【南十字星拳闘術-水鳥掌刃】
(アルフレイム大陸全般)- 入門条件
- 50名誉点、敏捷度18以上(増強無し)
アルフレイム大陸に数多く存在する、南十字星を紋章として掲げる拳闘士達の一門に伝わる「柔よく剛を制し断ち切る」拳を用いた流派です。
軽快な脚裁きや体のバネを活かしたその動きは水面に浮かぶ水鳥のように優雅で華麗、その動きから繰り出される拳は生半可な刃よりも鋭利かつ洗練されていて、指先で相手の体を撫でるように拳を振るだけで、その身を切断され、無数の肉片へと姿を変えます。
その鋭い手刀は、時に空気中に真空波を生み、触れずして相手の肉体を切り刻むことも出来るといった離れ業も可能です。
時には舞うように、時には凄まじい突進から拳を繰り出し、瞬時にして敵の体を切り裂くといったその戦闘方法は、従来の拳闘士とはまた異なる戦い方となるでしょう。
流派装備
この流派は【カスロット豪砂拳・バダス派】同様、自らの拳を鍛え上げて武器としているため、他に武器を持つことを良しとしていません(よしんば用いたとしてもその速度に耐え切れず武器の方が壊れます)。
秘伝《水鳥刃掌》の習得で、この流派の装備として〈パンチ〉を強化する武器を得ますが、これらはすべて「素手」であることと同じ扱いです。
名称 | 知名度 | カテゴリ | 価格 | 概要 |
---|---|---|---|---|
水鳥刃拳/水鳥薄刃拳/水鳥薄氷刃拳 | 0 | 〈格闘〉B/〈格闘〉A/〈格闘〉S | 0 | 【南十字星拳闘術-水鳥掌刃】入門者が鍛えた己の拳 |
秘伝
《水鳥刃掌》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 常時型
- 前提
- なし
- 限定条件
- なし
- 使用
- -
- 適用
- -
- リスク
- -
- 概要
- 水鳥刃拳を装備可能になる
- 効果
カテゴリ〈格闘〉武器〈水鳥刃拳〉を装備可能になります。
また、《武器習熟A/格闘》習得で〈水鳥薄刃拳〉、《武器習熟S/格闘》習得で〈水鳥薄氷刃拳〉が装備可能となります。
《天地分龍手》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《水鳥刃掌》
- 限定条件
- 〈水鳥刃拳〉
- 使用
- グラップラー技能orバトルダンサー技能
- 適用
- -
- リスク
- -
- 概要
- 〈水鳥刃拳〉による遠隔攻撃を行える
- 効果
〈水鳥刃拳〉による攻撃時、この秘伝を習得している場合のみ、近接攻撃とは別に、「射程/形状:1(10m)/射撃」による遠隔攻撃を行うことが出来る。その際、この武器による攻撃は、断空属性の遠隔攻撃として扱う(他の属性が付与されている場合、断空属性かつ付与された属性となる)。
《飛燕流舞》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- 《水鳥刃掌》
- 限定条件
- 〈水鳥刃拳〉
- 使用
- グラップラー技能orバトルダンサー技能
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 命中力のボーナス修正分の落下ダメージ
- 概要
- 回避力判定+1、跳躍して命中力にボーナス修正、飛行や攻撃障害を緩和し出目を修正
- 効果
この秘伝は〈水鳥刃拳〉によって攻撃を行うときのみに宣言できます。華麗に宙へと舞い上がり、宙返りしながら攻撃を行います。
命中力判定前に1d3を振り、その時の出目がその攻撃でのボーナス修正となり、命中の成否に関わらず、攻撃後は回避力に+1のボーナス修正が発生します。また、この攻撃においては対象が「大きさが攻撃を妨げる」とする「○攻撃障害」や「○飛行」及び「○飛翔」の能力を持っている場合、攻撃を実行できるか否かの判断や、攻撃に対する回避力判定への修正が遠隔攻撃時のものとなり、「○飛行」及び「○飛翔」による回避力へのボーナス修正は発生せず、威力表の出目に「+1」します。「○攻撃障害」の能力説明が「大きさ」以外で為されている場合には、この処理は適用されません。
この攻撃を行った後、【命中力へのボーナス修正×1m】の高さから落下します。
《朱雀展翔/烈空刃崖手》
- 必要名誉点
- 20/30
- タイプ
- 《全力攻撃Ⅰ》/《全力攻撃Ⅱ》変化型
- 前提
- 《水鳥刃掌》
- 限定条件
- 《水鳥刃拳》
- 使用
- グラップラー技能orバトルダンサー技能
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 回避力-2、命中力のボーナス修正分の落下ダメージ
- 概要
- 近接攻撃ダメージ+6/+15、跳躍して命中力にボーナス修正、飛行を無視
- 効果
この秘伝は〈水鳥刃拳〉によって攻撃を行うときのみに宣言できます。上空に跳び上がり、その勢いを生かした攻撃を行います。
命中力判定前に1d3を振り、その時の出目がその攻撃でのボーナス修正となり、命中した場合、ダメージを「+6」、烈空刃崖手の場合は「+15」となります。対象が「○飛行」及び「○飛翔」の能力を持っている場合、「○飛行」及び「○飛翔」による回避力へのボーナス修正は発生しません。
この攻撃を行った後、回避力に-2のペナルティ修正が発生し、【命中力へのボーナス修正×1m】の高さから落下します。
《飛翔白麗》
- 必要名誉点
- 50
- タイプ
- 主動作型
- 前提
- 《水鳥刃掌》、《飛燕流舞》、《朱雀展翔/烈空刃崖手》
- 限定条件
- 《水鳥刃拳》
- 使用
- グラップラー技能
- 適用
- -
- リスク
- 回避不可、威力増加分の落下ダメージ
- 概要
- 2段跳躍からの強力な攻撃、【南十字星拳闘術-水鳥掌刃】による秘伝を2つまで宣言可能
- 効果
この秘伝は主動作として〈水鳥刃拳〉による近接攻撃を1回行います。宙へと舞い上がり、さらに中空に手をついて舞い上がってから渾身の手刀を振り下ろして攻撃します。この秘伝による攻撃は、1回の判定で〈追加攻撃〉を行ったものとして扱い、〈両手利き〉を習得していても、攻撃は1回に限られます。《飛び蹴り》を行った手番にはこの秘伝を使用できません。この秘伝での攻撃時に《乱撃》《マルチアクション》は宣言できず、【南十字星拳闘術-水鳥掌刃】による秘伝を2つまで宣言可能とし、その他の「適用:1回の近接攻撃」の宣言特技や宣言特技型秘伝の宣言は行えません。
この秘伝は、他のいかなる主動作とも両立せず、手番には複数回の主動作を行える場合、そのすべてをこの秘伝として実行します。
命中力判定前に2d6を振り、その時の出目×5を〈水鳥刃拳〉の威力に加え、この攻撃が命中した場合、2回威力表を振り、それらを足し合わせ、1回の攻撃として扱います。
この攻撃を行った後、次の手番開始時まで回避力判定を自動失敗として扱い、命中力判定前の【出目×1m】の高さから落下します。