“忠節・狼王殺し”リィディアンカーナ・メレスケレス
プレイヤー:ガンマ
- 種族
- ミストエルフ
- 年齢
- 17
- 性別
- 女
- 種族特徴
- [暗視][剣の加護/惑いの霧]
- 生まれ
- 拳闘士
- 信仰
- ランク
- 穢れ
- 技
- 11
- 体
- 4
- 心
- 11
- A
- 11
- B
- 7
- C
- 6
- D
- 10
- E
- 9
- F
- 5
- 成長
- 2
- 成長
- 2
- 成長
- 1
- 成長
- 0
- 成長
- 0
- 成長
- 0
- 器用度
- 24
- 敏捷度
- 20
- 筋力
- 11
- 生命力
- 14
- 知力
- 20
- 精神力
- 16
- 増強
- 増強
- 増強
- 増強
- 増強
- 増強
- 器用度
- 4
- 敏捷度
- 3
- 筋力
- 1
- 生命力
- 2
- 知力
- 3
- 精神力
- 2
- 生命抵抗力
- 7
- 精神抵抗力
- 7
- HP
- 29
- MP
- 16
- 冒険者レベル
- 5
経験点
- 使用
- 10,000
- 残り
- 0
- 総計
- 10,000
技能
- グラップラー
- 5
- エンハンサー
- 3
- スカウト
- 1
戦闘特技
- 《武器習熟A/格闘》
- 《鎧貫きⅠ》
- 《武器習熟S/格闘》
- 《追加攻撃》
練技
- 【キャッツアイ】
- 【マッスルベアー】
- 【ガゼルフット】
判定パッケージ
スカウト技能レベル1 | 技巧 | 5 | |
---|---|---|---|
運動 | 4 | ||
観察 | 4 |
- 魔物知識
- 0
- 先制力
- 4
- 制限移動
- 3 m
- 移動力
- 20 m
- 全力移動
- 60 m
言語
会話 | 読文 | |
---|---|---|
交易共通語 | ○ | ○ |
エルフ語 | ○ | ○ |
技能・特技 | 必筋 上限 | 命中力 | C値 | 追加D | |
---|---|---|---|---|---|
グラップラー技能レベル5 | 11 | 9 | ― | ― | 6 |
《武器習熟S/格闘》 | ― | ― | ― | ― | 3 |
武器 | 用法 | 必筋 | 命中力 | 威力 | C値 | 追加D | 専用 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
エッジドアーム | 1H | 10 | +1=10 | 20 | 11 | 9 |
技能・特技 | 必筋 上限 | 回避力 | 防護点 |
---|---|---|---|
グラップラー技能レベル5 | 11 | 8 | ― |
防具 | 必筋 | 回避力 | 防護点 | 専用 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
鎧 | ポイントガード | 1 | 1 | |||
合計: すべて | 9 | 0 |
- 所持金
- 1,360 G
- 預金/借金
- 0 G / 0 G
所持品
- 名誉点
- 100
- ランク
名誉アイテム
点数 | |
---|---|
冒険者ランク |
容姿・経歴・その他メモ
名前:リディアンカーナ・メレスケレス
性別:女
種族:ミストエルフ
年齢:17歳
特徴:白い長髪、緑色の瞳。
好きなもの:紅茶(ダージリン)
主人の影響を受けた。
嫌いなもの:ほうじ茶ラテ
意味が分からない。
身長:154センチ
テーマソング:「あんなに一緒だったのに(See-Saw)」
●経歴
リィディアンカーナ・メレスケレス。
彼女はスノウエルフの隠れ里に暮らすたった一人のミストエルフだ。彼女の両親は彼女が6歳のころ目の前で大型の獣に食い殺された。彼女の両親は冒険家でよく娘を連れ立って森や洞窟を旅した。そんな中の出来事だった。
両親を食い殺したのは、緑色の体毛を持つ巨大な狼だった。両親が叫び、逃げろと娘に告げる。
リィディアンカーナは腰を抜かし、両親が物言わぬ肉塊になっていく様を震えながら見つめることしかできなかった。
狼が両親を食い殺し、牙から血を滴らせてリィディアンカーナを見る。
(殺される・・・!?)
