容姿・経歴・その他メモ

B2-3：田舎で育った
B3-6：父親が旅に出ている
理由2-1：探している人がいる

リカント族の住まう田舎に住んでいた。
頭よりも体が先に動くようなアホの子。疑問に思うことがあれば、できる限りのことはまず動いてから考える。
野山を駆けたり、村の手伝いをしなかったりして怒られたり、自由に生きていた女の子。
犬のリカントとは聞いてるけど本当にそうだったか話をちゃんと聞いてなくて覚えてない。

父はいつだかに旅に出たらしく、物心ついたときにはすでに村にはいなかった。
でも父がいなくても比較的普通に生活はできていた。めちゃくちゃ困窮しているわけでもないし、問題なく過ごすことができた。
だからといって全く寂しくないわけではなかった。村の子が両親と遊んだり食事したりしている風景がなんとなくうらやましいとも思ったことがあった。
だから、父がいつ出ていって、なんで旅に出て、今はどこで何をしているのか。村に帰る予定はあるのか。
色々気になった。

気になったので父を探し（訪ね）に旅に出た。
父が今何をしているのか聞く術がないのなら、いっそのこと自分で聞きに行こう思いついた。
思い立ったらすぐ行動だ。
母はこれに対して呆れた様子で送ってくれた。

首に巻いているマフラーは父が残したものらしい。
きっとこれを巻いていれば、気づいてくれるかもしれない。

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