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[特]エレーミアワイン - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

[特]エレーミアワイン

基本取引価格:3000~
知名度
7
形状
黄色い澄んだ色をしたワイン。分類は白ワイン。
カテゴリ
食事・ポーション
製作時期
魔法文明~現代
概要
エレーミア砂漠で採れる葡萄を使って作ったワイン。強い薬効がある。
効果

 エレーミア砂漠の奥地にある、『砂竜姫と英雄王の都アズデザード』発祥のワインです。エレーミア砂漠に点在するオアシスで採れる葡萄を発酵、醸造させ、1年以上寝かせたのが、このワインになります。
 味としては、とてもやさしくさわやかな甘みと豊かな果実の風味、舌に溶け込むまろやかな味が特徴で、成人したばかりの人が飲んでも美味しく感じるものになっています。しかし初心者にのみ向いているわけでもなく、お酒に詳しい人が飲めば様々な感想が飛び交うほどのもので、貴族や王族などが特別な日に蓋を開けたり、貴重な来賓を招いたときに振舞うなどに使われるほど美味とされる名酒です。また、人族の間ではあまりそういった使い方を好まれませんが、この酒は健康にとても良いものとされており、一口飲めばたちまち身体に潜む病巣や異常が治る薬としての効果が確認されています、肉体を丈夫にし長寿にする効能があるとも言われており、薬としての価値も高いです。現在はエレーミア砂漠の各地で製造されていますが、エレーミア砂漠は蛮族領として支配されているため、基本的に人族で取引されるのは以前入手したものか、紛い物や混ぜ物であり、本物は大変貴重です。
 このワインは、かつてこの砂漠を支配していた”炎砂の魔王”と呼ばれたドレイクが製法を確立させたところから歴史が始まっています。彼女はエレーミア砂漠に住んでいた蛮族にこの酒をふるまい、兵力を格段に底上げし、人族に甚大な被害をもたらした災厄として、人族の間では広まっています。
 しかし、この酒の起源の逸話はあまりに多すぎるため、どれが本物であるかはいまだに不明となっています。一番有力な説として、「もともと人族領であった頃のエレーミア砂漠の部族が作り上げた極上の酒」というものが、人族の間で広まっているため、自らの文化を取り戻すべく、人族はエレーミア砂漠を長い時代をかけて奪還をしようとしてきました。一度人族の手にエレーミア砂漠が取り戻された痕跡があり、その時に初めて、このワインが人族の世に広まったとされています。
 このワインは酒として嗜むのはもちろん、薬品としても、ポーションに負けないほど非常に強い薬効を持っています。このワインを1杯飲むことで、HPを「威力30+寝かせた年数」点回復させることができます。戦闘中にも小瓶に詰めておけば、ポーションとして主動作で使用することができます。回復量には「レンジャー技能レベル+知力ボーナス」点が追加されます。
 基本取引価格は1年物の1瓶の値段です。1杯の値段は、10分の1の価格になっています。値段は年数によって変わり、寝かせる年数が1年増えるごとに+1000Gされます。5年以降からは+3000Gずつ増え、10年以降は+5000Gずつ増えます。15年以降はもはや値段がつけられないとされていますが、値をつけるなら+10000Gずつと言われています。20年がピークとされており、人族の間では20年ものはその時点で飲まれてしまうため、20年以上のものは現状確認されていません。

製作者:りゅーせーさん