【星鉄加工(特技派生/常時特技)】
(ウォーレリア大陸)- 入門条件
ウォーレリア大陸の各地に埋蔵する不思議な鉱物〈星鉄(メテオライト)〉を加工に利用した、特殊な加工技術です。技能派生と特技派生の 2 種類に分けられ、武器一つにつき、技能派生を一つ、特技派生を一つ付けることが
できます。同じ星鉄加工をした武器または防具を複数装備しても、その効果は累積しません。
この加工はⅠⅡⅢの三段階に分けられており、これらを「クラス」と呼称します。その加工自体はクラスに対応した金額さえ支払えば可能ですが、その能力を適用するには指定された条件を満たす必要があります。
派生の種類 | 説明 |
---|---|
技能派生 | 指定された技能のレベルによって適用されるクラスの上限が決まります。 |
条件:Ⅰ:1レベル~ Ⅱ:6 レベル~ Ⅲ:11 レベル~ | |
特技派生 | 習得している特技によって適用されるクラスの上限が決まります。 |
条件:加工の説明を参照します。 | |
流派装備
加工にかかる費用はクラスによって決定されます。
星鉄加工を剥がすには加工にかかった費用の1/4がかかります。
クラス | 加工費用 |
---|---|
Ⅰ | 10,000G |
Ⅱ | 20,000G |
Ⅲ | 40,000G |
秘伝
項目名を置き換えて使用しています。
必要名誉点⇒技能派生or特技派生
限定条件⇒加工できる装備
《攪乱歩法》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《足さばき》
- 限定条件
- 〈金属鎧〉〈非金属鎧〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 移動しない場合、近接攻撃への回避力判定+1
- 効果
そのラウンドに移動しなかった場合、装備者は1ラウンドの間、近接攻撃に対する回避力判定に+1のボーナス修正を得ます。ランクⅡでは転倒状態、何らかの能力で強制的に移動させられた場合、「引きはがし処理」が発生する状態の場合は、効果を持ちません。ランクⅢでは移動さえ発生しなければ効果を持ちます。
ランク 条件 効果 Ⅱ 《足さばき》 回避力判定+1、転倒時など不可 Ⅲ 《足さばき》 回避力判定+1、移動さえなければ可
《紙一重》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《かいくぐり》
- 限定条件
- 〈盾〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 絶妙な回避時に一度だけ攻撃できる
- 効果
装備者は近接攻撃に対する回避力判定において、達成値で4以上上回って成功したとき、攻撃者に対して、手持ちの武器で攻撃することができます。これは通常の攻撃と同様に命中力判定から行いますが、その前後で宣言や補助動作は行えません。
回避力判定に自動成功した場合には、達成値+5ルール(『Ⅰ』97~98頁)に従って判断してください。ランク 条件 効果 Ⅱ 《かいくぐり》 達成値で4以上上回れば発生
《加速》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《回避行動Ⅰ》《回避行動Ⅱ》
- 限定条件
- 〈非金属鎧〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 1戦闘に1度だけ、回避力判定の失敗時にボーナス修正を得る
- 効果
装備者は1回の戦闘につき1度だけ、回避力判定の結果にボーナス修正を得ることができます。ランクⅠでは達成値に+4、ランクⅡでは自動成功となります。この効果を発生させるかどうかは、回避力判定を振って結果を確認したあとで、ダメージを決定する前に決めることができます。
ランク 条件 効果 Ⅰ 《回避行動Ⅰ》 達成値に+4 Ⅱ 《回避行動Ⅱ》 自動成功
《強靭》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《頑強》《超頑強》
- 限定条件
- 〈金属鎧〉〈非金属鎧〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 転倒や投げ攻撃に耐性を得る
- 効果
装備者は、転倒しても即座に起き上がることができます。転倒や起き上がりによるペナルティ修正も発生しません。ランクⅠでは転倒そのものを避けることはできず、〈投げ〉に類する攻撃が発生させるダメージや落下ダメージを防ぐことはできません。ランクⅡでは上記のダメージを-10点することができます。
ランク 条件 効果 Ⅰ 《頑強》 転倒のペナルティ修正を受けない Ⅱ 《超頑強》 ランクⅠの効果+〈投げ〉のダメージ、落下ダメージを-20点
《魔力の力場》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《キャパシティ》
- 限定条件
- 〈非金属鎧〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 魔法への耐性を得る
- 効果
装備者は体内のマナの流れを研ぎ澄ますことで、魔法に対する精神抵抗力判定にボーナス修正を得ます。ランクⅠでは+1、ランクⅡでは+2されます。
ランク 条件 効果 Ⅱ 《キャパシティ》 魔法に対する精神抵抗力判定+1 Ⅲ 《キャパシティ》 魔法に対する精神抵抗力判定+2
