アメノマガツチ
- 知名度
- 30
- 形状
- 特殊な形状をした両手持ちの大鎌。
- カテゴリ
- サイス
- 製作時期
- 神器文明時代
- 概要
- 扱う者の技量によって形状と威力が変化する大鎌。呪われており、使用者に付きまとう
- 効果
-
通常時この武器は装飾品の中に格納されています。装飾品の中から取り出し武器の性能を発揮するためには、下記のHPを消費しなければなりません。武器の能力は装備者の持つ武器習熟〈サイス〉のランクによって使用できる能力が変化します。
この魔剣が1時間以上連続で解放され続けた場合、周囲に奈落の魔域を発生させます。装飾品への収納は装備者が合言葉を唱えることでいつでも行うことが出来ます。この際、例えこの魔剣が装備者の手元から離れていたとしても問題なく収容することが出来ます。
※装飾品時のデータ
名前:ブルーローズ・パレッタ・真
形状:青い薔薇の髪留め
カテゴリ:装飾品
装備部位:頭
効果:装備者は任意のタイミングで合言葉を唱えることができます。唱えた場合、なんらかの効果で減少しているHP最大値が即座に回復し、現在HPも全回復します。
一度この効果を使用した場合、丸一日以上装備し続けなければ、再びHP回復効果を使用することが出来ません。
非ランク効果[常]特級呪装・真
この武器が与えるダメージは常に呪い属性のダメージとなります。この武器の属性を変化させる効果が付与された場合、与えるダメージは付与された属性+呪い属性となります。また、例外的にこの武器には好きなだけ属性を重ねることが出来ます。
ランク効果[常]武器習熟なし
消費:HP5点
効果:Bランク相当の武器に変化します。また、以下の能力を得ます。
・術式拘束第参号解放
自身の最大HPを5点消費して次の戦闘特技の内いずれかを得ることが出来ます。最大HPの減少は10秒の間続きます。この効果は10秒の間1回しか使用できません。
得られる戦闘特技《全力攻撃Ⅰ》《牽制攻撃Ⅰ》《切り返しⅠ》《挑発攻撃Ⅰ》《必殺攻撃Ⅰ》[常]武器習熟A
消費:HP10点
効果:Aランク相当の武器に変化します。また、以下の能力を得ます。
・術式拘束第弐号解放
「術式拘束第参号解放」で得ることが出来る戦闘特技に《捨て身攻撃Ⅰ》《薙ぎ払いⅠ》《シャドウステップⅠ》が追加されます。さらに、HPを5点消費することで10秒の間制限移動距離が10mになります。[常]武器習熟S
消費:HP15点
効果:Sランク相当の武器に変化します。また、以下の能力を得ます。
・術式拘束第壱号解放
「術式拘束第弐号解放」の効果に加え、「術式拘束第参号解放」の効果で得られる戦闘特技が《全力攻撃Ⅱ》《捨て身攻撃Ⅱ》《牽制攻撃Ⅱ》《切り返しⅡ》《薙ぎ払いⅡ》《挑発攻撃Ⅱ》《シャドウステップⅡ》《必殺攻撃Ⅱ》に変化します。さらに最大HPを5点減らすことで、全能力値を+4します。最大HPの減少は能力を解除すれば元に戻りますが、現在HPは回復しません。能力の発動、解除は主動作を行う前に補助動作で魔法文明語の合言葉を唱えることで行えます。この能力で上げる事の出来る能力値は1度につき一つまでです。[常]武器の達人
消費:HP20点
効果:SSランク相当の武器に変化します。また、以下の能力を得ます。
・術式拘束第零号解放
「術式拘束第壱号解放」の効果に加え、「術式拘束第参号解放」の効果で得られる戦闘特技が《全力攻撃Ⅲ》《捨て身攻撃Ⅲ》《必殺攻撃Ⅲ》に変化します。また、最大HPを10点減少させることで、10秒の間装備者が宣言する全ての戦闘特技の適用時間を10秒間に変更します。
この最大HPの減少は1日の間継続し、使うたびに累積します。[常]レベル15で追加
[補]真銘解放・アメノマガツチ
消費:「生命力×3」点のHP
効果:SSランク(一番下)相当の武器に変化します。また、これまでの効果が一部変化し、さらに以下の能力を得ます。
・大蛇の恩讐
真銘解放を3分以上連続で続けた場合、装備者はこの武器に意識を乗っ取られます。その場合、以降はNPCとして扱われることになります。
・呪怨の鱗殻
装備者は「[常]呪い属性無効」を得ます。この際、受けた効果に呪い属性が含まれていれば、例え複合属性であったとしてもそれを無効化します。
・天延の呪詛
近接攻撃が命中した対象が「[常]呪い属性無効」「[常]呪い属性ダメージ軽減」「[常]呪い属性に抵抗+」等の能力を所持、及び効果を受けている場合、効果時間があるものはそれを達成値の比べ合いの必要なく解除、永続のものは10秒の間その効果を打ち消します。
・呪層展開
装備者は10秒の間、「回避力」・「精神抵抗力」・「生命抵抗力」・「生死判定」のいずれか一つに+4のボーナス修正を得ます。どのボーナス修正を得るかは自身の手番の開始時に宣言しなければなりません。
・未知の鋼加工
この武器で与えるダメージがクリティカルした際、対象の防護点を半減として扱います。用法 必筋 命中 威力 C値 追加D 備考 2H 10 3 20 10 3 専用化、魔法の発動体、魔法の武器、アビス加工、ランクB 2H 20 3 40 10 3 専用化、魔法の発動体、魔法の武器、アビス加工、ランクA 2H 30 3 60 10 3 専用化、魔法の発動体、魔法の武器、アビス加工、ランクS 2H 40 3 90 10 3 専用化、魔法の発動体、魔法の武器、アビス加工、ランクSS 2H 50 6 100 10 6 専用化、魔法の発動体、魔法の武器、アビス加工、ランクSS
由来・逸話
アビス最深部からもたらされたと噂される大鎌。この鎌に見初められた者は戦闘中において常に血の涙を流し、その血涙を大鎌はすするという。
一説には奈落の魔域を通じて別のどこかからまろび出てきたとも言われる特級呪物。ブラム・ストーカーという名も便宜上つけられたもので、この鎌の真銘は不明。
製作者、製造方法、製造目的全てが謎に包まれている。しかし、それでいて呪いの強度は凄まじく、仮に持ち主を失い放置されれば、国一つを飲み込みかねない魔剣の迷宮か奈落の魔域を発生させると予測されている。それでもこの鎌が曲がりなりにも封印拘束できているのは、一重に青い薔薇に込められた思い故であろうか。
封印と共に装着されていた外装を一時的に完全開放した姿がアメノマガツチです。その姿はもはや刃物ですらなく、巨大な一本の牙を無理やり武器として扱えるように最低限の装飾と柄を付けただけのものとなっています。外装が外れたことで質量的には軽くなっているにもかかわらず、解放された呪詛から来る重圧が物理的な重みとなってのしかかります。また、使用されている牙は半ばから折れており、本来はもっと巨大であったことがうかがえます。
これ程の呪いを振りまく牙を持つ生物も、こんなものを武器として加工できる技術も存在も、現在のラクシアには現存していません。