特殊能力

[常]｜終わらぬ夜《アジ・ダハーカ》

　『夜明け』は未だ来ない。
　このキャラクターを中心とした半径100km以内はいかなる効果を無視して常に「直射日光の射さない真夜中」となります。
　また、範囲外から範囲内に対してはいかなる探知や転移及び外部から内部へ本人による物理的侵入を除いた干渉する手段は作用せず、その逆も作用しません。

[常]｜憤怒之烙印《ラースティグマ》

　意思も本能も、激情に。
　このキャラクターの手番終了時、そのラウンド中「[常]吸血鬼」によってHPを「200」点以上回復することができていなかった場合、以下の補正を永続的に得ます。

この効果は累積します。

[常]｜刹那之烙印《ヘイスティグマ》

　どれだけ疾くとも、過去までは間に合わない。
　いずれかのキャラクターが主動作を行う度、その終了時に「1d」を振ります。これにより「5」以上が出た場合、その手番の処理に割り込んでこのキャラクターの主動作を行います（自身の手番中でない場合はこれによって追加された主動作に「[常]｜刹那之烙印《ヘイスティグマ》」が反応することはありません）。
　また、このキャラクターは主動作の度に移動を行う事ができます。

[常]不屈

[常]影走り

[常]飛行Ⅱ

[常]通常武器無効

[準][補]練技

　全ての練技を使用可能です。【リカバリィ】の点数は「30」点、【バルーンシードショット】、【フェンリルバイト】、【スパイダーウェブ】の基準値は「2d+30」とします。

[補][準]操気

　全ての操気を使用可能です。基準値を求める場合は全て「30」を基礎値にします。

[主]飛び掛かる/25(32)/危険感知判定/消滅

　獲物に飛び掛かり、貪り喰らいます。
　「射程/形状:20m/起点指定」「対象:1体」の座標へと移動し飛び掛かります。飛び掛かられたキャラクターあらゆる効果を無視して常に転倒状態になります。また、飛び掛かっている間、このキャラクターの「[常]飛行」は無効化されます。
　また、飛び掛かられたキャラクターに対する「牙」による攻撃は対象の出目に関わらず「命中」となり、防具及び装飾品によるダメージ軽減を無視します。
　解除する場合は「引き剥がし処理」に準じます。
　このキャラクターはこの効果を主動作で解除することができます。
また、一度この効果の対象となったキャラクターは、以降、戦闘が終了するまで、この効果に対抗するための危機感知判定に+4のボーナス修正を得ます。

[主]｜血壊《ブラッドハート》

　最大HPを「200」点減少することで自身に付与された効果を全て解除します。
　この特殊能力は1ラウンドに1回しか使用できません。

[常]双刃

　このキャラクターの近接攻撃によるダメージ決定は二度行い、その両方を対象に与えます。

[常]再生=25点

[常]吸血鬼の体

　太陽の下にいる限り、手番の終了時に「25」点の確定ダメージを受けます。さらに、命中力・回避力判定に-2のペナルティ修正を受け、特殊能力「[常]通常武器無効」と「[常]再生=25点」を失います。

[常]吸血鬼

　その手番での武器による攻撃が最初に命中した時に、対象に牙で噛みつくかどうかを選択します。
　牙による攻撃は打撃点が「2d+50」点の物理ダメージとなり、適用ダメージと同値だけ、この魔物のHPが即座に回復します（アンデッド、魔動機、魔法生物を除く）。
　この効果でHPが0以下になった対象は、生死判定に-15のペナルティを受けます。これにより生死判定に失敗した場合、対象は死亡せずこのキャラクターの『餌』と見なされます。
　『餌』と見なされたキャラクターは「牙」によって受けるダメージが確定ダメージとなり、それによってこのキャラクターの回復する値は2倍となります。また、『餌』と見なされたキャラクターは【アウェイクン】や【ダークソウル】等の通常の気絶者を起こす効果で起きる事はありません。
　この効果は3日間であり、達成値30の呪い属性として扱われます。効果時間が過ぎたことで解除された場合、そのキャラクターは死亡し、灰の山と化します。