【始祖イヴェットの英雄譚】
(ラクシア)- 入門条件
- イヴェットのオキニになる
フラウ氏族の始祖であるイヴェット・シャリオン・アルジェンテは"最古の竜狩り"の異名を持ち、ノスフェラトゥの中でも旧き大英雄と称えられています。
彼女がその名声を勝ち取ったのは、シュネルア大戦の末期でした。地下世界に封じられていた凶悪な古代竜が目覚め、地上を荒らしまわったのです。ダルクレムなどの力ある神々は既に眠りについており、残されたメティシエは世界の平定になど興味がなく、竜の討伐に消極的でした。
見かねたイヴェットは、尻込みするメティシエの眷属達を尻目に、単独でこの竜に挑みます。竜と互角の戦いを繰り広げ、3日の激戦の末に勝利を収めました。幾度も死傷を受けながら、臆する事無く挑み続けたイヴェットの執念が勝ったのです。
不死者達が彼女の戦いぶりを語った事で、イヴェットの名声は高まりました。イヴェットは後世の不死者達に自らの経験を伝え、また彼らに上位者としてあるべき姿勢、自発的な無私の行動を促しました。
ラクシア各地に存在する「竜狩り」に分類される流派の全ては、イヴェットの技を源流に持ちます。彼女の技はデュランディル時代に幅広く受け継がれ、人族・蛮族問わず継承されています。イヴェットに挑む者が「竜狩り」の技を披露する度に、彼女はそれを微笑みながら迎えるのです。
流派装備
古代竜狩りの大鎌
秘伝
《心臓穿ち》
- 必要名誉点
- タイプ
- 《必殺攻撃Ⅲ》変化型
- 前提
- 限定条件
- 流派アイテムの〈アックス〉、《生命刈り》と同時に宣言できません
- 使用
- バトルダンサー技能
- 適用
- 1回の武器攻撃
- リスク
- 威力表の出目ー2、回避力ー2
- 概要
- 三連撃
- 効果
この武器を用いた近接攻撃が命中した場合、ダメージ決定を3回行い、その全てを対象に与えます。
《生命刈り》
- 必要名誉点
- タイプ
- 《全力攻撃Ⅱ》変化型
- 前提
- 限定条件
- 流派アイテムの〈アックス〉、《心臓穿ち》と同時に宣言できません
- 使用
- バトルダンサー技能
- 適用
- 1回の武器攻撃
- リスク
- 命中力ー4
- 概要
- 吸血
- 効果
この武器を用いた近接攻撃が命中した場合、適用ダメージと同じだけHPが回復します。
《銀華ノ十字針》
- 必要名誉点
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- 《心臓穿ち》《生命刈り》をそれぞれ1回以上宣言した
- 限定条件
- 流派アイテムの〈アックス〉
- 使用
- バトルダンサー技能
- 適用
- 10秒(1ラウンド)持続
- リスク
- 連続した手番に宣言できない
- 概要
- 必殺技
- 効果
この武器を用いた近接攻撃が命中した場合、その威力決定の2dの出目を+1し、そのダメージを「+12」点します。同時に、対象は1日の間、あらゆる行為判定にー1のペナルティ修正を受けます。この効果は累積します。