ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

最後の王女、ソニア - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖
20

最後の王女、ソニア

分類:神族
知能
人間並み
知覚
五感
反応
友好的
言語
交易共通語・魔法文明語・地方語(王都イクリール)・地方語(旧都)
生息地
杯ダンジョン最下層(神の子の間)
知名度/弱点値
10/80
弱点
呪い属性ダメージ+20点
先制値
75
移動速度
200
生命抵抗力
30 (37)
精神抵抗力
150 (157)
攻撃方法(部位) 命中力 打撃点 回避力 防護点 HP MP
白の剣 30 (37) k65[7]+40 32 (39) 20 500 7500

特殊能力

神の末裔

神の末裔であり、この世界における最後の純粋な神族です。
彼女はその性質から魔書に対する異常な免疫を持ち合わせており、全ての魔法ダメージを1/5します。
『ソニアは神であった。今もそうだが、そのことを一体誰が覚えているのだろう。』

小さな威光

彼女が神族である証です。特に効果はありません。
『民から名を忘れ去られた神は、果たして神なのだろうか?』

神能:誓約

彼女は誓約の神であり、この世界において初めて誓約を作りました。
『神聖魔法とも違う形の恩恵、それが誓約である。それはより親しく、より強固なものであるという。』

誓約【最後の王女】

自らの誓約を使用できます。

誓約能力『最後の意地』

自身が誰かを庇っている際に使用できます。
自身のHPが「0」以下になり生死判定に失敗する、もしくは戦闘から脱落・死亡・気絶する際、全ての判定を無視してもう1ラウンドその対象を庇い続けます。この間攻撃は行えますが、複数回行動・複数回攻撃は行えず、宣言特技も使用できません。
効果終了後再度生死判定が発生した場合、その判定には必ず自動失敗します。気絶・脱落・即死でこのスキルが発動した場合は、その効果を適用します。
『例え斃れたとしても王女だけは守り抜くという強い意志の表れ。』

誓約魔書『攻防一体の魔力』

消費MP:20
《魔力撃》を使用すると宣言した際、攻撃を行う前にこの魔書を使うことで効果が発動します。
1ラウンドの間、魔力の半分(端数切り捨て)の値をそれぞれ命中と回避に追加します。またこの効果中は、例外的に必筋で参照される筋力の値が「筋力+(魔力/2)」となります。
『王女が剣術をエーデルワイスから学ぶ際に編み出したもの。元々王女は体が弱く、剣を振るうには十分ではなかったという。』

誓約魔書『魔力の浮遊盾』

消費MP:10
自身の魔力を盾に変え、浮遊させます。自身の魔力点を盾の防護点とし任意の対象に付与します。この間、自身の魔力は常に「-10」されます。
『王女が従者のために編み出したもの。自らを守護する騎士の苦痛が少しでも和らぐように。』

誓約魔書『残響』

消費MP:5
自身の声や誰かの声を物体1つに記憶させ、特定動作や合言葉で再生させます。
特定動作や合言葉に指定はありません。
『幼い頃、王女が精霊に教えてもらった悪戯のための魔書。寂しがり屋らしい、そんな魔書だ。』

3回行動
戦闘特技

《ターゲティング》《魔法収束》《魔法制御》《魔法拡大/数》《魔法拡大すべて》《牽制攻撃Ⅲ》《魔力撃》《変幻自在Ⅱ》《必殺攻撃Ⅲ》《舞い流し》《心眼》《ヒットアンドアウェイ》《急所突き》を習得しています。

王女の意地

自身のHPが「0」以下となった時、生死判定として代わりに精神抵抗力で判定できます。
また、その判定に失敗した時、一度だけHP・MP最大で復活できます。この時、発動時点のMPの値分だけ追加HPとして獲得します。
『今となっては影も形もない、王女と神族としての意地。それがどれ程くだらなく滑稽でも、ソニアにとっては理不尽な運命への意志なのだ。』

魔書・聖書 20レベル/魔力150(157)
突き

剣を構え素早く突き出します。リスクとして回避力に「-2」を受け、命中に「+2」と追加Dに「+4」します。また、この攻撃に対して盾の防護点を適用した時やダメージを受けた時、対象は僅かに姿勢を崩し行動判定に「-2」の修正を受けます。

切り下がり

牽制で軽く攻撃しつつ、間合から下がります。リスクとして追加Dに「-20」を受け、命中力と回避力に「+2」します。

ヴィコロール・リベラティオ

使用条件:HP50%以下
予兆:なし
敵全体に「k100[9]+150」点の森羅属性魔法ダメージを6回与えます。

エクセーザ・ラセラティオ

予兆:効果解除を2回付与する
ランダムな対象に「k100[7]+300」点の水・氷+呪い属性魔法ダメージを8回与えます。
また対象に『窒息』(毎ラウンドHPの最大値が1/4ずつ減少する効果)と『腐敗』(毎ラウンドHPが1/4ずつ減少する効果)を付与します。