震えながら、失禁しながら。
リィディアンカーナは死を覚悟することもできず、ただただ恐怖で頭の中をかき回されていた。
と、次の瞬間に狼の様子がおかしくなった。
見当違いの方向を見て、グルルと唸り声をあげる。そこには何もいないのに、まるで巨大な怪物がそこにいるかのように警戒心をあらわにしている。
瞬間、誰かの手がリィディアンカーナの口を押えて茂みの中へと引きずり込んだ。思わず叫び声が漏れそうになる。
「静かに」
手の主が声をかける。静かな、平坦な声だった。
声の主の顔を見ると、そこには銀髪の少年が居た。エルフだ。だが自分とはすこし違う。そう感じた。
「幻覚の魔法をかけています。奴がそれに気を取られている内にここを離れましょう」
少年はそういって、ゆっくりとゆっくりと茂みを移動し、リィディアンカーナを連れてその場を後にしたのだった。
「フィリスウェール。私の名前です。あなたは?」
森を歩いてすこししたころ。
少年はそう名乗った。
「…リィディアンカーナ」
「リィディアンカーナですか。よい名ですね。ご両親のことは残念でした。あれは狼王。このあたりの主です。非常に強力で賢しい狼です。真っ向から挑んでは‥‥」
そこでフィリスウェールは言葉を切った。リィディアンカーナがうつむいているのに気が付いたのか、やや困ったようにフィリスウェールは頬をかいた。
「失礼。両親を失ったあなたの前でする話ではなかったですね。私はどうも、こう言った配慮ができる方ではないので。どうしたらいいのかわからないのです」
その言葉を受けてリィディアンカーナはぽつりと言葉を漏らした。
「‥‥死にたい」
「なんですって?」
「もう母さんも父さんもいない。生きてたってしょうがない。だから、死にたい、です」
それを聞いた少年は何も答えない。優しい言葉をかけるわけでも、激高するわけでも、諭すわけでもない。
ただ、一言告げた。
「あなたに、そんな度胸はないでしょう?」
リィディアンカーナは唇をかむ。彼のいう通りだと、子供ながらに思ったからだ。
狼王が怖かった。
食われるのが怖かった。
死ぬのが怖かった。
生き残ってしまったことがつらい。
死ぬのは怖い。
なら、いったいどうすればよいのか。
「期待されても、私からかけられる言葉はありませんよ。ただ」
「迷う内は、生きていれば良いのではないですか?」
あまり興味なさそうに、フィリスウェールはそう言った。
リィディアンカーナはその後、フィリスウェールの案内でエルフの隠里へと案内された。
彼らはエルフの中でもスノウエルフという種族で、ミストエルフと同じく希少なエルフ種らしい。フィリスウェールはその里長の家の一人息子で、まだ8歳だと知り驚いた。落ち着いた雰囲気からもっと大人だと思ったのだ。
排他的なスノウエルフの里はリィディアンカーナをあまり歓迎していなかった。そのまま森に返すべきだと主張する者までいた。それに待ったをかけたのは意外にも、フィリスウェールだった。
彼はリィディアンカーナを自分の使用人として里に置くと言い出した。
「森に放り出して死なれたら、私が殺したみたいですからね。死ぬ決心がつくまでは居ていいですよ」
と、彼はリィディアンカーナに言った。
リィディアンカーナはスノウエルフの隠里でフィリスウェールの使用人として暮らすようになった。
性を持たなかった彼女は「メレスケレス」の性を与えられ、フィリスウェールの身の回りの世話が仕事になった。
ある日、フィリスウェールは何冊かの本をリィディアンカーナに差し出した。
「私には不要な本でした。もし気が向いたら読むといいでしょう」
本には拳闘士の修行法が記されており、もともと体を動かすのが好きだったリィディアンカーナは拳闘の腕を磨いていくことになる。それを見たフィリスウェールは錬体士の本を持ってきて、彼女に与えた。これによりリィディアンカーナはますます腕をあげていくことになる。周りのスノウエルフからは奇異の目で見られたが。
リィディアンカーナから見たフィリスウェールは変わったスノウエルフだった。他のスノウエルフのように排他的でもなく、学びに飢えている。もう屋敷にある本をすべて読んでしまったようで、なんどもなんども同じ本を読んではため息をついていた。かといって机にかじりつきっぱなしというわけでもなく、時折森に出て魔法の練習を行っていた。
その魔法の完成度は素人のリィディアンカーナから見てもかなりの物だったが、フィリスウェールはいつもその出来に不満げだった。
「ここでの学びには限界がある」
それがフィリスウェールが時々零す独り言だった。その時の彼の瞳はどこか遠くを見つめていて、リィディアンカーナは物思いにふける彼の表情に見入ってしまっていた。フィリスウェールがこちらを向くと、気まずくなって慌てて目を逸らした。
「ディアン」
ある日、フィリスウェールはリィディアンカーナのことをそう呼んだ。
