容姿・経歴・その他メモ

大きな挫折をしたことがある
知り合いに生き返ったことがある人がいる
家族から探されている
王になる為

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小さくない、大きくもない一般的な村で育った朱雀。
家族全員仲が良く、10ほど年の離れた兄の玄武は村の中では指折りの戦士で大いに期待されていた。
また、同じ血を引く朱雀も凄まじい剣の才能で玄武を超えるであろうとまで言われていた。
15歳になり、初めての任務についた。
内容は、護身用の武器を持ち、別の討伐隊についていく。いわば見学のような任務だった。
自分ならいきなり討伐でもこなせる自信があったので少し悔しかったが渋々承諾した。

そんな簡単な任務だったが、朱雀を壊すには十分すぎる内容であった。
魔物は卑劣な魔法を使い、味方が仲間同士で殺し合いを始めたのだ。
当然朱雀も味方に切りかかられ、恐怖に襲われた朱雀はその仲間を切り殺してしまう。
以来その出来事がトラウマになり、討伐隊には参加せず、戦いとは無縁の生活を送っていた。

その事件から数日後、兄は小さな女の子を連れて帰ってきた。詳しく聞くと
・村の任務の先で見つけた
・メリアという種族で魔法の素質がある
・真名はエイル・ニュクス　本当の家族になるため白虎と名付けた
・いつか村に欠かせぬ人材になる
との事だ。頭の良い兄の事である。きっと深い考えがあるであろうとそれ以上深くは聞かなかった。

それから数年後、兄は白虎が急に姿を消したと大慌てで騒いでいた。
なんでも白虎がリカンドではないと気づいてしまい家を出て行ってしまったとの事。
兄は討伐隊を抜け、白虎の捜索を続けていた。
その道中で何度も魔物に襲われ、村の人たちからは避けられるようになっていた。
そんな中、ある日父親に呼び出された。
穢れてしまった兄を殺せと命じられたのであった。
どうやら兄に代わる戦士になる為に、兄を殺して過去を払拭しろとの事であった。

村の掟を誰よりも律儀に守ってきた朱雀だが、大切な兄を殺すことが出来るわけもなく逃がしてしまった。
掟を破って許される訳もなく、すぐに裏切りとみなされ、村の友人や親までもが襲い掛かってきた。
それ以降、幼い頃からの鍛錬のおかげで無事に逃げることが出来たが、未だに家族や村の人間から追い回されている。

兄のような人間を出さないために自分ができる事を考えた。
その為の第一歩として冒険者になる事を決心し街に向かった。
道中、近くの村にメリアがいると耳にした。
そのメリアに会いに行くと、やはりそれは白虎であった。
兄の部屋にあった木箱を渡した時、この子には魔法の才能があると兄が言っていた事を思い出した。
自分は魔法が苦手なため、一緒に行動しようと考えた。
・玄武は死んだ、同じような人を出さないため協力してくれ
・自分が王になるまで白虎の名を捨てエイル・ニュクスの名で生きろ
と伝えた。
実際には兄は生きているはずだが、生きていれば探しに行ってしまうだろうと考え、確実に協力してもらう為に死んだと嘘をついた。

エイルは手伝ってくれると言ってくれた。
穢れてしまう原因の元を絶たなければ。
救済措置がとれる国がなければ。
エイルを騙したときは心が痛んだが、それが最後の一押しになった。

朱雀は決意する


　　　　　　　　　　　　　　「私は王になる」

履歴

５→薙ぎ払い1
７→ソードS　or 頑強 or 練体の極意（p.231）
９→ソードS　or 頑強 or 練体の極意（p.231）
１１→ソードS　or 頑強 or 練体の極意（p.231）

デストロイヤー【35】c10　
15000円で命中ダメ+１の両手剣
打撃、切断

セッション履歴

収支履歴