攻撃後に剣を構え、敵の攻撃を妨害します。
　この秘伝を宣言した秘伝使用者が回避力判定を要求されたとき、その判定を装備している用法：１Ｈの打撃武器による命中判定で行うことを試みることができます。これを行うかどうかの判断は、敵の命中力判定の達成値を確認した後で行えます。またこの時行う命中判定では＋２のボーナス修正を得ます。この命中判定に成功した場合、秘伝使用者が受ける適用ダメージは半分(端数切り上げ)となり、回避力判定に成功した扱いとなります(この命中力判定に回避力判定へのボーナス、ペナルティ修正は適用されませんが、回避力判定の達成値に応じて効果が発生する能力や、効果が変更される能力もこの命中力判定の達成値を当てはめて発動します。また、秘伝の効果時間中に、通常通り回避力判定を行うこともできます)。
　この秘伝を宣言した場合、回避力判定に－２のペナルティ修正を受けます。

　腕や武器を狙って剣を振るい、敵を殺さずに捕えるための護衛術です。
　複数を同時に攻撃する場合には、使用することはできません。
　攻撃が命中した場合、対象は「武器を落とす」ことを選択することができます。
　武器を落とすことを選択した場合、落とした武器を主動作で拾うまで打撃点が－４点され、更に武器によって行う特殊行動の一部を使用できなくなります(何が使用できなくなるかはGMが判断します)。
　武器を落とすことを選択しなかった場合や、武器が存在しない場合は、１０秒(１ラウンド)の間打撃点が－３点され、最初に行う命中判定に－１のペナルティ修正を受けます。この効果は累積しません。

　敵の鎧に全力で剣を振るい、装甲を打ち壊します。
　この秘伝による攻撃の命中判定では－２のペナルティ修正を受けます。
　この秘伝による攻撃でダメージを受けた対象は、戦闘中防護点が－２点されます。この効果は累積しません。
　複数を同時に攻撃する場合、命中した中から任意に一体を選びます。そしてその一体へのダメージ算出において前記の処理を行います。この対象の選択はダメージを決定する前に行われます。

【上位秘伝】
《五輪剣・白夜》　タイプ：《全力攻撃Ⅱ》変化型　前提：《五輪剣・白月》　使用：ファイター技能、バトルダンサー技能　名誉点：30点
・減少する防護点を－６点にします。

【上位秘伝】
《五輪剣・極夜》　タイプ：《全力攻撃Ⅲ》変化型　前提：《五輪剣・白夜》　使用：ファイター技能　名誉点：50点
・減少する防護点を－１０点にします。