暴走せし決戦兵器
- 知能
- 人間並み
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 敵対的
- 言語
- 交易共通語/魔動機文明語
- 生息地
- ゲセルシャフト
- 知名度/弱点値
- 14/20
- 弱点
- 衝撃属性ダメージ+2
- 先制値
- 18
- 移動速度
- 20
- 生命抵抗力
- 14 (21)
- 精神抵抗力
- 12 (19)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
なし(頭部) | ― | ― | 15 (22) | 13 | 120 | 50 |
体当たり(胴体) | 15 (22) | 2d+14 | 15 (22) | 17 | 130 | 50 |
なし(キャタピラ) | ― | ― | 15 (22) | 13 | 120 | 0 |
- 部位数
- 3(頭部/胴体/キャタピラ)
- コア部位
- 胴体
特殊能力
【頭部破壊、キャタピラ破壊、胴体のHPが10未満になると戦闘は終了する】
●全身
○禁断の自律式巨大戦車
炎、雷、毒、病気無効。刃攻撃のクリティカル無効。ターゲッティング、鷹の目の常設特技を併用。Bマインの効果を受けない。
●頭部
○防衛本能
この部位のHPがある限り、胴体に対してのダメージを肩代わりする。
▶エレクトロアウゲ/生命抵抗/15(22)/半減/MP消費5
頭部の眼から光線を発射し、「射程:形状/2:射撃」「対象:一体」に「2d+16」点の純エネルギー属性射撃。
●胴体
○魔力還元装置
体当たりが命中時、全部位のMPが「+5」点回復。
▶Bマイン/生命抵抗/14(21)/半減/MP消費10
胴体の背中から爆雷を射出し、「射程:形状/2:起点指定」「対象:1エリア」に「2d+10」点の純エネルギー属性攻撃を与えると同時に、3R間は生命抵抗判定に「-3」点。点数は重複しない。
▶ギャラルホルン/生命抵抗/20(27)/半減/MP消費30
胴体を展開し、「射程:形状/2:空間」「対象:全エリア」に「2d+40」点の純エネルギー属性攻撃。終了後1Rの間は行動不可。
●キャタピラ
○攻撃阻害
この部位のHPがある限り、頭部と胴体の回避力が「+4」点。
解説
ゲゼルシャフトが使用する、『電光機関』を動力源とする電動戦車。
大戦末期に軍の研究機関によって開発・製作されていたが、下記の問題点から本格生産を前に破棄される。ところが、大戦後にゲゼルシャフトが開発計画を再始動し、ついに完成・量産された。
光学兵器で敵の誘導兵器を迎撃し、電子対抗手段で敵の電気通信を妨害、装甲を溶解させるレーザー兵器などを搭載している。他には、機銃や火炎放射といった対人用武装も完備。更に乗り手を必要とせず自律駆動が可能で、世界侵攻の手駒として無敵の力を振るう。なお、電光戦車の動力として使用されているこの『電光機関』は、電力を生み出すために生体エネルギー(アデノシン三リン酸)を分解し、電気に強制変換させる機関である。端的に言えば、使用者(生物)の生命力をエネルギー源としているような代物である。
しかしその『電光機関』を動力源としている電光戦車には、生きた人間を生体パーツとして組み込んでいるという設定がある。戦えなくなった負傷兵を複数人使用しており、それに加えて自律駆動のために頭脳までもが生体パーツとして組み込まれている。それ故に、ふとした事が原因で組み込まれた数人の意識が混濁した状態で覚醒・暴走する危険性を孕んでおり、兵器として重要な要素の一つである信頼性が著しく欠している。
完全者が発動した「中世の法術」により、氷翠が独自改良した電光戦車は覚醒・暴走を行ってしまう。