“力を失いし美女”ミフネ・シャリテ・セディカ
プレイヤー:micoze
「この世界で、私は変わりたいんです」
- 種族
- 人間
- 年齢
- 19
- 性別
- 女
- 種族特徴
- [剣の加護/運命変転]
- 生まれ
- 神官
- 信仰
- “賢神”キルヒア
- ランク
- 穢れ
- 技
- 4
- 体
- 8
- 心
- 9
- A
- 6
- B
- 6
- C
- 6
- D
- 8
- E
- 8
- F
- 9
- 成長
- 0
- 成長
- 0
- 成長
- 0
- 成長
- 0
- 成長
- 0
- 成長
- 0
- 器用度
- 10
- 敏捷度
- 10
- 筋力
- 14
- 生命力
- 16
- 知力
- 17
- 精神力
- 18
- 増強
- 増強
- 増強
- 増強
- 増強
- 1
- 増強
- 器用度
- 1
- 敏捷度
- 1
- 筋力
- 2
- 生命力
- 2
- 知力
- 3
- 精神力
- 3
- 生命抵抗力
- 4
- 精神抵抗力
- 5
- HP
- 22
- MP
- 24
- 冒険者レベル
- 2
経験点
- 使用
- 2,500
- 残り
- 500
- 総計
- 3,000
技能
- プリースト(キルヒア†)
- 2
- セージ
- 1
戦闘特技
- 《魔法拡大/数》
練技/呪歌/騎芸/賦術
- なし
判定パッケージ
セージ技能レベル1 | 知識 | 4 |
---|
- 魔物知識
- 4
- 先制力
- 0
- 制限移動
- 3 m
- 移動力
- 10 m
- 全力移動
- 30 m
言語
会話 | 読文 | |
---|---|---|
交易共通語 | ○ | ○ |
リカント語 | ○ |
魔法
魔力 | 行使 基準値 | ダメージ 上昇効果 | 専用 | ||
---|---|---|---|---|---|
プリースト技能レベル2 | 神聖魔法 | 5 | 5 | +0 |
技能・特技 | 必筋 上限 | 回避力 | 防護点 |
---|---|---|---|
技能なし | 14 | 0 | ― |
防具 | 必筋 | 回避力 | 防護点 | 専用 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
鎧 | ハードレザー | 13 | 4 | |||
盾 | ラウンドシールド | 8 | 1 | |||
合計: すべて | 0 | 5 |
装飾品 | 専用 | 効果 | |
---|---|---|---|
首 | 聖印 | 神聖魔法使用 | |
左手 | 知性の指輪 | 知力+1 |
- 所持金
- 60 G
- 預金/借金
- 0 G / 0 G
所持品
松明: 残り6
背負い袋 in 冒険者セット
水袋 in 冒険者セット
毛布 in 冒険者セット
火口箱 in 冒険者セット
ロープ10m in 冒険者セット
小型ナイフ in 冒険者セット
- 名誉点
- 0
- ランク
名誉アイテム
点数 | |
---|---|
冒険者ランク |
容姿
身長:148cm
体型:痩せすぎ
髪の色:黒
瞳の色:こげ茶
好きなもの:自分を大切に思ってくれる存在
嫌いなもの:過去を抉ってくるような存在
経歴
簡易版
現実世界で人々を呪い殺していった、「山村貞子」の生まれ変わり。
そのモデルとなった御船千鶴子の特徴も備えている。
過去の精算という名目で、転生時に呪い殺す力も念写能力も奪われた。
初めは何もできないことを嘆いていたが、とある出来事をきっかけに、自らの人生を一から変えようと試みる。
こちらの世界に来てから存在を疎まれることがなくなったため、寡黙だが心優しく、芯のある少女となった。
ただしキレると超怖い。
名前の由来は
・ミフネ: 山村貞子のモデルとなった「御船千鶴子」から
・シャリテ: フランス語で「慈悲」
・セディカ: 貞子(SaDaKo)の子音だけ使って改名したもの(SeDiKa)。
長尺版
長いので格納
呪いのビデオ。それは見たら1週間後に死ぬといわれたビデオ。
その内容を念写し、呪いをかけたのは山村貞子という女性である。
山村貞子の生い立ちは悲惨である。
生まれつき超能力を持っていた貞子は周囲から迫害されていた。
高校卒業後は舞台女優として活躍するも、怪現象が相次いだと当てつけられ退団。
父が入院していた療養所で医師から強姦され、殺害され、井戸に遺棄された。
彼女の恨みは相当なものであっただろう。迫害と不条理。それだけで19年の生涯に幕を閉じだのだ。
もっとこれから幸せになるはずだったのに…
超能力なんてなければよかったのに…
彼女の恨みはそうした将来への切望もあったのかもしれない。
呪いのビデオというものが世に流布してから、しばらく経った。
もはや無差別的なテロとなった彼女の呪いを、どこかの神が拾い上げた。
そして、死んだ彼女を天界に連れてきた。
「…相当疲れているようだな」
