サンダーゴブリン
- 知能
- 人間並み
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 敵対的
- 穢れ
- 2
- 言語
- 交易共通語、汎用蛮族語、地方語
- 生息地
- 森、山、洞窟、人族領農村部
- 知名度/弱点値
- 14/25
- 弱点
- 物理ダメージ+2点
- 先制値
- 13
- 移動速度
- 15
- 生命抵抗力
- 7 (14)
- 精神抵抗力
- 8 (15)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
武器 | 8 (15) | 2d6+8 | 8 (15) | 4 | 35 | 25 |
特殊能力
[常]人族容貌
基本的に腹部に描かれた呪紋様を確認しない限り、人間またはエルフなどの人族の容貌にしか見えません。そのため、魔物知識判定では、腹部を確認できない限り、弱点値25を知名度として判定しなければなりません。腹部を確認できる服装や全裸の場合は魔物知識判定は知名度でサンダーゴブリンと判別可能です。
[常]対守りの剣(密偵中級の心得)
《守りの剣》の効果範囲でも1日あたり18時間まで影響を受けずに行動できます。サンダーゴブリンは穢れが少ないため、頭痛などの不調を和らげる効果があります。
[常]雷属性無効
[常]対魔弾呪紋=防護点
分類《ガン》または《ガン》相当品による魔法ダメージに防護点を適用でき銃弾を防ぎます。対弾加工と違い、回数制限はありません。
[常]対機械呪紋(電磁パルスフィールド)=防護点+4点
分類・魔動機の○機械の身体を持つ魔物からの物理攻撃に対して電磁パルスの防御フィールドを展開し、防護点を+4点します。
[常]戦闘特技=《ターゲッティング》《鷹の目》
[主]限定魔法スパーク/ライトニング魔力6(13)
雷属性の魔法を1種のみ習得しています。
[常]対魔動機雷撃戦術Ⅰ=雷属性のダメージ+1
分類・魔動機に対する雷の魔法ダメージに+1点をさらに追加する。これは弱点で雷ダメージと累積し、弱点属性が雷でない場合でも分類魔動機なら追加ダメージを与える。
[常]絶対隷属
サンダーゴブリンメイデンあるいはサンダーゴブリンプリンセスなどメイデン級のサンダーゴブリンに絶対的に忠誠を誓います。その忠誠はまさに命を賭すというレベルの忠誠心であり、出会ったばかりのサンダーゴブリンメイデンでも絶対に命令に従います。
戦利品
- 2~10
- 農具を改造した武器(50G/黒白A)
- 11~
- 紋様の雛形(600G/赤A)
解説
魔動機文明後期に人族の魔動機術や魔動機に押された上位蛮族たちがゴブリンやハイゴブリンを素体に開発した妖魔がサンダーゴブリンです。
人族領域への浸透作戦を得意としており、また対魔動機への雷撃や、銃弾への強力な耐性をもつサンダーゴブリンは大破局成功の一因とすらいわれる対魔動機の最強の先兵です。
その多くが人族領域の農村部でサンダーゴブリンメイデンに産み落とされており、腹部の紋様以外に人族と見分けがつかないため自身を人族と疑っていないサンダーゴブリンもいたと言われています。また魔動機文明時代には銃撃事件に巻き込まれ、銃弾を浴びても軽傷で済んだなどでサンダーゴブリンと発覚した事例も存在します。
このようにサンダーゴブリンは人族農村部で育つ個体が多く、人族領域に愛着があるものもいましたが、サンダーゴブリンメイデンが一声号令を掛ければ、その圧倒的なメイデン種への忠誠心から凶悪で最悪の対魔動機文明の兵器として虐殺を開始します。人族とほぼ見た目は同じですが交渉の余地は存在しません。
見識判定による『サンダーゴブリン』に事前に成功しておくことで、人族に非常に似たゴブリンの存在を知ることができ、魔物知識判定に+4のボーナスを得ます(やはり紋様を確認できなければかなりの高難易度ですが)。
また11~で得られる戦利品、紋様の雛形を売らずに取っておくと、他のサンダーゴブリンの魔物知識判定に+4のボーナスを得る。