《俯瞰視点》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《射手の体術》
- 限定条件
- 〈金属鎧〉〈非金属鎧〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 遠隔攻撃や「形状:突破」「形状:貫通」に対して有利になる
- 効果
装備者は遠隔攻撃に対する回避力判定に+4のボーナス修正を得ます。さらにランクⅡでは、「形状:突破」「形状:貫通」の効果範囲内で、効果に巻き込まれるかどうかを決めるとき、1dの出目が1高いものとして扱います(7以上の時は6として扱います)。
ランク 条件 効果 Ⅰ 《射手の体術》 遠隔攻撃に対する回避力判定+4 Ⅱ 《射手の体術》 ランクⅠの効果+「形状:突破」「形状:貫通」が巻き込まれにくくなる
《激唱》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《終律増強》
- 限定条件
- 〈楽器〉〈特殊楽器〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- さらに終律の威力を+10(合計+20)
- 効果
終律を演奏するとき、1ラウンドの間、生命・精神抵抗力を-2することで、終律によるダメージや回復量の威力がさらに+10(合計+20)されます。
ランク 条件 効果 Ⅰ 〈終律増強〉 威力+10(合計+20)
《変化球》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《スローイングⅠ》《スローイングⅡ》
- 限定条件
- 〈投擲〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 投擲武器による攻撃に近接攻撃用の宣言特技を適用できる
- 効果
装備者は遠隔攻撃に《囮攻撃》《斬り返し》《全力攻撃》《薙ぎ払い》《必殺攻撃》《捨て身攻撃》の宣言特技の効果を適用することができます。ただし使用する戦闘特技は装備者自身が習得している必要があります。使用できる宣言特技はローマ数字に対応し、ランクⅠでは《***Ⅰ》、ランクⅡでは《***Ⅱ》、ランクⅢでは《***Ⅲ》まで適用できます。
ランク 条件 効果 Ⅰ 《スローイングⅠ》 《***Ⅰ》までの近接攻撃用の戦闘特技が使用可能 Ⅱ 《スローイングⅡ》 《***Ⅱ》までの近接攻撃用の戦闘特技が使用可能 Ⅲ 《スローイングⅡ》 《***Ⅲ》までの近接攻撃用の戦闘特技が使用可能
《針の穴》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《ターゲティング》《鷹の目》
- 限定条件
- 〈スタッフ〉〈投擲〉〈ボウ〉〈ガン〉〈クロスボウ〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 遠隔攻撃や「形状:射撃」の能力の射程が延長される
- 効果
加工した武器による遠隔攻撃や「形状:射撃」の能力の射程が+10mされます。ランクⅡではあらゆる「[常]攻撃障害」「[常]魔法障害」の能力による相手のボーナス修正を無視できます。この効果は「不可」となっている部位は対象とすることができません。
ランク 条件 効果 Ⅰ 《ターゲティング》 射程+10m Ⅱ 《鷹の目》 ランクⅠの効果+攻撃障害無視
《突風蹴り》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《跳び蹴り》
- 限定条件
- 〈格闘〉(〈キック〉を強化するもの)
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 効果
装備者の《跳び蹴り》により発生する〈キック〉による攻撃は、「射程/形状:1(装備者の移動力)/突破」となります。ランクⅢではこの《跳び蹴り》で発生するダメージを風属性にすることができます。
ランク 条件 効果 Ⅱ 《跳び蹴り》 跳び蹴りの攻撃が「形状:突破」となる Ⅲ 《跳び蹴り》 ランクⅡの効果+風属性を付与
《一本背負い》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《投げ強化Ⅰ》《投げ強化Ⅱ》
- 限定条件
- 〈格闘〉(1H拳または〈投げ〉を強化するもの)〈非金属鎧〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- HP0以下の部位を無視できる
- 効果
装備者による〈投げ〉の攻撃において、対象の部位数を考えるとき、HPが0以下になった部位を一部数えないものとします。
ランク 条件 効果 Ⅰ 《投げ強化Ⅰ》 1部位まで数えない Ⅱ 《投げ強化Ⅱ》 2部位まで数えない Ⅲ 《投げ強化Ⅱ》 無制限
《天上の音楽》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《ハーモニー》
- 限定条件
- 〈楽器〉〈特殊楽器〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 至高の音楽が心なき生物の心の扉をも開く
- 効果
精神効果無効を持つキャラクターに対して呪歌の効果が及ぶようになります。(ペットの呪歌を含める)
ランク 条件 効果 Ⅰ 《指揮者》 精神効果無効を無効
