マギテック技能のレベル+器用度ボーナス》で行う事が出来る且つ、魔動機術【グレネード】の射程を【2/30m】に延長する事が出来ます。
この能力での投擲による追加ダメージは《マギテック技能レベル》に加え(3)点の固定ダメージを加えます。
また、1H投で投げれるのは【武器習熟/〇〇】で習得している物までとします。
由来・逸話
魔動機「エルトリアス」の腕部に似た魔動機術の義手です。装着者の欠損した部位に流れていた「マナの流れ」の通路となる事で、失った腕と同じ様に扱う事の出来る義手となります。
重厚なフレームを守る様に堅牢な金属が幾重にも重なった結果、かなりの重量を持ちますが、マギスフィア等に見られる"浮遊制御"を行う演算装置を行う特殊マギスフィアを組み込む事で解決しています。
演算装置とされていた特殊マギスフィアの破損によって駆動せず、「歴史的文化遺産」としてハーヴェスの国庫に納められていましたが、魔動機術大国「カブム」との交流により演算装置のスペアパーツが発見され修繕。その後ウォルターの「手」へと渡りました。
【ガン】に似た「マナを破裂させ推進力を得る撃鉄」がフレームに組み込まれており、それによって物体を遠方まで飛ばす投擲機能が内蔵されています。これによって、マギスフィアやナイフ、ハンドアックスなどを通常の投擲よりも遥かに強い勢いで飛ばす事が出来ます。ですが、撃鉄の爆発力に耐えられない硝子製の物や一角獣の角、ポーションボールなどは投擲出来ません。
この機能が本来あったモノなのか、はたまた何者かによって付け足された機能なのかは、フリギッテ女王のみが知っています。