容姿・経歴・その他メモ

経歴
種族の違う家族がいる
冒険者の理由
友達に勧められた
ヘーロースは出産時にナイトメアのツノで母親の腹を切り裂いてしまい、それが致命傷で母親は亡くなってしまう。母親は最後に自分を死に追いやってしまった我が子でも愛していたため最後にせめて抱こうとしたが息絶えてしまう。忌み子として殺されそうになったが、最後に母親はナイトメアの子に愛情を見せたため母親のことを思い、殺されず村から追放され教会の孤児院に引き渡される。元々訳ありの子らを引き取っていたため差別される事なく平和に過ごせた。父親がわりである神父のルークスは無口で無愛想だったため自分も含め、苦手な子も多かった。シスターを務めているみんなの姉のような存在であるマリア姉さんは優しく美人でみんなに好かれていた自分の名付け親でもある。マリア姉さんに読み聞かせしてくれた絵本に出てきた英雄に憧れる。勇者と呼ばれる存在がいろんな経験を得て魔神の王である魔王を倒す物語。家族の一人から冒険者と言うものを教えてもらい、冒険者になって大切なもののために強くなりみんなを守ると言う夢が生まれ、家族からも応援された。ある真夜中に孤児院に自分以外の家族がいなくなった。家族を探していると地下に続く階段を見つける。降りたその先には家族だった肉塊と怪しい儀式をしているマリア姉さんがいた。マリアは自分が邪教の高司祭であることと家族を魔神への供物にした事告げる。ヘーロースにデーモンルーラーの才能を見抜いていたマリアはヘルトに邪教に勧誘するが、ヘーロースは怒りで我を忘れマリアに勝負を仕掛けるが手も足も出ず敗北する。勧誘を諦め、魔神の供物にされる直前に、かろうじて自我が残っていた魔神と化した神父のルークスに助けられる。ルークスはヘーロースを抱きしめた後何も言わずにマリアへと攻撃を仕掛ける。崩れゆく意識の中、へーロースがみた最後の光景だった。
目が覚めるとヘルトは地下ではなく外に倒れていた、あたりには建物の残骸しか残っていなかった。偽りの日常の中にあった確かな幸せ、それが一晩で密かに思いをよせていた姉に崩され、ショックで心が空っぽになったが、最後の魔神へとなったルークスの抱擁には愛情を、表情には哀しみが感じた気がした。空っぽになった心には復讐の炎が燃え盛っていた。今のままではダメだ、弱い自分を殺せ、もっと強い自分にならなければ、別人にならなければ。あの悪魔を殺してやる。
その日、ヘーロース（英雄）の名を捨て、ウルトル（復讐者）になった。

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