《致命撃》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《武器習熟A/ソード》《武器習熟S/ソード》《武器の達人》
- 限定条件
- 〈ソード〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 威力決定の2dの出目が10以上の時、「冒険者レベル」点の追加ダメージが発生する
- 効果
加工した武器による攻撃の威力決定の最初の2dの出目が10以上の時、「冒険者レベル」点の追加ダメージが発生します。この2dの出目はクリティカルレイなどの出目を上昇させる効果には影響されません。
ランク 条件 効果 Ⅰ 《武器習熟A/ソード》 出目11以上 Ⅱ 《武器習熟S/ソード》 出目10以上 Ⅲ 《武器の達人》 出目9以上
《深手の一撃》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《武器習熟A/アックス》《武器習熟S/アックス》《武器の達人》
- 限定条件
- 〈アックス〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 敵に回復が困難な一撃を与える
- 効果
加工した武器による
ランク 条件 効果 Ⅰ 《武器習熟A/アックス》 Ⅱ 《武器習熟S/アックス》 Ⅲ 《武器の達人》
《穿通》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《武器習熟A/スピア》《武器習熟S/スピア》《武器の達人》
- 限定条件
- 〈スピア〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 目にもとまらぬ速さで連撃を行う
- 効果
加工された武器による攻撃は、クリティカル時に相手の防護点を5点まで無視します。
ランク 条件 効果 Ⅰ 《武器習熟A/スピア》 5点 Ⅱ 《武器習熟S/スピア》 10点 Ⅲ 《武器の達人》 20点
《兜割り》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《武器習熟A/メイス》《武器習熟S/メイス》《武器の達人》
- 限定条件
- 〈メイス〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 対象の防護点を一部無視する
- 効果
加工された武器による命中力判定の達成値が、回避力判定の達成値を上回った値に応じて、防護点を一部無視します。ランクⅠではその達成値の差と同じだけの防護点を無視します。ランクⅡでは達成値の差+2、ランクⅢでは+4した値と同じだけ防護点を無視します。
ランク 条件 効果 Ⅰ 《武器習熟A/メイス》 達成値の差の防護点無視 Ⅱ 《武器習熟S/メイス》 達成値の差+2の防護点無視 Ⅲ 《武器の達人》 達成値の差+5の防護点無視
《魔法記憶》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《武器習熟A/スタッフ》《武器習熟S/スタッフ》《武器の達人》
- 限定条件
- 〈スタッフ〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- スタッフに魔法を覚えさせておくことができる
- 効果
加工された〈スタッフ〉には、自身が使える真語魔法、操霊魔法、深智魔法のうちから1つ、教えておくことができます。装備者はこれを自身の戦闘準備または補助動作でこれを行使できます。この魔法の達成値は0、魔力は0として扱います。MPの消費は装備者が行います。この能力は1日に1度しか使えません。この効果は複数の《魔法記憶》の加工がなされたスタッフを持っていても、術者が使用できる回数は変わりません。
覚えさせておく魔法の最大レベルはランクによって変わります。覚えさせる魔法を変更するには、1時間の時間が必要です。ランク 条件 効果 Ⅰ 《武器習熟A/スタッフ》 最大5レベル Ⅱ 《武器習熟S/スタッフ》 最大10レベル Ⅲ 《武器の達人》 最大15レベル
《絡め取り》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《武器習熟A/フレイル》《武器習熟S/フレイル》《武器の達人》
- 限定条件
- 〈フレイル〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 絡め取って対象の行動を阻害する
- 効果
加工された武器による攻撃が命中した場合、対象は1ラウンドの間命中力判定に-1のペナルティ修正を負います。ランクⅡでは対象は回避判定にも-1のペナルティ修正を負います。ランクⅢではさらに対象の打撃点を-4します。複数を同時に攻撃する場合、命中した中から任意に一体を選びます。
ランク 条件 効果 Ⅰ 《武器習熟A/フレイル》 回避力判定に-1 Ⅱ 《武器習熟S/フレイル》 ランクⅠの効果+命中判定に-1 Ⅲ 《武器の達人》 ランクⅡの効果+打撃点-4
《激震》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《武器習熟A/ウォーハンマー》《武器習熟S/ウォーハンマー》《武器の達人》
- 限定条件
