容姿・経歴・その他メモ

メスメル・レヴィアンタ。蛮族の部族の中に産まれ、幼くして神の声を聴く神使の務めをさせられていた。そして貴重な神官のたまごとしてある村を襲撃する任務に参加させられるが、あまりに凄惨な光景を目の当たりにしたメスメルは、悲痛のあまり部族を抜け逃亡を図った。このころ、付近の村に住んでいたとあるリルドラケンとは密かに会うほど仲のいい関係であったが、この逃亡がきっかけで生き別れとなってしまう。
逃亡したことで蛮族から追われる身となったメスメルはその後、怪我を負いながらもユーシズの都市にたどり着く。薄明りの街を逃げ惑い、ひたすら蛮族がおってこれない場所を求め逃げ続けた結果、守りの剣のもとにたどり着いた。本来、蛮族にとってはすぐそばにあるだけで拷問ともいえる苦痛を受ける守りの剣だが、その時の彼女は蛮族に対する恐怖心からそんな苦痛も忘れ、必死にその剣を握っていた。
その後気を失ったようであり、気が付くとその街の名家、レヴィアンタ家の屋敷で保護されていた。その時のレヴィアンタ家の領主は一人娘を蛮族の攻撃によって亡くしており、蛮族に追われている身のメスメルと境遇が重なったため、彼女はレヴィアンタ家の養子となった。その後、メスメルはレヴィアンタ家の養子として長らく幸せに暮らしており、人間に恩義を感じている。そんな大切な人々を守るため、メスメルはユーシズの学院に通うことにする。

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