容姿・経歴・その他メモ

外見・肉体的特徴

外見

　やや少年めいた線の細い容姿。顔に大きな傷がある他、四肢を除いた首から下の胴体部分に鱗のような形状の細かい痣が多数ある。相手を睨んでいるように見えることがあるが、これは単に目つきが悪いためと、口調が高圧的になりがちなため。耳は先端から半分ほどを切り落とされており、髪に紛れて目立たない。

肉体的特徴

　声は高い方。意外なほど声域が広く、本気でドスを利かせるとかなり怖い。

口調・性格及び外見的な立ち居振る舞い

口調

全体的な口調：基本はかなり勝ち気なタイプの女性口調だが、やや中性的な節もある。
一人称：（基本的には）あたし、（フォーマルな場面では）私、（フォーマルではないが極度の緊張状態のとき、時々）わたし　など
二人称：（同格の相手には）君・お前・あなた・あんた、（丁寧に言う時には）あなた・「[常][常]さん・様」など相手にふさわしい敬称　など
三人称：その相手の特徴を示す言葉を多用する傾向、ただし気を許している相手を指す場合は無意識に名前で呼んでいることがある

外見的な立ち居振る舞い

　基本的に同格の相手には傲岸不遜で無遠慮に振る舞う傾向。しかし節度を守ってはおり、さりげない気遣いも見せる。また目上への礼儀は弁えている上、目下相手にも見下すことはない。
　実際のところこのキャラは意識的に作っているところが大きく、本質的には極めて真面目かつ慈悲深く、そして不安感や恐怖心を人並み以上に持ち合わせているタイプ。極度の緊張状態に置かれたり気を許している相手と接していたりすると、こちらの面が出やすい。ただしやや共感性が薄い面も持ち合わせており、「良心に従い、そうしたい」ではなく「『良心』に照らし合わせ、そうすべき」で動いているところがある。
　極めて几帳面な面があり、道具の手入れは病的に丁寧、部屋の家具その他の配置も毎回完璧に同じにする。このため他人に勝手に自分の道具を触れられたり領域に入られたりするとパニックに陥ることも。

背景設定

経歴その1

　レプラカーンの魔動機師であり、射手。つまり銃手。広範囲を攻撃可能なものの射程が短い弾丸を主力に据え、積極的に前線に近づいていくスタイルを取る。もちろん被弾のリスクも高まるが、本人は「被弾回数と敵を倒すまでにかかる時間、そういったものを計算に入れると、結局これが一番合理的」としている。

経歴その2

　レプラカーンではあるが、彼女はリルドラケンに育てられた。彼女の両親は不明であり、望まない子を作った女性が人目につかない場所で産み落とし、そのまま放置された子である。本来ならばそのまま死ぬしかなかったのだが、たまたまリルドラケンにより発見され、里に連れ帰られて育てられる。本来ならコンプレックスになるはずの痣は、彼らによって「竜の加護を受けている証」という祝福に変えられた。養親にそれなりに愛されて育った彼女だが、しかし幸せとは言い切れなかった。

経歴その3

　レプラカーンの身体能力は、どうしてもリルドラケンには劣ってしまう。その上、彼女は真面目で拘りが強いにも拘わらず共感性がない性格であったため、集団にうまく馴染めずたちまちいじめの標的となったのだ。それを親に伝えても「自分が悪い」と言われ続けた。やがて耳を落とされ、顔に傷をつけられ、半狂乱になった末いじめっ子たちに挑みかかるが、多勢に無勢な上にリルドラケン相手には勝てるはずもなかった。

経歴その4

　しかし、そこで彼女を救ってくれた者がいた。いかにも鈍臭く頼りにならなそうだった彼は、しかし身を挺して彼女を守ってくれた。その強さに憧れ、彼に近づけるよう鍛錬を重ね、やがて自分がリルドラケンより遥かに器用であることに気付き、そして魔動機にも興味を持ち始めた。最低限、銃手の冒険者として食っていけるだけの能力を身に着け、里を出ようとしたとき、彼女を弱者と見る者はもういなかった。ただ一人、彼女の本質が何も変わってはいないことを知り、心配の言葉をかけてくれた、偶然にも同じ日、同じ目的で里を出ようとしていたただ一人を除いては。

経歴その5

　事実、彼女の性質は何ら変わってはいない。臆病で拘りが強く、ちょっとしたことでも激しい恐慌が掻き立てられてしまう。それでも、「自分は、頑張って、強くなれた」という確かな事実、そして「自分は、決して、誰にも理解してもらえない存在ではない」という安心感。このふたつがあれば、彼女は今日も虚勢を張り続け、強くあれるのだ。それを嘘と言う者も多いだろう。事実理想とは言えないかもしれず、それを他ならぬ彼女自身も理解しているが、しかしそれでも今の彼女は幸せである。

余談

食の傾向・好き嫌い

　リルドラケン料理が食べ慣れていて好み。味がシンプルなドワーフ料理も比較的好き。ただし味が複雑で何が入っているか食べただけではわかりにくいコボルド料理は拒絶に近いレベルで嫌い。どれにも該当しない料理に関してもだいたい同じ傾向である。
　食事のマナーは丁寧な方。一人で食べることを好むが、気を許している相手なら一緒に食べてもいいとのこと。

性関係の傾向・好き嫌い

　性自認はセックス・ジェンダー共に女性。リルドラケンの里で育ったため、性的対象がリルドラケンになっている。その前提での基準は当のリルドラケンたちのものとほとんど同じ、リルドラケン基準でのイケメンが好み。ただし恋愛対象は別。

セッション履歴

収支履歴