- 〈ウォーハンマー〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 威力表決定の出目に応じて、対象の生命・精神抵抗力判定にペナルティ修正
- 効果
加工された武器の威力決定の出目が「10以上」だった場合、対象の生命・精神抵抗力にペナルティ修正を与えます。この効果は適用ダメージが0点の時は発生せず、またいかなる場合も累積しません。
ランク 条件 効果 Ⅰ 《武器習熟A/ウォーハンマー》 生命・精神抵抗力-1 Ⅱ 《武器習熟S/ウォーハンマー》 生命・精神抵抗力-2 Ⅲ 《武器の達人》 生命・精神抵抗力-3
《連続打撃》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《武器習熟A/格闘》《武器習熟S/格闘》《武器の達人》
- 限定条件
- 〈格闘〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 命中するたびに追加ダメージが発生する
- 効果
この加工がされた武器が命中した場合、10秒(1ラウンド)の間、装備者の与える物理ダメージを上昇させます。この効果は累積します。
ランク 条件 効果 Ⅰ 《武器習熟A/格闘》 物理ダメージ+1 Ⅱ 《武器習熟S/格闘》 物理ダメージ+2 Ⅲ 《武器の達人》 物理ダメージ+3
《豪速球》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《武器習熟A/投擲》《武器習熟S/投擲》《武器の達人》
- 限定条件
- 〈投擲〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 「形状:貫通」で遠隔攻撃ができる
- 効果
この武器での攻撃を「射程:その武器に依存」「形状:貫通」で行うことができます。効果範囲内のキャラクターは、巻き込まれたかを決定した後、命中力判定、ダメージ決定を通常通り行います。ランクⅡでは効果範囲内から任意の対象をあらかじめ対象から除外することができます。ランクⅢではこの武器の攻撃で、巻き込まれたとされる1dの出目が-1されます(0以下は1として扱います)。
ランク 条件 効果 Ⅰ 《武器習熟A/投擲》 「形状:貫通」になる Ⅱ 《武器習熟S/投擲》 ランクⅠの効果+任意の対象を除外できる Ⅲ 《武器の達人》 ランクⅡの効果+巻き込まれやすくなる
《速射》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《武器習熟A/ボウ》《武器習熟S/ボウ》《武器の達人》
- 限定条件
- 〈ボウ〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 命中力-2、打撃点-3
- 概要
- 1回の主動作で複数回攻撃する
- 効果
この武器で攻撃するとき、1ラウンドに1度だけ、1回の主動作で2回の攻撃が行えます。リスクとして命中力に-2のペナルティ修正を受け、打撃点が-3されます。《狙撃》の効果を適用する場合、複数回の攻撃は行えません。ランクⅡでは命中力へのペナルティ修正がなくなります。ランクⅢでは打撃点が-3される効果がなくなります。ランクⅠ・Ⅱでは同じ対象しか狙えませんが、ランクⅢではそれぞれ別の対象をとることができます。
矢は2本同時に消費されます。特殊な矢を発射する時には、同じものを2本使わなければなりません。ランク 条件 効果 Ⅰ 《武器習熟A/ボウ》 2回攻撃+命中力-2+打撃点-3 Ⅱ 《武器習熟S/ボウ》 2回攻撃+打撃点-3 Ⅲ 《武器の達人》 ランクⅡの効果+別の対象攻撃可能
《安定射撃》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《武器習熟A/クロスボウ》《武器習熟S/クロスボウ》《武器の達人》
- 限定条件
- 〈クロスボウ〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 鎧を貫通する強力な射撃を放つ
- 効果
膝をつき、姿勢を安定させて射撃することで、敵に強力な一撃を与えることができます。リスクとして、回避力判定に自動失敗し、生命、精神抵抗力判定に-1のペナルティ修正を受けます。この効果を用いるかどうかは、手番の開始時に決定します。
ランク 条件 効果 Ⅰ 《武器習熟A/クロスボウ》 命中力+2 Ⅱ 《武器習熟S/クロスボウ》 C値-1 Ⅲ 《武器の達人》 ダメージ+4
《精密操作》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《武器習熟A/ガン》《武器習熟S/ガン》《武器の達人》
- 限定条件
- 〈ガン〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 【***・バレット】の消費MP-1
- 効果
加工された武器に装填した弾丸に対する【***・バレット】の消費MPは-1(最低1)されます。ランクⅡでは加えて加工された武器に対する【ターゲットサイト】【クイックローダー】にも適用されます。ランクⅢではさらに【ホーミングレーザー】【スナイパーレンジ】にも適用されます。
ランク 条件 効果 Ⅰ 《武器習熟A/ガン》 【***・バレット】の消費MP-1 Ⅱ 《武器習熟S/ガン》 ランクⅠの効果+適用する魔動機術追加 Ⅲ 《武器の達人》 ランクⅡの効果+適用する魔動機術追加