しばらくあたりを見回した後、「あなたのことですよ、リィディアンカーナ」と言われ、慌ててフィリスウェールのそばへと駆け寄った。
「ディアンとは私のことでしょうか、ご主人様?」
「ええ。まぁなんとなく呼んでみただけです。私自身、フィリスと呼ばれることが多いので。それに倣った形ですね。まぁあなたも長く私に仕えてくれているので、私なりの親しみの表現ですよ」
そういってフィリスは薄くほほ笑んだ。リィディアンカーナは心臓を鷲掴みにされたような心地になった。とくん、とくん、と胸が高鳴った。もっとそう呼んでほしい。そう思った。
これから先も、フィリスウェールに仕え続けよう。そしていつか博識な彼にこの胸の高鳴りの答えを聞いてみよう。
もはや死ぬ気はすっかり失せていた。フィリスウェールが、彼こそが自分の生きる意味だと、リィディアンカーナはそう思っていた。
ある日のこと、リィディアンカーナはフィリスウェールに呼び出された。
「ディアン、あなたが来てから数年ですね。いつも尽くしてくださって、感謝していますよ」
「もったいないお言葉です」
「今日は日々のお礼をしたいと思って呼んだのです」
そういってフィリスウェールは小さな宝石のペンダントを取り出した。それをリィディアンカーナの首に下げる。彼の顔が近づいて、リィディアンカーナはドギマギした。
「う、受け取れません、こんな高価そうな・・・」
「これを私だと思ってください」
「え‥‥?」
フィリスウェールは突然そんなことを言った。小さな声で、耳を澄まさなければ聞こえないような声で。
「どういう意味ですか・・・?」
「…なに、深い意味などありませんよ。大切にしてくださいという意味です」
すごく、嫌な予感がした。
「ご、ご主人様! わ、私をずっとそばにおいてください!!」
気がつけばリィディアンカーナはそう叫んでいた。フィリスウェールは彼にしては珍しく、驚いたような顔をして。
「ええ、もちろん」
そういっていつものように薄くほほ笑んだ。
-------------フィリスウェールのベッドがもぬけの空になっていたのは、その一週間後のことだった。
リィディアンカーナは膝から崩れ落ちた。
分かっていたことだ。
彼がこんな小さな里のエルフで終わる器じゃないことくらい。
分かっていたことだ。
ほかならぬ彼がさらなる果てと理想を外の世界に求めることくらい。
分かっていたことだ。
そこに自分が居なくてもいいことくらい。
それでも、それでも思わずにはいられなかった。
「ご、主人様‥‥ご主人様ぁ・・・!」
私の存在はあなたの中で、そんなにも小さいのですか、と。
ペンダントを握りしめた少女の嗚咽が、部屋に静かに染みていった。
4年後、ユーシズ魔導公国にある放浪者の噂が立った。
それは、銀色の髪のミストエルフだという。
それは、鋭い拳をはなつ拳闘士の少女だという。
それは、暗殺を主流としたさまざまな汚れ仕事を請け負うという。
彼女は報酬に金を求めない。
彼女はあるスノウエルフを探しているという。
風体はぼろぼろで、何かにすがるような目をして。
それでも、その男を探し続けているのだという———。
●関連人物
〇フィリスウェール・メレスケレス
:命の恩人にして主人。幼い日より仕え続けた、現在では命よりも大切な人。その感情は恋慕に至っているが、気持ちを打ち明け答えを聞く前にフィリスウェールは旅立ってしまった。彼が彼女をどう思っているかは不明だが、リィディアンカーナの気持ちはかけらも揺らいでいない。
〇狼王
:両親の仇。賢しい狼の王。リィディアンカーナがスノウエルフの里からいなくなってから数日後、胴体をえぐり取られた彼の遺体が見つかった。
●性格
:基本的には奥ゆかしく、礼節を欠かさないどこにでもいるような普通の少女。しかし、主であるフィリスウェールに対する忠誠心は極端の一言に尽き、彼を害する可能性や悪影響を与えそうな存在に対しては一片の容赦も持たない。また両親を狼に食い殺されていることから、基本的に動物嫌い。
恋愛に関して奥手であり、フィリスウェールが自分以外の誰かを選んだのだとしても、それがフィリスの心からの愛ならそれでよいと思っている。厳しい審査を相手に課すかもしれないが。
●戦闘スタイル
五里霧中撃
:高い回避力と命中率を生かしたヒット&アウェイ戦法。鎧貫きで相手の防護点を貫通し、さらに追撃を加える。一方で相手の攻撃は種族特徴も相まってまず当たらない。
●日常会話
「ご主人様・・・何処に」
「会いたい人がいるんです。伝えたいことがあるんです」
●戦闘開始
「急ぎしとめます」
「仕事をこなしましょう」
●攻撃時
「邪魔を、しないで!」
「獣が、私の前に立つな!」
●戦闘終了
「この戦いに見合う情報だと良いのですが」
「次の宛にうつりましょう」
●Fate/type DEAD END
あなたを主人とは呼びません。私の主人はただ一人。断じてあなたではありません。
CLASS:アサシン
属性:中庸・善・地
マスター:???
