容姿・経歴・その他メモ

経歴表A 2-5 かつて貴族だった
経歴表B 6-5 引きこもってたことがある
経歴表C 2-3 旅をしたことがない
冒険に出た理由 3-4 親に反発して

カラコ　#efefef

僕は貴族だ。いや、貴族だった。ただし貴族と言ってもいい環境だったとは言えない。
僕は愛人の子供として生まれて、お父様からもお兄様方からも嫌われている。
僕の唯一の味方はお母様と一人のメイドさんだった。
お母様やメイドさんは優しかったけれども、僕自身に才能は無く。ただの落ちこぼれだった。
少しずつ僕は部屋に引きこもるようになっていって。お母様の期待が逆につらくなって、余計に部屋からでなくなっていった。
期待が重圧になり、ある時僕は屋敷の敷地内から飛び出してしまった。
お母様は僕を大事にしてくれたのに、僕には辛くて嫌で、優しいお母様に反発してしまった。
部屋から出ることもほとんどなかった僕からしたら敷地内に出るのは初めての冒険と言っても過言ではなかった。
そしてそれが僕の運命を変えることになる。
気が付くと僕は城壁の外に出ていて、気が付くと蛮族に囲まれていて。死を覚悟した。
蛮族が武器を振り、ああもうだめかと目をつむり、それからどれだけたっても痛みが来ない。
次に目を開けるとそこには蛮族の死体と二つの影が見えた。
人が二人と……ゴーレム？
僕は助かったのか。いや、それはある意味別の意味で助かってなかった。
彼女は僕を見る。それはまるでモルモットを見るかのような眼だった。
「君は私が助けた。ならば私がどうしようと勝手だよな？」
そういって僕は彼女、「冷酷なる操霊術師　ラーナ」と彼、「光無き神聖　トーマ」に連れていかれる。
ラーナさんの実験室に連れていかれて。様々な人体実験をされた。
傷や疲労は神聖魔法で直してもらったトーマさん。
どれだけ危険な実験を行ったとしても神聖魔法で直される。
それを繰り返し行われ気が付くと僕の心は壊れていった。
ボクハ彼女のためにウマレテ、あの人のタメニ生きているんだ
ラーナさんは僕をヒツヨウとしてくれている。ならボクはそれにこたえるだけ。
ラーナさんたちは僕に操霊魔法や神聖魔法を教えて、また別の実験をさせることにしたらしい。
ボクモラーナさんの力になれる。操霊魔法と神聖魔法を使えればもっとラーナさんに必要としてもらえる。
ああ、ラーナさんの力になれるならボクはなんだってやるよ。

履歴

簡易時系列
5歳で家族の現状、父たちに嫌われているなどのすべてを理解
7歳で引きこもりがちになる
9歳で家出、のちにラーナ達に攫われる
11歳で心が壊れる
12歳でラーナに尽くすことが生まれた理由だと思うようになる
14歳で操霊魔法と神聖魔法を習得
15歳までラーナ達に教え込まれて冒険者とし外に出るようになる

冷酷なる操霊術師　ラーナ
コンジャラー　人間の女性
二つ名の通りどんなに酷い実験だろうとやってのけるコンジャラー
過去に連れてきたモルモットは何体も殺したことがあるとかないとか
しかし操霊術師としての腕は確かで冒険者からの評価も高いとか
自分の実験施設を持っており、基本的にそこで様々な実験をする
その施設には生活必需品が完備されており、暮らすには十分すぎる

光無き神聖　トーマ
プリースト　人間の男性
彼の眼には光が無く、何かに絶望しているかのような目をしている
その目が二つ名の由来なのかは分からない
絶望する要因となったのはおそらくラーナが彼に何かしら行ったのではないかと言われている
ラーナとの関係性は幼馴染だと聞いている
つまり幼いころから一緒に居た、ということは……これ以上は考えないようにしよう

セッション履歴

収支履歴