《重複賦術》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《賦術強化Ⅰ》《賦術強化Ⅱ》
- 限定条件
- 〈アルケミーキット〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- カード消費を2倍にすることで、賦術判定にボーナス修正
- 効果
カード消費を2倍にすることで、賦術強化Ⅰの効果に加え、賦術判定に+1のボーナス修正を得ます。
ランクⅡでは、賦術強化Ⅱの効果に加え、賦術判定に+2のボーナス修正を得ます。ランク 条件 効果 Ⅰ 《賦術強化Ⅰ》 賦術判定にさらに+1 Ⅱ 《賦術強化Ⅱ》 賦術判定にさらに+2
《広域賦術》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- 《賦術全遠隔化》
- 限定条件
- 〈アルケミーキット〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- カード消費を2倍にすることで、1回の賦術を範囲で適用できる
- 効果
カード消費を2倍にすることで、「対象:一体」のカードの効果を「対象:1エリア(半径3m)/5」として扱えます。
ランク 条件 効果 Ⅰ 《賦術全遠隔化》 賦術を範囲化
《震脚》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《踏みつけ》
- 限定条件
- 〈格闘〉*キックを強化
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 踏みつけが対象の呼吸を乱す
- 効果
1ラウンドの間、対象が練技を使用するとき使用するMPを倍化させます。
ランクⅡでは、さらに1ラウンドの間対象は命中か回避判定に-2のペナルティ修正を受けます。どちらを受けるかはこの効果を受けた側が決定します。ランク 条件 効果 Ⅰ 《踏みつけ》 練技MP倍化 Ⅱ 《踏みつけ》 ランクⅠの効果+命中か回避に-2
《壁陣の構え》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《ブロッキング》
- 限定条件
- 防具
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 《影走り》無効化
- 効果
《影走り》による乱戦離脱に対して移動妨害を行えるようになります。ランクⅡではさらに防護点に+2されます。
ランク 条件 効果 Ⅰ 《ブロッキング》 《影走り》無効化 Ⅱ 《ブロッキング》 防護点+2
《羽毛の身体》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《防具習熟A/非金属鎧》《防具習熟S/非金属鎧》《防具の達人》
- 限定条件
- 〈非金属鎧〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 毒、病気属性に耐性を得る
- 効果
装備者は[形状:突破][形状:貫通]で直接の対象に選ばれなくなります。ランクⅡではさらに巻き込まれるかどうかを決める時の1dの出目で、巻き込まれる場合を「1〜2」に変更します。ランクⅢではさらにこの1dを2回ふれるようになります。
ランク 条件 効果 Ⅰ 《防具習熟A/非金属鎧》 形状:突破、貫通の対象にならない Ⅱ 《防具習熟S/非金属鎧》 巻き込まれる場合を「1〜2」に変更 Ⅲ 《防具の達人》 1dを2回ふれる
《致命耐性》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《防具習熟A/金属鎧》《防具習熟S/金属鎧》《防具の達人》
- 限定条件
- 〈金属鎧〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 致命的な攻撃へ耐性
- 効果
装備者は1回の戦闘につき1度だけ、「[常]痛恨撃」によって追加されるダメージを0にします。ランクⅡではさらに威力表でのクリティカルによる振り足しを無視できます。ランクⅢでは1回の戦闘につき2度使用できます。
ランク 条件 効果 Ⅰ 《防具習熟A/金属鎧》 「[常]痛恨撃」無効 Ⅱ 《防具習熟S/金属鎧》 クリティカル無効 Ⅲ 《防具の達人》 戦闘2度使用
《九死一生》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《防具習熟A/盾》《防具習熟S/盾》《防具の達人》
- 限定条件
- 〈盾〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 回避力判定を命中力判定で代わりに行うことができる。
- 効果
装備者は1回の戦闘につき1度だけ、生死判定を振り直すことができます。ランクⅡではさらに、振り直しの際、生死判定の達成値に+4、ランクⅢでは達成値に+9できます。この効果を発生させるかどうかは、生死判定を行なって結果を確認したあとで決めることができます。
ランク 条件 効果 Ⅰ 《防具習熟A/盾》 生死判定振り直し Ⅱ 《防具習熟S/盾》 生死判定振り直し+達成値に+4 Ⅲ 《防具の達人》 生死判定振り直し+達成値に+9
《効率吸収》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《魔晶石の達人》
- 限定条件
