［妖精の加護］
　補助動作で「土」「水・氷」「炎」「風」から属性を1つ選び、宣言する。そのラウンドは宣言した属性によって物理ダメージ・魔法ダメージを与える場合、ダメージが＋2点上昇される。また、選んだ属性から受ける物理ダメージ、魔法ダメージを2点軽減する。この効果は1日に合計で1分(6R)のみ使用可能。続けて使っても、連続で使用してもよい。

［浮遊］
　足場が悪いことによるペナルティ修正を受けない。また、地面と同じように水上を移動することができる。泳ぐことも可能で、水中にいる場合は岸に上がるのと同じように水上へ移動できる。

　マカジャハットの付近で発生したフィー。英雄とは何かを探すべく、まずは“強い人”を探そうということで、闘技場に興味を持つ。闘技場で闘うチャンピオンの剣闘士に見惚れ、「君は英雄候補かな、かな！」と試合後に突撃する。目を丸くした剣闘士の目の前でお腹の虫を鳴らすと、剣闘士――エルフの男性は、ルフレを連れて自分の家に向かった。
　ルフレは、そこからしばらくの間、エルフの剣闘士――アキレア・マルッチアーレの家に居候として居座る。
「英雄を探すでもいいし、アキレアが英雄になってもいいけど、せっかくだったらボクが英雄になりたいな！」
　そう宣うルフレに、アキレアは自分の戦い方、拳闘士の基礎をルフレに叩き込んだ。また、知り合いの伝手を使い、ルフレに音楽や詩歌も嗜ませる。作曲の方法、楽器の扱い方、言葉を紡ぐということ、そして戦い方。必要なものを教えてくれたアキレアを、ルフレは「師匠」と呼び慕い、アキレアもルフレに自分の苗字を贈る。
　出会ってから二年ほどして、ルフレは「英雄譚を紡いでくるね！」とアキレアの家を後にした。アキレアが餞別として渡してくれた魔動列車のチケットを片手に、ルフレは次なる場所に向かうのであった。

x3 2d+(2d+6)+1d+1d+1d+2d 妖精使いとして発生
SwordWorld2.5#1

(2D6+(2D6+6)+1D6+1D6+1D6+2D6) ＞ 2[1,1]+(10[5,5]+6)+4[4]+5[5]+1[1]+6[3,3] ＞ 34

#2
(2D6+(2D6+6)+1D6+1D6+1D6+2D6) ＞ 3[1,2]+(10[5,5]+6)+3[3]+3[3]+1[1]+6[1,5] ＞ 32

#3
(2D6+(2D6+6)+1D6+1D6+1D6+2D6) ＞ 4[2,2]+(3[1,2]+6)+3[3]+6[6]+5[5]+9[4,5] ＞ 36

器用度が死んでいるので割り振り

　辿り着いたは“迷宮王国”グランゼール！　ここからボクの英雄への道のりは始まるんだね、ね！
　冒険するには、ボーケンシャになる必要があるって師匠が言ってたから、さっそく登録してきたよ！　〈挑戦者の旅立ち亭〉だってさ。名前がとってもクールだね！　マスターのおじさんも眼帯の“いぶし銀”でとってもクールだったよ！
　一緒に冒険したのは、痛いのが好きな頑丈なセレノアおねえさん、語尾が特徴的な射手のエルラビィおねえさん、そしてメガネがクールな雰囲気の神官のリーフさん！　そして、傭兵さんとして一緒について来てくれたゲイルお兄さん！　みんなの力を合わせて、迷宮の魔剣の間にいた蛮族もばっちりぐーで倒せたよ！　リーフさんの使ってた“相域”、すっごい現象だったし、ゲイルお兄さんが魔物をけん制してくれて向こうに先に動かれる事故も防げたよ！　宝箱や罠も華麗に開けてたし、すごかったなぁ。
　冒険を終わらせたら、ギルドでマスターのおじさんが報酬をくれたんだ！　これが冒険者の仕事の流れなんだって。ボクもこれからいろんな仕事を受けて、順調に英雄への道を歩いて行くんだね、ね！
　ふふふ、師匠に書くお手紙、紙がきっと足りないなぁ。あぁでも、さっそく今日のことを楽譜にしなくっちゃ！　やることがいっぱいあるってすてきだね、ね！

　最初の冒険でたくさんお金をもらって、それで装備を整えたよ！　なんとなく気になって魔動バイクの試乗会にも参加したけど……あれってすっごいね！　ぶぅんぶぅんって、お馬さんとは違う鳴き方で走ったんだよ！　まったくどうしてそうなるのかが分からなかったけど！！
　ギルドに行くと、前回一緒に冒険したエルさんの他に、イケメンの男の人が二人いたよ。フェイスお兄さんはエルさんが話しかけるとものすごい勢いで叫んじゃってびっくりしちゃった。女の人に対してなんだか変な誤解をしているみたいだけど……どうしてああなっちゃったんだろうね、ね？　もう一人のぴりぴりお兄さんはずっと怖い顔だったし、なんだかぴりぴりするし……不思議だった！
　マスターのおじさんから、お仕事をもらったんだ。なんでも下町の警邏を衛士隊にお任せされているんだって。頼りにされているってことだよね、ね！　こういうコネも大事だぞっておじさんは言ってたから、しっかりお仕事完遂しないと！
　衛士隊の隊長さんは、なんだか横柄な感じだったよ。でも仕事さえちゃんとやればいい感じだったから、ひとまずおじさんの言うことに頷いてみたんだ。そしたらフェイスお兄さんもエルさんも「いい返し方だったよ」って褒めてくれた！　えへへぇ、嬉しいな。ぴりぴりお兄さん、詰め所の裏手で独りぼっちだったけど、嫌じゃなかったのかなぁ。
　頼まれた場所に行くと、もう早速トラブルが起きてたよ！　ぴりぴりお兄さんが「カウントダウンは3だ」って言いだしたから、それと同時にドアをどーん！と開けたんだけど（エルさんからはギルドのドアを優しく開けろって言われたけど……突撃だもんね、ね！）、隣でぴりぴりお兄さんが壁をモールでぶっ壊しちゃった。ひええ！　ワイルドだけどそれって大丈夫なのかな、な？！
　戦いはとっても苦戦したよ！　最後はエルさんが説得してくれたみたい。ボク、気絶しちゃって見れなかったんだよね、惜しいなぁ！
　でも、マスターのおじさんからはちょっと怒られちゃった。壁壊しちゃったし、まぁしょうがないかな、な？　フェイスお兄ちゃんが、エルさんが隊長さんに言ってた「技量不足」って返しにとっても不機嫌になってたよ。責任感が強いお兄ちゃんなんだ。でも、そう言う人が仲間の命を助けてくれるって師匠も言ってたから、フェイスお兄ちゃんが一緒に仕事してくれた人でよかったなぁ！
　ぴりぴりお兄さん……グリーフ君は、マスターのおじさんに食って掛かってたのを、エルさんに静めてもらってた。何があったかは知らないけども、なんだかとっても寂しい感じ。グリーフ君がたくさん優しいを知って、覚えて、返せるようになったらいいのになって思ったよ。
　フェイスお兄ちゃんとも、また一緒に仕事しようねって約束したんだ！　英雄になりたいボクと、グランゼールの迷宮の最奥を目指すお兄ちゃん。きっと目的は別でも、歩く先は一緒だよね、ね！　一緒に強くなりたいなぁ。がんばらないと！