咲き乱れる孤狼の令嬢
- 知能
- 高い
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 敵対的
- 穢れ
- 4
- 言語
- 交易共通語、ブルライト語
- 生息地
- "奈落の魔域"・ヴェーアヴォルフ邸
- 知名度/弱点値
- 10/18
- 弱点
- 銀武器ダメージ+3点
- 先制値
- 14
- 移動速度
- 18
- 生命抵抗力
- 11 (18)
- 精神抵抗力
- 10 (17)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
爪 | 11 (18) | 2d+10 | 8 (15) | 7 | 90 | 30 |
特殊能力
○通常武器無効
○獣人のカ
満月の夜は命中力・回避力判定に+1のボーナス修正を得ます。
太陽の下では命中力・回避力判定に-1のペナルティ修正を受けます。
▶2回攻撃&双撃
両手の爪でそれぞれ1回ずつの攻撃を行います。
1回目の攻撃の結果を確認してから、2回目の攻撃を、同じ対象にさらに行うか、別の対象を選んで行うかを選ぶことができます。
≫△練技
【ビートルスキン】【リカバリィ】の練技を使用します。
戦利品
- 自動
- 祈りのペンダント(1500G)
解説
Verweile Werwolf。建国されたばかりのハーヴェス王国を支えるリカントの貴族、ヴェーアヴォルフ家に生まれた長女でした。ずっと人々の心に留まり続けますように、との祈りを込めて、フェアヴァイレと名付けられます。
以後、順当に家督を継ぎ、嘗て父母がそうであったようにハーヴェスを支えるようになりました。
慣れない作法を身に着け、慣れない執務をこなす中で、支えとなったのは、使用人であったFiori Lunabrightという名のひとりの女性でした。彼女はいつでもフェアヴァイレの身を案じ、常に支えてくれるよき使用人にして、よき友人でもありました。忙しない日々の中で少しずつ仲を深めるうち、いつしかフェアヴァイレとフィオーリは貴族とその使用人というだけでは語れない関係へと変化していったのでした。
ところが。互いにかけがえのない存在であると気づいたある日。何者かによって屋敷に火が放たれ、二人は敢えなく焼死してしまったのです。当時、人々がライカンスロープと呼ばれる蛮族に向ける怨嗟の視線は強く。そして、リカントはそのライカンスロープと最も間違えられやすい存在でした。
そんな、100年も前の記憶を、"奈落の魔域"が読み取って再現したのでしょうか。
其処に在るのは、嘗てのヴェーアヴォルフ邸とその使用人フィオーリ、そしてフェアヴァイレ・ヴェーアヴォルフその人でした。ただし、家主は既に人の器を外れており。月が昇るごとにその体躯が狼のソレへと変貌する、まさしくライカンスロープそのものの特徴を得てしまったのです。更に、ひとたびその姿となったならば忽ちに理性を失くし、目につくすべてに牙を剥く獣と化してしまうのでした。
これを知ったフェアヴァイレは、そんな自分の姿を知られたくないから、傷つけたくないからとフィオーリを追い出し、孤独に生きることを選んだのでした。
彼女を救う術があるとしたらば、その胸に武器を突き立て、哀しき生に終止符を打つことのみでしょう。