容姿・経歴・その他メモ

【容姿】
褐色の肌、小豆色の長髪、長い耳、ギザギザとした歯、長い尻尾。そして額から伸びる一本の黒々とした角。

【経歴】
物心ついた頃には一人だった。自分の名前も、家族の顔も、この世界がなんであるかさえわからないまま生きていくことになる。
生まれた時から左肩に奇妙な痣があったり、他の種族とは違う角が生えていたり、頑張れば肌が青白くなってしまったり、自分がどれだけ周りと異なるかを理解するのにそう時間はかからなかった。

そんなある日、とあるリルドラケンの集落にたどり着く。
その中の一人が、君はリルドラケンのナイトメアなんだと教えてくれた。そうか、この尻尾はリルドラケン由来で、この異形はナイトメアなのだと理解した。だから物心がついた頃には周りに誰もいなかったのだ、と。
衝撃と絶望で愕然としている中、彼らは快く迎え入れてくれた。なんでも、元冒険者の一族らしかった。偏見も差別もなく、迎え入れてくれたのだ。
幸せな日々とは、このような時間のことを言うのだろう。

その日々も長くは続かなかった。
とある蛮族に集落は襲われ、現役の冒険者もいないその集落は瞬く間に陥落した。
一番仲良くしてくれたレオンと共に命からがら逃げ出したが、レオンはかなりの重傷を負っていた。助けようとしても、助けるには遅すぎた。
「俺の代わりに、奴らを殺してくれ……そして、お前が幸せに生きれるように。約束だ」
そう言って生き絶えた彼に激しく慟哭し、復讐を硬く決意する。

復讐の誓いとして、背中にドラゴンの刺青を入れた。背に龍を背負いながら、今日も彼は仇を探して冒険している。

【今】
現在は冒険の傍ら学園の警備員をして日銭を稼いでいる。
戦闘スタイルは、前線にてフランベルジュをぶん回す筋力バカ。

【経歴表】
体のどこかに刺青がある。
物心着いた頃には1人だった。
大切な約束をしている。
【冒険に出た理由表】
倒したい相手がいる。

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