ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

ミフネ・シャリテ・セディカ - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

“力を失いし美女”ミフネ・シャリテ・セディカ

プレイヤー:micoze

この世界で、私は変わりたいんです」

種族
人間
年齢
19
性別
種族特徴
[剣の加護/運命変転]
生まれ
神官
信仰
“賢神”キルヒア
ランク
穢れ
4
8
9
6
6
6
8
8
9
成長
0
成長
0
成長
0
成長
0
成長
0
成長
0
器用度
10
敏捷度
10
筋力
14
生命力
16
知力
17
精神力
18
増強
増強
増強
増強
増強
1
増強
器用度
1
敏捷度
1
筋力
2
生命力
2
知力
3
精神力
3
生命抵抗
4
精神抵抗
5
HP
22
MP
24
冒険者レベル
2

経験点

使用
2,500
残り
500
総計
3,000

技能

プリースト(キルヒア†)
2
セージ
1

戦闘特技

  • 《魔法拡大/数》

練技/呪歌/騎芸/賦術

  • なし

判定パッケージ

セージ技能レベル1 知識 4
魔物知識
4
先制力
0
制限移動
3 m
移動力
10 m
全力移動
30 m

言語

会話読文
交易共通語
リカント語

魔法

魔力行使
基準値
ダメージ
上昇効果
専用
プリースト技能レベル2 神聖魔法 5 5 +0
技能・特技 必筋
上限
回避力 防護点
技能なし 14 0
防具 必筋 回避力 防護点 専用 備考
ハードレザー 13 4
ラウンドシールド 8 1
合計: すべて 0 5
装飾品 専用 効果
聖印 神聖魔法使用
左手 知性の指輪 知力+1
所持金
60 G
預金/借金
0 G / 0 G

所持品

松明: 残り6

背負い袋 in 冒険者セット
水袋 in 冒険者セット
毛布 in 冒険者セット
火口箱 in 冒険者セット
ロープ10m in 冒険者セット
小型ナイフ in 冒険者セット

名誉点
0
ランク

名誉アイテム

点数
冒険者ランク

容姿

身長:148cm
体型:痩せすぎ
髪の色:黒
瞳の色:こげ茶
好きなもの:自分を大切に思ってくれる存在
嫌いなもの:過去を抉ってくるような存在

経歴

簡易版

現実世界で人々を呪い殺していった、「山村貞子」の生まれ変わり。
そのモデルとなった御船千鶴子の特徴も備えている。
過去の精算という名目で、転生時に呪い殺す力も念写能力も奪われた。
初めは何もできないことを嘆いていたが、とある出来事をきっかけに、自らの人生を一から変えようと試みる。
こちらの世界に来てから存在を疎まれることがなくなったため、寡黙だが心優しく、芯のある少女となった。
ただしキレると超怖い。

名前の由来は
・ミフネ: 山村貞子のモデルとなった「御船千鶴子」から
・シャリテ: フランス語で「慈悲」
・セディカ: 貞子(SaDaKo)の子音だけ使って改名したもの(SeDiKa)。

長尺版

長いので格納

呪いのビデオ。それは見たら1週間後に死ぬといわれたビデオ。
その内容を念写し、呪いをかけたのは山村貞子という女性である。

山村貞子の生い立ちは悲惨である。
生まれつき超能力を持っていた貞子は周囲から迫害されていた。
高校卒業後は舞台女優として活躍するも、怪現象が相次いだと当てつけられ退団。
父が入院していた療養所で医師から強姦され、殺害され、井戸に遺棄された。
彼女の恨みは相当なものであっただろう。迫害と不条理。それだけで19年の生涯に幕を閉じだのだ。

もっとこれから幸せになるはずだったのに…
超能力なんてなければよかったのに…
彼女の恨みはそうした将来への切望もあったのかもしれない。

呪いのビデオというものが世に流布してから、しばらく経った。
もはや無差別的なテロとなった彼女の呪いを、どこかの神が拾い上げた。
そして、死んだ彼女を天界に連れてきた。

