容姿・経歴・その他メモ

経歴A：憧れる冒険者がいる。
経歴B：同じ夢を何度も見ている。
経歴C：決して手放すことのできない小物がある。
冒険者になった理由：無理やり巻き込まれて

エルフの森にて双子の長男として生まれた。知識欲が強く、幼いころから村にあるありとあらゆる本を読み漁っていた。その際に始祖神ライフォスの聖書に触れ、その内容に興味を持ったアラウェンは村の教会に出向き、神父から始祖神の教えを説かれてライフォスを信仰するようになった。その後も本を読んで知識を深めつつ、度々教会に出向いては始祖神の教えを学んでいたが、ある日ゴブリンの群れが村を襲撃するという事件が起こる。その時にはプリーストの才に目覚めて聖職者として働き始めていたことから、アラウェンも神聖魔法を用いてゴブリンの襲撃から村を守ろうと尽力したが、その戦火の中で自分に始祖神の教えを説き、聖職者としての道も応援し続けてくれていた恩人である神父を惨殺され、様々な思い出のある教会もゴブリンに焼かれてしまう。駆けつけた時には神父は燃え盛る教会の中に倒れ伏せており、アラウェンは教会の中から神父を外へと運び出し神聖魔法による治癒を試みるが、既にアラウェンの神聖魔法による治癒では治すことのできない状態となっていた。額の火傷跡はこの時燃える教会の柱が倒れてきたためにできた。アラウェンは己の無力感に絶望しかけるが、辛うじて息のあった神父からロザリオを託され、もう二度とこのようなことが起きないように自分の大切な人は何があっても必ず守り続けることを神父に誓う。以来、この時神父から託されたロザリオはアラウェンの聖印となり、誓いの印として決して手放すことのできない物となっている。同時にこの時の光景はアラウェンの心の奥底に深い傷を残しており、度々夢に見るようになってしまっている。
　その後は通りすがりの冒険者のおかげでゴブリンは殲滅され、アラウェンは神父の遺体を教会の跡地に埋葬した後に村民と共に村の復旧作業を進めていたが、唐突に冒険者になるという決意を固めたらしい弟にさらわれてしまう。復旧途中の村をそのままにしていいのかとは考えたものの、大切な人を守るという神父との誓いのために弟の意思を尊重し、今後も同じ冒険者として負けず嫌いな弟を見守っていこうと決め、冒険者になる。

ライフォスの教えが博愛主義的なため、アラウェンも無益な殺生はあまり好まない。しかし人間に仇なす存在である蛮族と魔神は別で、特に蛮族に対しての敵意はこのような過去もあってかなり強いと思われる。

履歴

振り直し：生命器用器用

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