容姿・経歴・その他メモ

○容姿
髪色は明るい茶色で、目は碧眼。肌は日焼けしていて、顔には大きな傷痕がある。
髪は短く切り揃えられていて、誠実そうな印象を与える青年。一人称は「俺」

○経歴
Ⅰ.経歴表Ａ‐５‐４「のめり込む趣味がある」
Ⅱ.経歴表Ｂ‐１‐１「大きな失敗をしたことがある」
Ⅲ.経歴表Ｃ‐２‐６「歌を褒められたことがない」
冒険に出た理由：３‐６「最高の冒険者となるため」

　サイラス・セルウェイは、王都ハーヴェスのライフォス神殿大司教ウォーレン・セルウェイの子として生まれました。幼い頃から冒険者になることを夢見ており、その夢に向かって鍛錬を続けていました。しかし、父ウォーレンは「生まれながらの才能を生かし、冒険者ではなく神殿に仕える神官となって欲しい」こと、加えて「我が子の身を案じる」という想いから、サイラスが冒険者になることに強く反対しました。
　結局、成人したサイラスは神官としてライフォス神殿に仕えることとなります。神殿に出仕しながらも鍛錬は続けており、周囲の人々からは将来有望な神官戦士として期待されていました。しかし、その三年後、18歳の時、サイラスは置き手紙一枚を残して神殿を飛び出し、冒険者となりました。家出同然に神殿から飛び出し、神官としての生き方を捨てたサイラスにウォーレンは激怒し、二人の関係は半ば絶縁状態になっています。とはいえ、心配もしているようで、ウォーレンは定期的にサイラスの幼馴染である「」を通じてその様子を伺っているようです。

　サイラスが冒険者に強く憧れていること、ウォーレンが過保護であることには、サイラスの幼少期に起きたとある事件が関係しています。十数年前、王都では邪教徒による連続殺人事件が発生していました。その殺人事件の標的として、有数の冒険者であり、高位司祭としても名を馳せていたウォーレンが狙われたのです。しかも、実際に標的となったのは、当時幼かったサイラスでした。誘拐されたサイラスは死の一歩手前にまで追い詰められましたが、ウォーレンとその仲間たちはサイラスを救出し、邪教徒を捕縛、事件を解決に導きました（サイラスの顔にはこの事件の際に負った傷痕が残っています）。この事件をきっかけにウォーレンは冒険者を引退し、サイラスの側にいることを選びます。そして、幼いながらに父親の雄姿を見たサイラスは冒険者に憧れるようになりました。ちなみに、サイラスは自分を助けてくれたのが父親であることを知りません。
　
　これといった趣味は持ち合わせていませんが、彼が一番のめり込んでいるのはおそらく「鍛錬」でしょう。
　サイラスにとって最も苦手なものは歌唱です。神官として生まれたがゆえに聖歌や讃美歌を歌う機会は多かったのですが、そのどれもが調子の外れた歌になってしまいました。
　サイラスはライフォス神官の中では比較的穏健派であり、積極的に蛮族や"穢れ"を排除しようという思想は持っていません。ただし、良し悪しをきっぱり割り切っているため、行動を躊躇することはほとんどありません。

セッション履歴

収支履歴