ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

クロッサム - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

クロッサム

プレイヤー:はにまる(仮)

種族
タビット
年齢
6(人間だと12ぐらい)
性別
不明
種族特徴
[第六感]
生まれ
妖精使い
信仰
なし
ランク
穢れ
0
7
6
10
3
2
4
6
18
12
成長
0
成長
0
成長
0
成長
0
成長
0
成長
0
器用度
10
敏捷度
9
筋力
10
生命力
12
知力
28
精神力
22
増強
増強
増強
増強
増強
2
増強
器用度
1
敏捷度
1
筋力
1
生命力
2
知力
5
精神力
3
生命抵抗
4
精神抵抗
5
HP
18
MP
28
冒険者レベル
2

経験点

使用
3,000
残り
0
総計
3,000

技能

フェアリーテイマー
2
バード
1
ウォーリーダー
1

戦闘特技

  • 《ターゲッティング》

呪歌

  • 【モラル】

鼓咆/陣率

  • 【陣率:軍師の知略】

判定パッケージ

バード技能レベル1 見識 6
ウォーリーダー技能レベル1 先制 2
先制(知) +1= 7
魔物知識
0
先制力
7
制限移動
3 m
移動力
9 m
全力移動
27 m

言語

会話読文
交易共通語
神紀文明語
魔神語
汎用蛮族語
妖精語

魔法/呪歌

魔力/奏力行使/演奏
基準値
ダメージ
上昇効果
専用
フェアリーテイマー技能レベル2
使用可能ランク2
妖精魔法
7 7 +0
バード技能レベル1 呪歌 4 4 +0
武器 用法 必筋 命中力 威力 C値 追加D 専用 備考
ふえ 0 0
技能・特技 必筋
上限
回避力 防護点
技能なし 10 0
防具 必筋 回避力 防護点 専用 備考
2
合計:すべての防具・効果 0 2
装飾品 専用 効果
右手 能力増強の腕輪(知力+2) 知力+2、壊すことで知力+14
所持金
0 G
預金/借金

所持品

妖精使いの宝石1.2
魔晶石5点

名誉点
0
ランク

名誉アイテム

点数

容姿・経歴・その他メモ

https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/sw2.5/?mode=making&num=154771
↑ダイスです

パーソナルデータ

一人称
一人称:私
二人称:君
身長:95cm
体重:身長相応
髪:金
瞳:赤色
好きな色:黒
嫌いな色:赤(血を思い出すから)
好きなもの:知識、子供、家族、月
嫌いなもの:人間、神官
得意なこと:家事、おかたずけ
性格:冷静…だったらいいなぁ(PLの問題)
趣味:読書、露店巡り、旅
癖:
長所:
短所:


