聖印と神像

エルティアの聖印は、天使の羽と、直剣、そして手紙を合わせたようなものになります。
神像は、明確な形はなく、女性から少女の姿で剣と盾を持った姿であることがほとんどです

神格と教義

エルティアはもともとはヴァルキリーの女性であり、近代に神格を得たとされています
近代ということもあり、神殿等はほとんど無く、信者も多いとは言えません
信者が行う習慣として週の終わりに
次の週に向けての抱負や願い、誓いを神の元へ送るというものがあります。
送った願いは神の目に留まれば極稀に信託などで返事や応援が届くとされており、最も人との距離が近い神とされています。
また第一の剣に属する神でありながら蛮族に対する嫌悪等は無く正しき願いを持つものは皆全て人であると言う神という事で蛮族からの信仰者も居たりします。

彼女はもともと、ティダンの神官でしたが、様々な経験を得た結果
シーンの手を借り神格を得ることとなりました
その影響もあり、彼女は第一の剣の神々と多くの接点を持ちます
その中で最も仲が良いとされるのがフルシルです
彼女はフルシルと共に人々の前に現れ、迫害に追われる民を導いたとされる記述があり、二人の仲はとても良いものであると伝えられています
しかし、その記述は古い書物に記載されていたことから彼女ではないのでは？と一部からは疑われています
しかし、仲が良いとされるのは信者の共通の認識であり、フルシルの神殿内で、エルティアの聖印が並べられることがあります

彼女自身は決して英雄的な素質を持っていたわけではありません、彼女は仲間が居たため、戦うことが出来ていたのでしょう、それは彼女の特殊神聖魔法にも表れています

格言の内容もあり彼女は、人族と蛮族の調和の象徴として扱われることがありますが、しかしそれは彼女自身が望んでいたことであるかはわかりません

格言

「人は願いを見つけ、叶えたときが最も輝く、故に正しき願いを持つものは皆全て人である」

「共に願いを理解してくれる友を、仲間を、愛すべき者を見つけましょう」

「貴方達の願いを星空は見守っていますから」

備考

彼女が人としての最後に何を願ったのかはわかりません、ですがきっと誰かを守りたかったということに変わりはないでしょう