虚像の手鏡
基本取引価格:16,200
- 知名度
- 16
- 形状
- 丸い手鏡
- カテゴリ
- 冒険者技能用アイテム
- 製作時期
- 魔法文明
- 概要
- 特定人物に特定動作をさせる虚像を映し出す
- 効果
-
この手鏡は「キャラクター」と「動作」をそれぞれ別個に記憶し、それを組み合わせた虚像を映し出す能力を持っています。
つまり、別人が行っている動作を、あたかもそのキャラクターが行っているかのように見せる虚像を映し出します。
たとえば、「国王」の姿と、奴隷が「靴を舐めている」動作を記憶しておけば、「国王が靴を舐めている」虚像を映し出せるのです。 キャラクターを記憶するには、そのキャラクターを手鏡に10秒間、映し続ける必要があります。動作の記憶は、手鏡に映している間だけ可能ですが、最大、1時間までに限られます。
一度に記憶できるキャラクターと動作はそれぞれ1つずつだけで、新たなキャラクターや動作を記憶したら、
それぞれごとに新しいもので上書きされます。たとえば、前述の例で「騎士 (キャラクター)」を新たに記憶したら、映し出せる虚像は、「騎士が靴を舐めている」ものとなります。
ただし、記憶できるのは(衣服を含めた)キャラクターと動作だけであり、 周囲の風景などはいっさい記憶できません。タンスをあさる動作を記憶させて、虚像を映しても、そこに適切なタンスがなければ、極めて不自然なものが現れるだけです。また、音声もいっさい伴いません。
キャラクターや動作の記憶、虚像の現出のためには、鏡を向けて念じるだけでよく、発声などは必要ありません。
由来・逸話
「ソードワールド2.0 ラクシアゴッドブック」p364から参照
ソーンダークの神官にして魔術師が作り上げたとされる魔法の品物です。
他者を貶める手段として何度となく使用されてきた歴史を持っています。