経歴
自分だけ生き残ってしまった

孤児院が襲われたなか自分だけが助かってしまった。

役に立たない知識を持っている

大切な人を助けれなかった知識など意味がなかった

かつて信頼できる友人がいた

故郷に友人がいた

冒険者になった理由
故郷を滅ぼされたので

故郷を滅ぼしたものへの復讐、また友と世界を一緒に見ると約束したから

背景
故郷の滅び①

 その日は、突然訪れた。

 私は……というより、村の大半は眠っていた。

 私たちの里は、ずっとどの種族からも干渉を受けない、まさに平和そのものだった。

 だから、申し訳程度に建てられた櫓で見張りをする同胞の警備が、ザルだったことは責められない。

 お父さん……族長ですら、そんな事は予想していなかったのだから。

 私が異変に気づいて飛び起きた時にはもう、最悪の事態は始まっていた。

 二階にある私の部屋の窓から見えたのは、同じような白い服……神官服と鎧を合わせたような格好をした、数百人の『人
間』だった。
 
 人間達は次々と家の中に押し入り、しばらくするとなにかを持って、満足そうな顔をして出てきた。

 それがなにか理解した時、私は危うく嘔吐しかけた。

 …頭だ。みんなの、私の仲間の、頭だ。

「なにが、起こって……⁉」

「クロッサム!!!」

 大声に振り返ると、そこには取り乱した顔のお母さんと、焦りと怒りが同居したような顔をしたお父さんがいた。

「お父さん、これ.......!」

「分かっている!クロッサム、とにかくお前は母さんと共に逃げなさい。私もすぐに追いつく!」

「そんな、お父さんも.......」

「.......私は族長だ。そして、元フランベルジュ級冒険者だ。皆を見捨てて逃げるわけには、いかない」

「そんなっ……命の方が大事だよ!お父さんが強いのは知ってるけど、でもっ.......」

 その先を言い終わる前に、お父さんは私のことを抱き締めてきた

「………すまない、クロッサム」

 その一言で、悟った。

 お父さんは、きっと……

「ミネア、クロッサムを頼む」

「……分かり、ました」

 そして、お父さんは敵陣に向かい、私はお母さんに抱えられた。

「いやっ、嫌だよ!!お父さん!!!離して、お母さん!!!」

 お父さんは私の懇願に一瞬動きを止めたけど、すぐに駆けていった。お母さんも私を抱えたままだ。

「俺は!レイザーだ!我が同胞をこれ以上殺したくば、まずは私を殺してみろ!」

 その言葉を皮切りに、後ろの攻撃音はより一層激しくなり。

 ……私達が森へ逃げる頃には、その音は聞こえなくなっていた。

故郷の滅び②

 森に逃げ込んだお母さんは、なおも走り続けた。

 10分程、奥に向かって走った所でようやく止まり、私を下ろした。

「………お母さん」

「………ここなら、暫くは追手が来ないと思うわ。少しだけ休んだら、また走りましょう。夜が来ればこちらのほうが有利だから」

「逃げるって、どこへ?」

「……分からない。でも、生きなきゃ」

 そういうお母さんの顔は、酷い顔をしていた。

 当たり前だ。ついさっき、何年も一緒にいた伴侶を、死地へ置いてきたんだから。

 何故?何故、人間は攻めてきたんだ。

 私達はただ、平和に過ごしていただけだ。

 なんで、なんで、なんで、なんで。

 ……せめて、お母さんは守らなきゃ。

 お父さんは、私達を守った。なら、今度は私の番だ。

 そうだ、お父さんはまだ生きているかもしれない!それなら、助けに行かなきゃ!

 あと、生き残った仲間たちに連絡を取って……


 そんな私の様々な思いを一蹴して、『そいつ』は現れた。

「うっ……うっ……悲しいっ……!」

「悲しいのはわかるけど、しっかり……っ!?」

 瞬間、私とお母さんは飛び退いた。

 聞こえてきた声が、野太い男の声だったから。

「魔法!?ウィザードか!」

 私達の後ろには、先程まではいなかった謎の男。

 村を襲った人間と似た格好。背は2メートルを超えていて、大きな本を両手で持ち、そして何故か、涙を流していた。

「ううっ……なんと哀れな2人よ……!」

 哀れ?ひょっとして、逃がしてくれる?

 そんな淡い期待は、次の瞬間に裏切られた。

「こ、こんな可憐な少女と……美しい女性が……邪教徒っ!ミザリー様の理に逆らう、邪道な蛮族っ!嗚呼、人間に生まれていれば、何一つ不自由なく暮らせただろうにっ……悲しいっ!」

 邪教徒?私達が?

 たしかに私たちの町にはウィークリングもいたが彼らは人襲うことのない善良な者たちだった。

 そもそも……お前達が襲ってこなければ、何一つ不自由のない、平和な暮らしを送れていた!

「せめて、せめて、来世は普通の人間に生まれ変われるように!《十二使徒》の1人である私が、この手で神のみもとへ送って差し上げましょう!」

 《十二使徒》?意味が分からない。

 相手は1人だ、今の私の力なら.......!

 次の瞬間、私の目の前で何かが『爆ぜた』。

 凄まじい爆風……だが……私は吹き飛ばされていない?

「ううっ.......私の[ファイやボール]を防ぐなど.......!」

 私が吹き飛んでいない理由はすぐに分かった。

 私の周囲に、薄い膜のようなものが張られていたのだ。これが守ってくれたのだろう。だが.......誰が?

