ドラクラ・シミア
基本取引価格:(非売品)
- 知名度
- 15
- 形状
- 猿の顔に見える珍しい花
- カテゴリ
- 薬草類
- 製作時期
- 不明
- 概要
- ラン科の植物。動物の顔に似た印象を与える植物群だが、このドラクラ・シミアは特に猿の顔に似ている。
- 効果
-
観賞用の植物。
周囲のマナを吸い、自身の中に最大20のMPを蓄えることができる。
(日に3度、06時、10時、16時に1d6点のマナを吸う、として扱う。
トランスファーマナポイントなどでこの植物にマナを与えることもできる。
吸ったMPは日没後に最大値の半分が消費され、次の日の6時までに全てが失われる。)
これによってドラクラ・シミアはより生き生きと生育し、
まるで動物のように表情を変え、人語に似た音声を発する。
薬草として使用する場合(所要時間10分)、蓄えたマナに加え、
対象:1体X 射程:接触 抵抗:任意で2d6点のマナを吸い、
別の任意の対象に分け与えることができる。
(このMPはマナを吸った対象以外の複数の対象に好きに割り振って良い。)
薬草として使用すると、このアイテムは失われる。
由来・逸話
主にディガット山脈の1500~2000mほどの高原、特に湿度の高い雲霧林に生育する。樹上に着生し、原生林に多く見られ、人工林や撹乱された環境での発見の例は少ない。特異な形の観賞用の植物で、一部の好事家に有名だが、彩りに乏しく、一般的な鑑賞価値は高くない。また高地の雲霧林に生育するものであるだけに、暑さへの対策が必須で、人工的な生育・維持が難しい。
グルアドに渡された、このドラクラ・シミアは貴族向けの園芸家が魔術師の手を借りて品種改良した株の亜種のようで、とびきりめずらしいもののようだ。