ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

【異伝・リン流戦場舞踊剣】 - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

異伝(いでん)・リン流戦場舞踊剣(せんじょうぶようけん)

(ランドール地方)
AI
入門条件
「コネクション:異伝・リン流戦場舞踊剣師範代」、武器習熟S/ソード

 ランドール地方、城砦都市フォルトフォールにて興った流派「リン流戦場舞踊剣」、その異端です。英雄リンの三番弟子であるシャルフ・オーゼン(人間/男性)が興したとされています。
 シャルフは弟子の中でも不出来であり、自身もそれを自覚し、苦悩していました。リンもシャルフを目をかけており、彼の武器が腰の柔さにあると思ったリンはそれを伝えました。シャルフは腰の柔らかさがリン流の何に活かせるのか全く理解ができませんでした。あるとするなら振り抜く威力が段違いのものになるということであり、守り魅せるリン流とは全く違うものであるからです。
 ある時、シャルフは珍しい武器が売られているのを見つけます。それは刀と呼ばれる刀剣でした。シャルフはそこで理解しました。反りのある刀身は遠心力にて強大な威力を発揮するものであり、振り幅が大きければより強力な一撃を放てるのだと。そして、ああいった武器を使ってこそ、自身を活かせるのだと。そして、自身がリン流に向かないのだと。
 シャルフはその後、暫く道場を離れ、1人で武者修行をし、1年後、道場へと戻り弟子を辞める旨と、見てほしい技があると伝えました。
 そこでシャルフが見せた技はリン流の歩法や構えを踏襲しつつも、理念とはかけ離れた超攻撃的な剣術でした。弟子たちはそれを見るや否や、邪道である、侮辱であるとシャルフに斬りかかる勢いでしたが、リンはただ一言「それで良い」と言ったのみでした。
 その後、シャルフはリン流を離れ、異伝・リン流戦場舞踊剣として伝道師として渡り歩きました。今でもその慣習は存在し、異伝・リン流戦場舞踊剣は道場を持たず、望む者に技を教える形になったのです。
 異伝・リン流戦場舞踊剣を学ぶ為には「コネクション:異伝・リン流戦場舞踊剣師範代」(名誉点100点)が必要です。また、開祖リンに認められたものの、その弟子たちには嫌われており、現代でもリン流戦場舞踊剣では邪流と言われています。異伝・リン流戦場舞踊剣に入門すると、リン流に入門できなくなり、入門している場合、破門されます。

流派装備

 いずれも刀と呼ばれる形態のソードが用いられています。扱いにくいものですが、扱いにくさを補うために「鍔」という加工も施されています。これを取り外すことで命中が低下する代わりに威力をあげることができます。
 また、刀身を細くし、鎧の隙間から刺し貫いて殺す特別な加工も伝わっています。

名称 知名度 カテゴリ 価格 概要
打刀・隼鷹(じゅんよう) 14 〈ソード〉S 25,000
+50名誉点
異伝・リン流戦場舞踊剣の威力をさらに高める。
打刀・牙竜(がりょう) 16 〈ソード〉SS 50,000
+100名誉点
異伝・リン流戦場舞踊剣の威力をさらに高める。
鎧抜き加工 15 加工 3,000/6,000/9,000
+30名誉点
命中判定での2dの出目で「11」以上の時、対象の防護点をある程度無視してダメージを与える。

秘伝

 異伝・リン流戦場舞踊剣は、リン流戦場舞踊剣の踏み込みと滑らかな腰の動きによって相手の頸部を断ち切る超攻撃な戦い方を得意とします。その性質上、弱点を見抜く力との相性は格段に良く、セージを学ぶものも多いです。
 腰の動きの滑らかさや、深い踏み込み、体を沈める体捌きが重視されるため、それらが制限される〈金属鎧〉を身に着けることはできず、残心の存在、生物の身体構造的にこの流派秘伝の全ては《変幻自在Ⅰ》《変幻自在Ⅱ》《バトルマスター》等の複数回宣言特技によって同時に宣言できません。
 また、急所を狙う関係上、それらの存在が希薄な「分類:魔法生物」「分類:魔動機」「分類:アンデット」には全ての流派秘伝による効果や攻撃が効きません。
 異伝・リン流戦場舞踊剣は基本的に「異伝」という技の括りとなりますが、極まった戦舞士のみシャルフが至った「絶技」が使用できるとされています。

《異伝・(せい)(ことわり)

必要名誉点
20
タイプ
常時型
前提
《弱点看破》
限定条件
使用
適用
戦闘中、永続
リスク
概要
異伝・リン流戦場舞踊剣のみが狙える追加の弱点を与える。
効果

 敵を完全に理解することで、本質的な弱点を見抜き、大きな優位を取ります。
 自身が魔物知識判定にて敵の弱点値以上の達成値だった場合、効果を発揮します。対象に「弱点:物理ダメージ+2点」の特殊能力を付与します。
 ただし、この特殊能力は自身のみにしか起動できず、異伝・リン流戦場舞踊剣の流派秘伝による攻撃でなければ起動しません。