 ハッとして横を見ると、そこには杖を構えたお母さんがいた。

 お母さん……もしかして、強かったの?

 だけど、お母さんは苦しそうな声で―――

「リーン……逃げなさい」

 ―――そう、私に告げた。

「い、嫌だよ!お母さんを…」

「私は後方支援系なの。貴方を守ることは出来ても、あの男を倒すことは無理。だから、ここで貴方が逃げるまでの時間を稼ぐ」

「何を…何を言ってるのお母さん!!ねえ!!」

 里を追われて、更にお母さんを失うなんて。

 私の心が耐えられない。

 ならせめて、お母さんと一緒に死にたかった。

 ………でも、

「お願い、リーン。私に、子供を守らせて」

 ああ、なんて酷い言葉なんだろう。

 その一言で、その一言だけで。私は逃げるしかなくなってしまった。

 せめて、私の頭がよくなければ。普通の幼児らしく、お母さんにくっついて、一緒に死ねたかもしれないのに。

 なまじ理解力があるせいで.......お母さんの『覚悟』を、悟ってしまう。

 ……私は逃げた。

 お母さんに、里に、背を向けて、一心不乱に。

「ううっ……!私がそれを逃すと思っている……!その愚かさっ!悲しいっ!」

「追わせると思う?[イレイスマジック]」

「!?……魔法封じ!?こんな高等な魔法を使えるとは……、ううっ、こんな使い手が、何故我らの教徒ではないのだ……!」

 そんなお母さんと、怨敵の声を聞きながら。

 私は流れる涙も、噛み締めすぎて唇から流れる血も気にせず、ひたすらに、逃げ続けた。

故郷の滅び③

 私は逃げた。逃げ続けた。

 お父さんとお母さんを、友達を、仲間を、見殺しにして。

 一心不乱に森の奥へ逃げ続けた私は、立ち塞がる獣を時に避け、時に倒し、ただひたすらに走り続けた。

 体に鞭を打ち、息を切らしながらも1時間以上走った私は、崖に差し掛かったところでようやく止まった。

「はあ.......はあ.......」

 止まった瞬間にどっと疲れが押し寄せ、思わずその場でへたりこんでしまった。

 いったい何故、こんなことになったのだろう。今日の朝までは、いつも通りの、平和な日常が続いていたと言うのに。

「.......お父さん.......お母さん.......!」

 無事でいて欲しい。どんな形でもいいから、生きていて欲しい。

故郷の滅び④

 涙が出なくなるまで泣き続けた私は、夜になると来た道を戻っていった。

 私たちの仲間には暗視を持つ者もいた。もし、生き残った仲間がいるならば、今この時に里に戻るはずだ。

 夜では、暗視が苦手な人間にとって戦いは不利。

 ならば恐らく、夜になる前に里を引き上げているはずだ。


 昼は1時間以上かかった道のりを走りきり、里がある場所が見えてきた。

 昼間のような騒乱の音は聞こえない。

 タビットが生まれ持つ優れた五感を持ってしても感知できないということは、人間はやっぱり引き上げている可能性が高い。いたとしても小人数だろう。

 私は一先ず戦いの準備をして、森の出口へと向かい、そこであることに気づいた。

「あ.....ここ.......」

 そこは、お母さんが私を逃がしてくれた場所だった。

 だけど、その様相は一変していた。

 周囲の木は殆ど吹き飛んでいて、あちこちに焼け焦げた後がある。そして、不自然に焦げてない、円形の地面が、ミステリーサークルみたいになっていた。

 そして、そこで。



 見つけてしまった。



 倒れている、影を。


「.......!お、お母っ.......お母さん!!」

 思わず叫んで、私は駆け寄った。

 所々が焼け焦げ、髪も燃えていて、もはやあの美しさは面影もない。

 けど、私はお母さんだと、理由ない確信を抱いていた。

「お母さん!お母さん!お母さっ.......」

 お母さんを抱き抱えて、何度もゆずぶり、.......そして気づいた。

 息をしていない。

 心臓も止まっている。

 .......死ん、でいる。


「ああ.......ああっああああ.......」

 覚悟はしていた。

 こうなる予感もしていた。

 けど、目の当たりにした瞬間.......抑えきれなくなった。

「ああ.......ああああああああぁぁぁああああああああぁぁぁああああああああぁぁぁああああああああぁぁぁあああああああああああぁぁぁあああ!!!!!!」

 なんでだ!なんでお母さんが死ななきゃならない!!!