- 〈非金属鎧〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 魔晶石から効率よく MP を引き出す
- 効果
装備者は魔晶石を使い切るとき、その効果を元の魔晶石より1点多いものとして扱います。
魔晶石を二つ使い切る時は、その両方が1点多いものとして扱われます。ランク 条件 効果 Ⅱ 《魔晶石の達人》》 魔晶石を1点多いものとして扱う
《高度指令》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《マリオネット》
- 限定条件
- 〈スタッフ〉〈金属鎧〉〈非金属鎧〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 回避-2、被ダメージ+2
- 概要
- 使役対象の強化に専念する
- 効果
使役対象の命中力に+2のボーナス修正を得て、与えるダメージが+2されます。リスクとして装備者は自身の回避力に-2のペナルティ修正を受け、被ダメージが+2されます。
ランク 条件 効果 Ⅰ 《マリオネット》 使役対象の命中+2、与ダメ+2
《両術博士》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《魔力強化Ⅰ》《魔力強化Ⅱ》
- 限定条件
- 〈スタッフ〉〈金属鎧〉〈非金属鎧〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 知力にボーナス
- 効果
装備者は知力にボーナスを得ます。その値はランクⅠでは+2、ランクⅡでは+4となります。
ランク 条件 効果 Ⅰ 《魔力強化Ⅰ》 知力+2 Ⅱ 《魔力強化Ⅱ》 知力+4
《百中技巧》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《命中強化Ⅰ》《命中強化Ⅱ》
- 限定条件
- 武器
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 1戦闘に1度だけ、命中力判定の失敗時にボーナス修正を得る
- 効果
装備者は1回の戦闘につき1度だけ、命中力判定の結果にボーナス修正を得ることができます。ランクⅠでは達成値に+4、ランクⅡでは自動成功となります。この効果を発生させるかどうかは、命中力判定を振って結果を確認したあとで、ダメージを決定する前に決めることができます。
ランク 条件 効果 Ⅰ 《命中強化Ⅰ》 達成値に+4 Ⅱ 《命中強化Ⅱ》 自動成功
《回転斬り》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《両手利き》《双撃》
- 限定条件
- 1H武器
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 効果
装備者は複数の敵を対象に近接攻撃を行うことができます。リスクとして、3体(部位)以上を対象とする場合、命中力判定にペナルティ修正を受けます。下降値は「対象とした部位数-2」で計算され、最大10体対象で-8のペナルティ修正となります。
これは1回の近接攻撃として扱い、両手利きによる2回目の攻撃は発生しません。
ランクⅡでは下降値が「対象とした部位数-4」となります。ランク 条件 効果 Ⅰ 《両手利き》《双撃》 2Hの威力表を参照 Ⅱ 《両手利き》《双撃》 片方の命中力判定+1
《二連の構え》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《両手利き》《二刀流》
- 限定条件
- 武器
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 効果
装備者は《二刀流》の効果で2回攻撃する時、命中判定を一括で行うことで命中力に+1のボーナス修正を得ます。
ランクⅡではさらにその攻撃により与える物理ダメージ、魔法ダメージに+4されます。ランク 条件 効果 Ⅰ 《両手利き》《二刀流》 命中力+1 Ⅱ 《両手利き》《二刀流》 打撃点+4
《相乗賦術》
- 必要名誉点
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《連続賦術》
- 限定条件
- 〈アルケミーキット〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 賦術判定を一括で行うことで賦術判定にボーナス修正
- 効果
装備者は《連続賦術》の効果で2回賦術判定を行う時、賦術判定を一括で行うことで賦術判定に+2のボーナス修正を得ます。
ランク 条件 効果 Ⅰ 《連続賦術》 賦術判定+2
《不断の呼吸》
- 必要名誉点
- 特技派生
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《練体の極意》
- 限定条件
- 〈金属鎧〉〈非金属鎧〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 練技の効果時間がのびる
- 効果
装備者は練技の効果が消える時、さらに効果時間が1ラウンド延長されます。これは効果時間が切れたときや、何らかの効果で強制的に解除された時に発動します。
ランク 条件 効果 Ⅱ 《練体の極意》 効果時間+1 Ⅲ 《練体の極意》 練技の達成値が生命抵抗力+7となる