聖杯に掛ける願い:かつての主人との再会と、とある質問の答えを得ること。
宝具:疑雲猜霧
●詳細
:曙あけみの探偵事務所に強襲をしかけたアサシンのサーヴァント。見た目は銀髪の幼い少女の姿をしている。周囲に霧を発生させ、気配を完全に絶った状態で現代で言う拳法のような攻撃をしかけてくる強敵。
●真名
ソード・ワールド250篇の物語の一つ、「七色のマナ」にて断片的に語られるミストエルフのグラップラー、リディアンカーナ・メレスケレス。魔術師フィリスウェール・メレスケレスに献身的に仕えていたが、外の世界に理想を求めたフィリスウェールに里に置き去りにされた悲劇の女性。
彼女はその後、厳しい鍛錬を重ね、自らの両親の仇であった魔獣、狼王を打倒したといわれている。
その後の彼女の消息は断片的に語られるばかりではっきりした記述が残っていないが、今回召喚された彼女はフィリスウェールとの再会が生涯叶わず、一人静かに旅を終えた時間軸の存在。
そのため、彼女が聖杯に掛ける願いは主人との再会。叶うならもう一度会いたい。彼女にとっては胸の内にある伝えられなかった思いが生前の唯一にして最大の未練だから。
●人物
幼い外見とは裏腹に激情を秘めた少女。基本的にはマスターに従うものの、その有り様には常に「対等」を求める。彼女にとって主人とはただ一人の魔導士を指すのであり、それ以外の人物に忠義を尽くすことは筆舌に尽くしがたい裏切り行為なのだ。
目的のためなら小を切り捨てることも能わず、曙あけみがマスターでありながらただの一般人であることを知っても自らの望みのために攻撃の手を緩めることはなかった。
●ステータス
:アサシンらしく全体的にステータスは低めだが、それを補ってあまりある高ランクの気配遮断スキルと、両拳を使用した連続攻撃を使用したヒット&アウェイ戦法を得意とする。暗殺の逸話こそ少ないものの、あまりに暗殺に特化した能力が彼女のアサシンとしての格を押し上げている。
筋力:C 耐久:E 敏捷:B 魔力:B 幸運:D 宝具:C
●スキル
〇気配遮断(A+)
:アサシンのクラススキル。自身の気配を消す能力。ミストエルフであるアサシンは後述するスキルの恩恵もあって非常に高いランクでこのスキルを有し、気配を絶てばサーヴァントであっても発見はほぼ不可能。ただし、攻撃時はランクが大きくダウンする。
〇惑いの霧(A)
:エルフの中でも希少種であるミストエルフ種が共通して持つスキル。自身の周囲から霧を発生させ自らの気配遮断能力を底上げする。アサシンの戦闘の中核を支える重要なスキル。
〇錬体士(B)
:ラクシアにおいてエンハンサーと呼ばれるスキル。特殊な技術によって肉体を強化することができる。アサシンの場合、敏捷と筋力を一段階上昇させ、攻撃を必中にすることができる。この効果は30分持続する。
〇仕切り直し(C)
:戦闘から離脱し、状況をリセットするスキル。技の発動を途中でキャンセルし、バッドステータスもいくつか解除することができる。
〇狼王殺し(A)
:狼の王たる魔獣を独力で斃してみせた逸話がスキルとなったもの。リカント族をはじめとした「獣」に対して強力な特攻を持つ。
●宝具
疑雲猜霧
「邪魔をするなら、消えてもらいましょう」
「ここは森、霧の森。我が拳は銀色に輝き、邪悪なる獣はみな死に絶える。これが認識外の殺獣拳。疑雲猜霧!」
:視界を完全に覆う霧の中から放たれる、不可視の二撃。一撃めは外郭を、二撃目は霊核を破壊し、敵に確実な死を与える。この宝具を発動した際、気配遮断スキルの攻撃時デメリットは完全に消失する。
●関連人物
〇フィリスウェール・メレスケレス
:生前唯一彼女が仕えた主。心の底から慕っていたが、ある日突然彼はアサシンの前から姿を消した。リィディアンカーナにとってフィリスウェールは全てであったが、フィリスウェールにとってリィディアンカーナは何だったのか。彼女はせめてそれが知りたいと思っている。
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | ガメル | 名誉点 | 成長 | GM | 参加者 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
キャラクター作成 | 10,0006,000 |
100
| 器用×2 | 敏捷×2 筋力×1
|
| | ||
取得総計 | 10,000 | 6,000 | 100 | 5 |
収支履歴
エッジドアーム::-4440
ポイントガード::-100
スカウト用ツール::-100