 誰だ!誰がお母さんをこんな目に遭わせた!!!

「あのっ.......あの男!!!」

 ああ、分かっている!!あの魔術師!!

 《十二使徒》とか名乗った、あの男!!!

「.......絶対に.............絶対にっ、殺してやる!!」

故郷の滅び④

「.............カナ、ちゃん」

 目の前にいるのは、いつも笑顔が可愛くて、私に元気をくれていた、大切な友達。

 だけど、もう、その笑顔は面影もなく、絶望したような顔をして、ピクリとも動かなかった。


「フレッド君.......リウス君.......」

 いたずら好きで、よく私とカナちゃんにちょっかいをかけてきた.......でも、根はすごく優しい、双子君達。

 だけど、2人は、お互いを庇うように、折り重なって、死んでいた。


「.......なんで」

「なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで」

 なんで。私達が、平和に過ごしてきただけの私達が、『魔族』だという、それだけの理由で。

 .......全てを、奪われなきゃならないんだ。





「ん?.......おい、そこに誰か.......っておい、生き残りじゃねーか」

 私の耳に聞こえてきたのは、さっきの連中とは違う、だが同類の騎士の声。

「なんだ、オトモダチの死に顔でも拝みに.......ああっ、そういや蛮族って人を殺すが大好きなんだよな?オトモダチの死体を見て、興奮してんのか!?ひゃははは....「[ふぁいやぼると]」.........は?」

 私が半ば無意識に放った魔法は、男の心臓を貫いていた。

 男は、その後一言も発することなく、その場に倒れた。



 なんだろう、この感覚。

 人を殺した。それなのに、微塵も罪悪感を感じない。

 それどころか、むしろ.......心地良い?達成感?

 例えば、目の前を飛ぶ虫を潰せた時のような.......



 この時。

 ブツン、と。

 私の『何か』が、切れた音を聞いた。



「.......あはっ」

 .......自然に笑い声が出た。

 これを笑わずに、何を笑えばいいのか。

 こんな簡単なことに気づかなかったなんて。

「あははははははははははは!あはははははははははははははははははは!あははははははははははは!.......ああ、そっかあ」



「.......人間なんているから、私の人生は狂ったんだ」


「人間なんて、害虫と同じなんだ」


「人間は、この世界にとって、不要なんだ」


「人間は、私にとって、私の幸せを邪魔する『害悪』だ」


「『悪』は.......滅ぼさないと、いけないよね」



 自分を正義だなんて、そんな勇者様みたいなことさらさら言うつもりはない?

 ただ 私の小さな幸せすら、自分達を正義だと信じ込んで、一方でに奪っていき、私を絶望のドン底へと追いやった今世の人間、本当に人間って、クズみたいな存在じゃない?

 なら、強くなろうじゃないか。

 強くなって、なってなってなって。いつか、人間を、滅ぼし尽くそう。

 皆殺しにしてやる。お父さんの、お母さんの、里のみんなの仇共。

 絶対に、一匹残らず、絶滅させてやる。





 私はただ平和で、楽しくて、静かに、幸せに暮らしたい。そう思っていた。

 だけど、この世界は.......いや、この世界『も』、私のこんな、ささやかな願いすら、叶えてくれる気がないらしい。


 なら、もういい。平和なんて望まない。

 私の生涯をかけてでも、私の人生を、私の命だけ残して全て奪い去った奴らを。

 ―――皆殺しにしてやる。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 ガメル 名誉点 成長 GM 参加者
キャラクター作成 3,000 2,000 0
取得総計 3,000 2,000 0 0

収支履歴

宝石ケース::-100
妖精使いの宝石×4::-200
能力増強の腕輪(知力+2)::-1000
魔晶石5点::-500
サバイバルコート::-180
楽器ふえ::-20

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