夜、憂鬱さが極まって堪らなくなると酒に逃げる。
ただ別段酒に強いわけではなく、しばらく飲むとすぐに酔う。
酔うと絡む。

とある遺跡の近くにある村で、遺跡の研究をしているハイマンの両親から生まれた。
しかし父は生まれる前に亡くなり、母も女手一人で娘を育てた無理が祟ったのか、ブランシュフルールが幼いうちに亡くなってしまう。
両親が亡くなったのち、遺跡の研究を引き継ぐために村を訪れた研究者のハイマンに保護され、その庇護下で助手として生活するようになる。
やがてその師匠兼保護者のハイマンも寿命を迎え「遺跡の研究を続けて、いつか遺跡に関する前世の記憶を思い出せ。記憶によって遺跡の謎を解き明かせば、ハイマンの脆弱な肉体を直すことができる」と言い残して亡くなってしまった。

しかし彼女は、師匠の言いつけを守らずに村を出た。
それは短い間隔で同胞達を看取ったことでハイマンの寿命の短さを痛感し、どうせ自分も遠からぬ内に死ぬのだ、ということを悟ってしまったため。
そして何より、師匠が死んだ時に、今まで何度も遺跡の謎を解こうと挑戦して失敗してきた過去の同胞達の記憶を思い出したからであった。

村を離れたブランシュフルールは、ひとまずの居場所と生活資金を得るため、習った真語魔法と知識を活かせる職として冒険者を選び、グランゼールを訪れたのだった。

スカラー《学生》
古代魔法文明の研究者であった師匠のもとで学んだ。そのため専門分野は古代魔法文明。

ドラッグメイカー《薬剤師》
師匠が遺跡の研究と並行してハイマンの肉体改善を研究していたため、それに役立つ薬草などの基礎知識を教えられた。

ドクター《医者》
薬剤師技能と同じ理由で、人体についての基礎知識・医療知識などを教わった。

経歴表

・経歴（基本Ⅰ:p54~55）

A-5-1：大きな遺跡を発見したことがある
→故郷の村に魔法文明時代の遺跡があり、そこの研究を手伝っていた。
B-5-1：異種族を怖がっている（いた）
→他種族、特に寿命の長い種族にはハイマンの苦しみは理解できないだろう、と距離を作っている。
C-3-6：己に何らかの誓いを立てている（いた）
→故郷の遺跡の謎を解き明かすことを師匠に誓わされたが、その誓いを破って故郷を離れた。

・冒険に出た理由（基本Ⅰ:p55）

1-6：故郷にいられなくなって
→両親と師匠の死を想起させる故郷に留まることは辛く、遺跡を見ていると誓いに背いて研究をやめた自責の念に駆られることから、村を出た。

・信条（CBB:p62/OPB:p102）

23-24：知識（知恵、魔法）
→肯定　「魔力がちょっと高いくらいしか取り柄がないからね、この体」

55-56：努力（労働、日常）
→否定　「どれだけ何かを積み上げたってさ。死んだら何も残らないじゃない？」

・矜持/執着（CBB:p62/OPB:p102）

25-26：侮辱を許さない
→自分でハイマンのことをよく卑下する割に、人からけなされると怒る。

ひとまずはソーサラーで残りMPを見つつ攻撃魔法を使う構成。
筋力と器用度の出目がそこそこ良かったので、MP温存のためにシューター取ることも考えたけど経験点が勿体無いかなーと見送り。
レベル３で魔法拡大を取ってコンジャラーを取っていきたいのでその後もカツカツになるし。
構成としてはソーサラー先行のウィザードセージを目指す。