容姿・経歴・その他メモ

「罪を犯したことがある」「大切な約束をしている」「誰かを救ったことがある」
「失われた場所を取り戻す」

　　　　　「俺は奴を殺す。必ず殺す。何があろうと、殺す――！」　　　　全ては、彼女を救うために――

元は爵位持ちのドレイクに仕えていたルーンフォークの男性
人族の奴隷の世話を任されていたが、ある女性と知り合って強い自我に目覚めた
彼女を精神的に救いながら物理的にも救おうとした彼は、己の至上命題であった『主への忠誠』に背く
当然ながら敵うわけもなかったが、主は自身に背くほどの自我を芽生えさせた彼に興味を抱き、処罰を領地から追放するだけに留めた
領地を追われた後は、旅をしていた物好きな人族の女性にアドバイスを受け冒険者の道を進むことになる
いつか元主を打倒し、彼女を救うその日まで、彼は己を鍛え続ける
己の至上命題に背いたためか、これ以上誰かに仕えようという気は一切ないようだ
元は『クークラ』という名であったが、主から反旗を翻した際に『アンクーラ』と改めた

身長は174cmと人間の男性と同程度。機械部位は首元であるが、襟元を覆う服装のため一見してルーンフォークには見えづらい

基本的にワンマンアーミーであり、他者への支援は二の次なスタイル
冒険者のＰＴは、あくまでもその方が都合がいいからと考えており、他人に対して積極的に気遣いといった姿勢を見せることは少ない
（武器がアームフッカーなのは、ドレイクの魔剣を奪うため。そのうちデスサイズに切り替えるかもしれない）

とある一件でルーンフォークの少女の願いを叶えるために戦う。今まで己に課してきた二つ目の至上命題をも押し退けて、彼は刃を振るい続けた。
それは、彼が命令を遂行するだけの人形から、自ら思考し決定する”人”になったことを意味していた。
自分の最終目標は依然として変わらない。元主を殺し、彼女を救う。
けれど、己の人生はそれだけではないと、彼も感じ始めていた――


TIPS:【ヘルクォーツ＝アベルカイン】
子爵位（バイカウント）を持つドレイク。とある地域を収める蛮族の領主であり、妖魔よりも知能が高い人族を奴隷として働かせている。
奴隷の世話役としてジェネレーターから生み出されたルーンフォークを起用しており、クークラもその内の一体であった。
基本的に領地を恙なく運営していくことに重きを置いており、人族に対する侵略行為は行っていない。だが同時に退屈を感じているらしく、予想だにしないハプニングやアクシデントは歓迎しているそうだ。
近頃、とある人族の少女が彼の元を訪れ身を寄せることになったが、それはまた別のお話――。

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