「…相当疲れているようだな」
「…誰」
「あー……君の世界で言う、『神』とか、そういうやつ」
「…はぁ」
目の前にいるのが神だと言われても大して驚かない。それは胡散臭いと思っているのではなく、彼女にとっては最早全てがどうでもいいことの証拠だった。
「君は、今の状況をどう思っている?」
「…ざまあみろ、でしょうか。あんな世界なんて、滅んでしまえばいいのです。」
「なるほど…君のその恨みというものは相当なものなわけだ」
「恨みなんてものではありません。私は…私はまだ…やりたいことがあったのに……」
「やりたいこと、とね」
「…舞台女優としてトップスターになる。テレビや映画の世界で輝く。それが……私の夢だったんです。……でもこんな力があるから……」
「…そうか」
「簡単に分かったように言わないでください!最初は、念写とか、予言とか、そういうものができて、それが当たるから、皆が集まってくれるのが嬉しかった。……でも、その後は、気持ち悪がられて……殺されて……」
「…少し頭を冷やそうか」
「…どうやって?」
「別の世界に飛ばす」
「…テレポートですか」
「まあ、そういったものになるかな」
「…構いません。どの世界でも同じなんです。みんな…私を恐れるに違いない。虐げるに違いない。どこに飛ばされようが、私はそこにいるのを呪い殺すだけです」
「その力は次の世界ではないから大丈夫!ほらっ!」
「え?」

ブワッと目の前から風が吹き、その風に目を閉じた。
次に目を開けたときには、いつの間にか彼女は別の世界にいた。

「…??」
「…!!」
立てている。あんなにボロボロで全身グチャグチャの身体だったのに、もう傷一つない。
久しぶりだった。立って歩いている…それだけで何とも言えない愉悦感だった。
…視界だけが長い前髪で邪魔だった。

…とはいえ、だ。
どうせ同じなんだ、世界が変わっても。
どうせ嫌われるんだ、やり直しても。
…この世界でも、やることは同じ。
そう考えると軽やかに感じた彼女の脚も途端に重くなった。

フラフラと街を歩いていると、誰かと肩がぶつかった。
「あら、失礼…っておわっ!すごい髪してるじゃない」
「…………」
…この人も殺せるのだろうか?もはや殺せるかどうかはただの興味と化していた彼女は、試しに念じてみた。
……、
…………、
…………
「どうしたんだい?そんな見つめてきて…」
…駄目だ。どうやら本当に力が奪われたらしい。
「ふふふ、これでもね、おばちゃん美容師なんだ。アンタのその長い髪、切ってやるよ」
「………」
美容院に案内された。髪を切られるなんて…どれくらいぶりなんだろう……

数十分後。
「あら!あらあらあら」
美容師だという女性が驚く。…というかどう見ても「おばちゃん」というには若すぎるように見えた。前髪がなくなってやっときちんと見えた。
「あなたきれいな顔してるのねぇ…この世界では見かけないくらいの美貌だ」
綺麗……昔もそんなことを言われていたような気がする。見た目は綺麗なのにね、と。
「…そうですか?」
「アタシの目に狂いはないさ。任せな、もっと美しくしてあげるよ」
…あぁ…こうやって人の優しさに触れられたのなんて、いつぶりだろう……いや、生前は……なかったかもしれない………

「できたよ」
鏡を見せてもらった。
…これが、私……??
信じられないほどの変貌を遂げた自分が、そこにいた。
「ふふ、普段より結構気合い入れちゃったよ」
「……ありがとう、ございます。なんと言ったらいいのか…」
驚きとともに、美容院を後にした。

そうか。
この世界では、力が使えない。
でも、私の過去を知る人もいない。
なら、これは第二の人生だ。
呪いの力なんて使わなくていい、それで迫害なんてされない、新しい人生なんだ。

そう考えると、すっと気持ちが楽になった。

…今は、呪いの力は使えないけど。
舞台女優には、もうなれないかもしれないけど。
自分の力を、誰かのために使えるなら。
「ありがとう」と、そういってもらえるなら。
私は望んで、その力を使おう。
呪いではなく、正義の魔法として。
そう思い、彼女は冒険者の道を開いた。

──これはホラーのアイコンと化した"山村貞子"ではない。
これは茶化され、ネタキャラと化した"山村貞子"の話ではない。
真の意味で、彼女が人生をやり直す話。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 ガメル 名誉点 成長 GM 参加者
キャラクター作成 3,000 1,200 0
取得総計 3,000 1,200 0 0

収支履歴

2023/12/12(初期作成)

冒険者セット::-100
聖印::-100
ハードレザー::-340
ラウンドシールド::-100
知性の指輪::-500

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