容姿・経歴・その他メモ

身元

ユーシズ魔導公国内にある、複数の妖精神アステリアの神殿を束ねる大司祭一族の家に生まれる。祖父が大司祭をしており、両親は司祭。クロエはその次女である。

経歴

　幼少期にコロロポッカの森の最奥の集落に住む親戚(父方の叔父)のところで預けられ、そこで数年間、同い歳の従姉妹とよく遊んでいた。叔父夫婦にも大事にしてもらい毎日を楽しく過ごしていたのだが、ある日祖父がやってきて、叔父と強く言い争い始めた。その後、クロエは無理やり家に連れ戻される。それ以降、森の奥に行くことは禁じられ、叔父や従姉妹と会うことはできなかった。
　15歳で成人した後、祖父が束ねる神殿で見習いとして働くことになっていたがどうしても従姉妹たちのことが気になり、こっそり家を抜け出してコロロポッカの森の最奥へ。そこで目にしたのは、すっかり荒廃し、森に飲み込まれてしまった集落の姿だった。
　家に戻った後祖父や父に問いただしたものの、のらりくらりと躱されて真実は分からない。けれど神殿で働く他の神官や司祭、その当時の新聞などから少なくとも、あの村が襲われて焼け落ち、全滅したということが分かった。
良くしてくれた叔父たちも、双子のように仲の良かった従姉妹も死んだのか、と落ち込んで過ごす毎日。そんなある日、酒に酔った父がぽろりと「シシー(従姉妹)は生きている、どこにいるかは分からない、裏切者が逃がした」と零した。
　真実を暴くなら今しかない、と父へ責め立てるように質問すると、あの集落を滅ぼしたのは祖父を筆頭とした神殿だったと教えられた。その理由が、あの集落にいるエルフたちが蛮族の神へと信仰を変え、子供を生贄にして蛮族の神ラーリス神を召喚しようとしていた為だとも。従姉妹も、そしてクロエ自身も生贄候補として白羽の矢が立っており、それに気づいた祖父が子供だけでも連れ出そうと叔父のところへやっていたが、叔父は激しく拒絶。なんとかクロエだけは連れ戻せたが、従姉妹はそのままあの集落に留まることに。
　それを聞いていても立ってもいられなくなったクロエは、従姉妹を捜す旅に出ることにした。もしかしたら、従姉妹は会いたくないと思っているかもしれないが、とにかく無事に生きていてくれたら良いと願っている。色々な国、地方を旅するには、知恵と力が必要。まずは冒険者となるべく、ランドール地方の南にあるハーヴェス王国へ向かった。

冒険者として

ハーヴェス王国へ北門から入ってすぐにあるギルド支部「ドラゴンファイア」へ入り、冒険者としての一歩を踏み出した。

セッション履歴

収支履歴