特殊能力

●全身

○簒奪者

「部位:左腕」の能力>>忘却の波動の効果の対象になった全ての戦闘特技を、10秒(1ラウンド)の間自身の全ての部位が習得しているものとして扱います。この効果は次のラウンド、自身のいずれかの部位が手番を迎えた時点で消滅します。

○贋作

「部位:左腕」の能力>>忘却の波動に対する精神抵抗力判定に成功したキャラクターの中から任意に1体を選び、対象が使用可能な戦闘特技を任意に1つ模倣します。10秒(1ラウンド)の間、自身の任意の1つの部位がその能力を使用可能になります。
前述の〇簒奪者も含め、これらの能力で獲得した戦闘特技については武器のカテゴリや用法などによるあらゆる制限を無視します（リスクは通常通り適用されます）。
この効果は次のラウンド、自身のいずれかの部位が手番を迎えた時点で消滅します。

○不完全顕現

ダメージのみを与える魔法に対する抵抗力判定に-4のペナルティ修正を受けます。また、魔法を補助動作や戦闘準備で行使することができません。

○巨体

この魔物は「形状:突破」の攻撃を行うことができません。

○偽剣の加護:運命操作

この魔物が行為判定を行った後、2d6の出目のうち任意のものを選んで出目が6であったものと扱うことができます。この効果によって出目が［6,6］となった場合は自動成功とは扱われません(自動失敗を回避することは可能です)。
この能力は一日に一度のみ使用可能です。

〇空蝉
この魔物が生死判定に失敗した時、最も近くにいるキャラクター1体を選択します。対象の持つ記憶、および対象に関する記憶は以後数年に渡り失われ続け、忘却が完全なものとなった時、この魔物は完全な状態で復活を遂げます。対象が死亡した場合もこの能力は継続されますが、忘却が完全なものとなるまでの期間が延長されます。
この能力は現在使用できません。

●本体

▶衝撃波/28(35)/生命抵抗力/半減

自身の部位を除く、半径100m以内に存在する全てのキャラクターに算出ダメージが合計450点になるように衝撃属性物理ダメージを与えます。この効果は例外的に、抵抗力判定に先んじてダメージ決定を行います。
ダメージ決定はこの魔物に近い座標にいるキャラクターから順番に行い（同座標の場合は効果を受ける対象が任意に順番を決定できます）、それぞれが「4d6」｢(2d6)d6｣｢8d6｣｢1d60｣｢3d50｣「100」から選んでダメージ決定を行います。途中に壁などの構造物が存在する場合、その構造物にダメージを与え、破壊してなお算出ダメージが450点に満たなかった場合は同様の処理を継続します。
これを合計ダメージが450点に達するまで行い、各々が受けるダメージを決定した後抵抗力判定とダメージ軽減等の計算を行い適用ダメージを決定します。
ダメージの総量が450点に満たなかった場合、不足分はこの魔物にとって有利になるようGMが任意に振り分けます。

●左腕

≫忘却の波動/33(40)/精神抵抗力/消滅

「対象:全エリア/空間」で抵抗に失敗した対象の習得している戦闘特技または魔法系統を任意に一つ選んで10秒(1ラウンド)の間失わせます。既に何らかの効果が発揮されているとき、その効果は本来の効果時間が終了するまで持続します。
他の特技の前提となっている特技が失われた場合、それを前提とする特技全てを習得していないものとして扱います。ただし、《武器習熟》《防具習熟》《頑強》や自動習得の特技、秘伝や秘伝魔法などは選択することができません。
この部位が1ラウンド(10秒)の間に300点以上のダメージを受けたとき、既に発動しているこの効果は即座に消滅します。
この効果は1ラウンドにつき1回のみ発動可能です。

▶真語・操霊・深智・召異魔法レベル15/魔力30(37)

この魔物は魔神の召喚およびゴーレム、アンデッドなどの使役を行いません。

○複数宣言=2回

☑魔法適性

《魔法拡大/すべて》《魔法制御》

●右腕

≫破壊の波動/必中

自身からもっとも近くにいる敵対的な対象1体を選び、2d6+50点の衝撃属性物理ダメージを与えます。この効果は例外的に《かばう》の対象となり、1ラウンドにつき1回のみ、主動作を行う前に発動可能です。

○2回行動・複数宣言=3回