容姿・経歴・その他メモ

小都市のスラムに生まれる。物資が少なく、犯罪が横行するその街は、子供には生き辛いものであった。
だが彼の両親は、そんな掃き溜めのような街の中では真っ当な人物だった。
なんとか我が子を食べさせ、物心がつき始めた彼に活きる手段をと、狩人としての教えを授けていった。
ネヴェアスもそんな両親を尊敬し、期待に応えた。貧しいながらにも大きな犯罪を犯すことなく成長していった。

しかし、そんな生活は長くは続かなかった。
両親が殺されたのだ。狩猟の獲物が狙いだったのか。肉や皮が綺麗になくなっており、部屋も荒らされていた。スラムでは珍しくも無い、物取りの犯行なのだろう。
ネヴェアスは悲しみ、両親の仇を探す。しかし、ついぞ見つけることは叶わなかった。
糧を得る手段はある。こんな街にずっと住んではいられないと、旅に出ることにした。

幸いだったのは、旅をすると言う事が彼の性に合っていたのだろう。多くの土地で様々な事を知るにつれ、旅をすることが生き甲斐になっていた。
また、確かな狩猟の腕は冒険者として生きるのに役に立った。金銭を得、これまで知らずに育った様々な快楽を知ることになる。食べ物、色、数々の趣向品。これまで叶う事のなかった欲望に、彼は忠実だった。
特に異性関係についてはだらしなく、配偶者がいる相手と関係を持つこともあった。種族も問わず、多くの女性を抱いた。ネヴェアスは容姿が優れていたこともそれを助長した。

しかし彼は孤独であった。多くの女性と関係を持つも深い関係になる事はなかった。いや、失うことを恐れて自身から強く踏み入ることがなかったのだ。
冒険者としての活動も基本ソロであった彼は、ある日危険な魔物と遭遇する。
危うく殺されかけ、これまでの人生を思い返していたその時、その人物は現れる。
彼はリルドラケンだった。自身もそうであるのに、身寄りのない者を集め、養っているようだった。
「俺は強いから死なん。一人が嫌ならお前もうちに来い！」
強引であるが、その彼の生き方に強烈に憧れ、同行することとなる。

食事に目が無いことですぐさま意気投合する二人。冒険者としてもパーティを組むこととなる。
冒険者として家族として、腰を落ち着け生きていくことを決めるのだった

生まれた環境：小都市の貧民街
幼少期：狩人として生きる
ハプニング①：あちこち旅し知見を広げた
ハプニング②：配偶者のいる相手と恋をした
ハプニング③：異種族と恋をした
旅に出た理由：家族を全て失ったので
信条①：栄光(家名、名誉)→否定
信条②：欲望(所有、奪取)→肯定
矜持：食べ物に目が無い

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