「…誰」
「あー……君の世界で言う、『神』とか、そういうやつ」
「…はぁ」
目の前にいるのが神だと言われても大して驚かない。それは胡散臭いと思っているのではなく、彼女にとっては最早全てがどうでもいいことの証拠だった。
「君は、今の状況をどう思っている?」
「…ざまあみろ、でしょうか。あんな世界なんて、滅んでしまえばいいのです。」
「なるほど…君のその恨みというものは相当なものなわけだ」
「恨みなんてものではありません。私は…私はまだ…やりたいことがあったのに……」
「やりたいこと、とね」
「…舞台女優としてトップスターになる。テレビや映画の世界で輝く。それが……私の夢だったんです。……でもこんな力があるから……」
「…そうか」
「簡単に分かったように言わないでください!最初は、念写とか、予言とか、そういうものができて、それが当たるから、皆が集まってくれるのが嬉しかった。……でも、その後は、気持ち悪がられて……殺されて……」
「…少し頭を冷やそうか」
「…どうやって?」
「別の世界に飛ばす」
「…テレポートですか」
「まあ、そういったものになるかな」
「…構いません。どの世界でも同じなんです。みんな…私を恐れるに違いない。虐げるに違いない。どこに飛ばされようが、私はそこにいるのを呪い殺すだけです」
「その力は次の世界ではないから大丈夫!ほらっ!」
「え?」
ブワッと目の前から風が吹き、その風に目を閉じた。
次に目を開けたときには、いつの間にか彼女は別の世界にいた。
「…??」
「…!!」
立てている。あんなにボロボロで全身グチャグチャの身体だったのに、もう傷一つない。
久しぶりだった。立って歩いている…それだけで何とも言えない愉悦感だった。
…視界だけが長い前髪で邪魔だった。
…とはいえ、だ。
どうせ同じなんだ、世界が変わっても。
どうせ嫌われるんだ、やり直しても。
…この世界でも、やることは同じ。
そう考えると軽やかに感じた彼女の脚も途端に重くなった。
フラフラと街を歩いていると、誰かと肩がぶつかった。
「あら、失礼…っておわっ!すごい髪してるじゃない」
「…………」
…この人も殺せるのだろうか?もはや殺せるかどうかはただの興味と化していた彼女は、試しに念じてみた。
……、
…………、
…………
「どうしたんだい?そんな見つめてきて…」
…駄目だ。どうやら本当に力が奪われたらしい。
「ふふふ、これでもね、おばちゃん美容師なんだ。アンタのその長い髪、切ってやるよ」
「………」
美容院に案内された。髪を切られるなんて…どれくらいぶりなんだろう……
数十分後。
「あら!あらあらあら」
美容師だという女性が驚く。…というかどう見ても「おばちゃん」というには若すぎるように見えた。前髪がなくなってやっときちんと見えた。
「あなたきれいな顔してるのねぇ…この世界では見かけないくらいの美貌だ」
綺麗……昔もそんなことを言われていたような気がする。見た目は綺麗なのにね、と。
「…そうですか?」
「アタシの目に狂いはないさ。任せな、もっと美しくしてあげるよ」
…あぁ…こうやって人の優しさに触れられたのなんて、いつぶりだろう……いや、生前は……なかったかもしれない………
「できたよ」
鏡を見せてもらった。
…これが、私……??
信じられないほどの変貌を遂げた自分が、そこにいた。
「ふふ、普段より結構気合い入れちゃったよ」
「……ありがとう、ございます。なんと言ったらいいのか…」
驚きとともに、美容院を後にした。
そうか。
この世界では、力が使えない。
でも、私の過去を知る人もいない。
なら、これは第二の人生だ。
呪いの力なんて使わなくていい、それで迫害なんてされない、新しい人生なんだ。
そう考えると、すっと気持ちが楽になった。
…今は、呪いの力は使えないけど。
舞台女優には、もうなれないかもしれないけど。
自分の力を、誰かのために使えるなら。
「ありがとう」と、そういってもらえるなら。
私は望んで、その力を使おう。
呪いではなく、正義の魔法として。
そう思い、彼女は冒険者の道を開いた。
──これはホラーのアイコンと化した"山村貞子"ではない。
これは茶化され、ネタキャラと化した"山村貞子"の話ではない。
真の意味で、彼女が人生をやり直す話。
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | ガメル | 名誉点 | 成長 | GM | 参加者 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
キャラクター作成 | 3,0001,200 |
0
|
|
|
| | ||
取得総計 | 3,000 | 1,200 | 0 | 0 |
収支履歴
2023/12/12(初期作成)
冒険者セット::-100
聖印::-100
ハードレザー::-340
ラウンドシールド::-100
知性の指輪::-500