【ツィルクス曲芸投擲術】
(クレメリア大陸西)- 入門条件
- 50名誉点
『ツィルクス曲芸投擲術』はかつて、クレメリア帝国城下で暮らしていた人々が大破局の際に身を守るために編み出したという護身術を前身とする戦闘術です。
大破局が起きる前、クレメリア帝国は"芸術帝"リチャードⅡ世の治世のもと、様々な芸術文化を振興しておりました。その中でも、雑技と呼ばれる大衆向けの芸は様々なバリエーションが存在しており、この流派はその芸の一つである『ナイフ投げ』と呼ばれる芸をルーツに持ちます。
飛行能力を持った蛮族の部隊をナイフ投げで撃退した雑技師『ツィルクス・フォークゥス』の名を冠し『ツィルクス曲芸投擲術』と名付けられたこの『芸』は、他の『芸』とともにクレメリアを旅する旅芸人の護身術として広まっており、そのためかクレメリア大陸西出身の旅芸人は下手な冒険者より強いと言われる時もあるようです。
流派アイテム
| 名称 | 知名度 | カテゴリ | 価格 | 概要 |
|---|---|---|---|---|
| ポイズンナイフ | 〈投擲A〉 | 1,200G +10名誉点 | 毒が仕込まれた投げナイフ | |
| バンドルナイフ | 〈投擲S〉 | 2,000 +20名誉点 | 重ねて投げやすい投げナイフ |
秘伝
《プレペア・スローイングス》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《武器習熟A/投擲》
- 限定条件
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 一つの手に複数の軽い投擲物を装備する。
- 効果
持ち前の器用さで、同時に複数のナイフを装備します。
この秘伝を修得したキャラクターは、一つの手に同時に複数の必用筋力が1である投擲武器を装備することが出来ます。
ただし、この能力で同時に装備できる上限は、秘伝修得者の(器用度ボーナス)個までです。
また、一度の攻撃で使用できる武器は、例外を除き基本的に一つまでです。
この秘伝の効果で『クリティカル値』が『なし』の武器を装備することは出来ません。
また、この秘伝を適用する場合、宣言特技『影矢』及び、その派生となる秘伝は併用することが出来ません。
《スプレッド・スローイング・ナイブス》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 《乱撃Ⅰ》変化型
- 前提
- 《プレペア・スローイングス》
- 限定条件
- 投擲武器の複数装備
- 使用
- ファイター、フェンサー、バトルダンサー、シューター
- 適用
- 1回の投擲攻撃
- リスク
- なし
- 概要
- 複数の敵へ同時に投擲物を投げつける。
- 効果
複数の的へ同時にナイフを投げつける技術を応用し、同時に複数の敵へ投擲物を投げつけて攻撃します。
《プレペア・スローイングス》の効果などによって、片方の手に複数の投擲武器を装備している状態で、投擲攻撃を行う際に宣言出来ます。使用する投擲武器によって決められた射程内にいる複数のキャラクターを任意に3体まで選び、それら全てに攻撃を行います。この際、武器の命中固定値・威力・固定ダメージはそれぞれ最も低い投擲武器のものを。クリティカル値は、最も高い投擲武器のものを参照します。
この秘伝は、操気『気旋法』などによって投擲攻撃が『形状:貫通』となっている場合、使用できません。
《コンセントレイト・スローイング・ナイブス》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 主動作型
- 前提
- 《狙撃》
《プレペア・スローイングス》
- 限定条件
- 投擲武器の複数装備
- 使用
- ファイター、フェンサー、バトルダンサー、シューター
- 適用
- リスク
- なし
- 概要
- 狙いを定め、複数の投擲物を同じ対象へ同時に投げつける。
- 効果
狙いを定め、手に持った投擲物を同時に同じ対象へ投げつけます。
この秘伝を使用する場合、《プレペア・スローイングス》の効果などによって、片方の手に複数の投擲武器を装備している状態で、投擲攻撃が可能な対象を一体指定します。秘伝修得者が自身の次の主動作でその対象に対して投擲攻撃を行い、対象の回避力判定の達成値を命中判定の達成値が『1』以上上回っていた場合、以下の表に従い命中した本数を決定します。その後、投擲した武器の中から、命中した本数だけ選択し、その武器によって決められた威力表を持ちいてダメージの計算と適用をそれぞれ行います。達成値の差 命中本数 +1~2 1本 +3~5 2本 +6~9 3本 +10以上 4本 なお、この秘伝による投擲攻撃の際、命中補正の異なる投擲武器を同時に投擲していた場合、最も補正の低い武器のものを適用します。
この秘伝は、操気『気旋法』などによって投擲攻撃が『形状:貫通』となっている場合、使用できません。