第一の剣に連なる神、特にライフォス信仰が盛んなイベルタ神聖帝国に伝わる、特殊な信仰体系です。王都セントラシオン以外ではあまり見ることはありませんが、まれに旅の途中の神官がこの流派に入門していることがあります。
300年前、六星雄の一人オリガ・イベルタは人々を率いて蛮族の軍勢と戦い続けました。癒し、鼓舞し、率いる、苛烈でありながらどこまでも慈愛に満ちた彼女に、人族は最後の希望を託したのです。そんな彼女の用いた神聖魔法を、他の人にも使えるように体系化したのが、オリガの弟であり初代イベルタ神聖帝国法皇のランドルフ・イベルタでした。
この流派のモットーは「すべてを癒し、すべてを救う」です。この言葉はオリガが戦場で実際に放った言葉だと言われています。名誉の戦死など許さず、全員を生きて帰す。あらゆる絶望が渦巻いていた「大破局」においても、彼女の心は決して折れず、人々に希望を与え続けました。その遺志を継いだこの流派もまた、他者を救うことに特化しています。いつの時代においても救いを求める声はあり、ゆえに彼らは手を伸ばすのです。

流派装備

この流派では、その秘伝を使用可能にする特別な聖印〈希星の聖印〉を販売しています。これらはウォーレリア大陸で信仰されている第一の剣または第三の剣に連なる神のものである必要があります。