クラディス・ルーチェア

予兆:1ラウンドに5回以上ダメージを与える
ランダムな対象に「k100[6]+450」点の炎+雷属性魔法ダメージを6回与えます。
また敵全体の強化効果を全て解除し、麻痺を付与します。

アトロフィア・インペトス

予兆:1回の攻撃で500ダメージ以上を与える
敵全体に「k100[7]+1500」点の風+土属性魔法ダメージを与えます。
また敵全体に『アビリティスロウ』(前ラウンドに使用した魔法・戦闘特技・能力を使用できなくなる効果)を付与します。

ルプティス・アルドーレ

使用条件:HP15%以下
予兆:全員の攻撃行動
敵全体に「魔力×50」点の炎属性魔法ダメージを与えます。
これは属性無効や魔法耐性を貫通し、軽減効果とかばう等の効果を無視します。

ルプティス・トーレンス

使用条件:HP15%以下
予兆:魔法ダメージで500点以上を与える
敵全体に「魔力×50」点の水・氷属性魔法ダメージを与えます。
また敵全体に『強圧』(HPが回復・再生できず、蘇生ができなくなる効果)を付与します。

ルプティス・グラウンド

使用条件:HP15%以下
予兆:物理ダメージで500点以上を与える
敵全体に「魔力×50」点の土属性魔法ダメージを与えます。
また敵全体に『恐怖』(MPが回復・装填できず、消費ができなくなる効果)を付与します。

ルプティス・テンペスタ

使用条件:HP15%以下
予兆:デバフを3回付与
敵全体に「魔力×50」点の風属性魔法ダメージを与えます。
また、敵全体の召喚された妖精・魔神・騎獣・竜は全て戦闘から除外されます。

ルプティス・スプレンド

使用条件:HP15%以下
予兆:200ダメージ以上を3回与える
敵全体に「魔力×50」点の雷属性魔法ダメージを与えます。
また、敵全体の装飾品・アイテム効果を封じます。

ルプティス・テネブリス

使用条件:HP15%以下
予兆:全員で合計1000以上のダメージを与える
敵全体に「魔力×50」点の呪い属性魔法ダメージを与えます。
また、敵全体の主動作型の特殊能力を封じます。

ラツィオ・エクゼティウム

使用条件:ルプティスの魔書のいずれかを使用した次のラウンド
予兆:なし
敵全体を戦闘不能状態にさせます。
これを受けると強制的に戦闘が終了します。

解説

ソニアはかつて都ハノーヴァで生まれた神であり、純血の神族でいえば最後の子となった。
しばらくして旧都の神が衰え始めた頃、最後の神族である王女ソニアの騎士として地上へと降り立った。そこに都を建設し、ソニアは王女として暮らし、エーデルワイスと共に日々を過ごしていた。そうやって時は過ぎてやがてソニアが女王になる………はずだった。
ある日いつものように両親におはようを言いに行こうと玉座に向かうと、見知らぬ男が座っていた。侵入者だと衛兵を呼んだ。だが衛兵は誰も答えてくれない。………それどころか、自分の事を知らないとでも言うように見つめていた。怖くなったソニアは両親の寝室に飛び込んだ、そして信じられぬ現実を見た。あったのは遺骨と遺品………一目で両親だと理解した。
………ソニアは自分ではない思考の芽生えを感じた。『杯の墓所』に行き、そこで神の子として番人をせよと。理解した、これこそが両親を殺した奴の声だと。ソニアは遺骨と遺品を持ち、エーデルワイスに伝えた。花畑で待っていて欲しいと、いつか必ず帰ってくると。
そして薄暗い場所に遺品を並べ、待っていたと言わんばかりの剣を手に取った。墓所の奥に鎮座するボスとして、旧都から降りてきた神の末裔として。

いつか物語が終わるまで、王女であると剣と従者のエーデルワイスに誓った。何も知らぬ者は嗤うだろう、『都から追い出された神の末裔が墓の中で王女を名乗り、意地汚く生きている』と。それでもいい、ただ黙って運命とやらに従うほど潔くない。最後に『私』を勝ち取るとはこのソニア・ウィンターベルであると、知らしめてやるのだ。

「とくと見よ運命とやら。お前から必ずや『私』を勝ち取ってやろうぞ。」

製作者:ゆーも。

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