容姿・経歴・その他メモ

A-4-5：誰かを救ったことがある
A-4-4：両親に愛されて育った
A-3-2：一定期間の記憶がない
冒険に出た理由
2-1：探している人がいる

自分が人族の親を持っていた事、その両親に愛されていた事は覚えている。
その隣で愛されなかった誰かが居たことも覚えている。
でも、その子の事が放っておけず、こっそり隠したパンを二人で食べたり、夜にコッソリ抜け出して他愛のない会話をしていた気がする。

でも、その子の扱いは日に日に悪化していき、ついにはただの怒りの捌け口としてその子は殺されそうになってしまった。
そんな理不尽を許せず、僕はその子を連れて村から逃げ出した。
そのあと、何があったんだっけ？

思い出せない頭が痛い、愛してたはずの両親もどうでもいい、ドウデモイイ。
あの子に会いたい。僕の片割れのあの子に。


会話に不慣れかのように微妙に発音のズレる口調に、感情がまるでスイッチのように簡単に切り替わる極度の情緒不安定。
本人の発言では成人しているはずだがその振る舞いは子供のようであり、
興味のない事には無関心であり、敵対者の命も、虫を潰すがごとく奪う事に躊躇が無い。

そのような振る舞いの為、狂っているのではないかと疑われ、
本人の語る経歴やそもそもとして探している『あの子』は存在しないのではないかとも言われる。

「信じタイなら信じレばイイし、信ジたくナイなら信じナければイイ。
どうセ、世の中ハ悪いジョークなノさ」

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