容姿・経歴・その他メモ

【容姿】
茶髪ふかふかロップイヤーのれぷれぷ
どうせ中身はグララン

【経歴】
そこは、笑顔が満ちた場所だった
鍛冶場の親方さんがいて、お弟子さんがいて
お父さんがいて、お母さんがいて、お姉ちゃんがいた
親方さんが、ハンマーを振り下ろして、武器を作るのをいつも見ていた。
しっかりとは覚えてないけど、
そこは暖かな場所で、楽しい場所で、私の居場所だった。
いたずらを沢山して、怒られて、
痛かったお父さんのげんこつも
泣きながらお母さんにかけてもらった回復魔法も
今は懐かしい思い出
　
終わりを作ったのは、私だった
凶兆が出ている行って皆が出かけたある夜
私は、住処の地下室の床の石材に小さながたつきを見つけた。
石材の奥からは誰かの声が聞こえる。
不思議に思って石材を取り除くと闇が広がった。
今から思えば、あれで地下にできた奈落の魔域と家を繋げてしまったんだろう
　　
それからはよく覚えていない
沢山の悲鳴と、魔神のささやき、血の匂いが記憶を覆い隠す
　
気がつくと私は馬車に揺られていた
親方さんと二人っきりで
【みんなはどうしたの？】
そう口を開こうとしたけど、
家族を失い、家を失い、腕を失い
涙を流す親方さんを前に
私は口を噤み、いつの間にかぽっけに入っていた血に濡れたお母さんの聖印を握りしめた

そのまま馬車はテスタレストに流れ着き
そこでの生活が始まった
親方さんは良くしてくれたし、裕福ではないけどいい生活をさせてもらっている
でも、時々どこか遠くを見て悲しげな顔をしているのが　
とても、とても悲しかった。

だから、決めたんだ
成人したら冒険者になって
強くなって、お金も貯めて
　
無くした時間が返ってくるわけじゃないけど
無くした家族が返ってくるわけじゃないけど

せめて、あの場所は取り返そう
そう誓って私は形見になってしまった聖印を握りしめた　


【生まれ表】
故郷の場所を知らない
異種族を怖がっている（いた）
決して手を離せない小物がある
　
【生まれた環境表】
大きな都市の職人の家の地下室で生まれた、代々続く職人の家の人々にはその存在を知られていて共生関係にあった。家人のためには荒事に首を突っ込んだり旅に出たりすることもあるだろう。

セッション履歴

収支履歴