《異伝・鳶斬(とびぎ)り》

必要名誉点
20
タイプ
《必殺攻撃Ⅰ》変化型
前提
限定条件
デフォルト武器名に〜刀とある武器のみ
使用
ファイター技能、フェンサー技能、バトルダンサー技能
適用
1回の近接攻撃
リスク
10秒間、回避力-2。受ける物理ダメージ+4点
概要
腰の捻りを活かした快速の一閃で敵の弱点を斬り抜く。
効果

 鳶が獲物を搔っ攫うが如き剣閃にて敵の急所を斬り抜きます。
 この宣言を行った攻撃が命中した場合、使用している武器の威力を「+10」した上で、威力表使用時の出目が3〜11であればその出目を「+1」して扱います。1ゾロ、6ゾロはそのまま使用します。この処理はクリティカル後の振り足しにも有効です。ただし、所作に僅かな残心が組み込まれている為、大きな隙を見せてしまいます。リスクとして10秒間、回避力が「-2」のペナルティ修正を受けた上で、自身が受ける物理ダメージに「+4」点されてしまいます。

《異伝・鎌鼬(かまいたち)

必要名誉点
30
タイプ
《必殺攻撃Ⅱ》変化型
前提
《異伝・鳶斬り》
限定条件
デフォルト武器名に〜刀とある武器のみ
使用
ファイター技能、フェンサー技能、バトルダンサー技能
適用
1回の近接攻撃
リスク
10秒間、回避力-1。受ける物理ダメージ+4。
概要
腰の捻りを活かした快速の一閃で敵の弱点を斬り抜く。
効果

 リスクが10秒間、回避力に「-1」のペナルティ修正を受けること以外は《異伝・鳶斬り》と同じです。

《異伝・蜻蛉羽(あきつは)

必要名誉点
50
タイプ
《必殺攻撃Ⅲ》変化型
前提
《異伝・鎌鼬》
限定条件
デフォルト武器名に〜刀とある武器のみ
使用
フェンサー技能、バトルダンサー技能
適用
1回の近接攻撃
リスク
10秒間、受ける物理ダメージ+4。
概要
腰の捻りを活かした快速の一閃で敵の弱点を斬り抜く。
効果

 リスクが10秒間、回避力にペナルティ修正を受けなくなること以外は《異伝・鎌鼬》と同じです。

《絶技・隼駆(はやぶさが)け》

必要名誉点
100
タイプ
《必殺攻撃Ⅲ》変化型
前提
《異伝・鳶斬り》《異伝・鎌鼬》《異伝・蜻蛉羽》
限定条件
流派武器のみ、敏捷度30以上、「用法:2H」
使用
バトルダンサー技能
適用
1回の近接攻撃
リスク
10秒間、受ける物理ダメージ+12。10点の確定ダメージ。
概要
最速の領域まで達した斬撃で敵の弱点を斬り飛ばす絶技。
効果

 最速の隼を思わせる見えざる剣技にて敵の急所を斬り抜きます。
 この宣言を行った攻撃は対象の回避力に「-2」のペナルティ修正を与えます。命中した場合、使用している武器の威力を「+20」した上で、威力表使用時の出目が3〜11であればその出目を「+1」して扱います。1ゾロ、6ゾロはそのまま使用します。この処理はクリティカル後の振り足しにも有効です。ただし、所作に残心が組み込まれている為、自身を無防備に見せてしまう上に、身体の限界を超えた一撃により体が悲鳴を上げます。リスクとして10秒間、自身が受ける物理ダメージに「+12」点されてしまいます。

《異伝・鉄砲蟲(てっぽうむし)

必要名誉点
20
タイプ
《必殺攻撃Ⅰ》変化型
前提
《異伝・月輪》
限定条件
流派武器、鎧抜き加工
使用
ファイター技能、フェンサー技能、バトルダンサー技能
適用
1回の近接攻撃
リスク
命中、回避力-3
概要
鎧の隙間から敵の急所を狙い抜く。
効果

 鎧抜き加工された流派武器を用いて、敵の装甲の隙間から急所を刺し貫きます。
 この宣言を行った攻撃が命中した場合、威力表使用時の出目が3〜11であればその出目を「+1」して扱います。1ゾロ、6ゾロはそのまま使用します。この処理はクリティカル後の振り足しにも有効です。更に出目が「+1」された上で「11」以上だった場合、対象の防護点を「1/2」してダメージを算出します。これはクリティカル後の振り足しでも1度でも発生した場合、有効です。ただし、隙間から完全に急所を狙い穿つのは難度が高く、回避も疎かになってしまう為、自身の命中力と回避力に「-2」のペナルティ修正を受けます。
 この効果は鎧抜き加工と累積し、鎧抜き加工が発動した場合は、対象の防護点は「2/3」した値から更に「1/2」します。(例:20→13→7)

《異伝・天牛(かみきりむし)

必要名誉点
50/100
タイプ
《必殺攻撃Ⅱ》変化型
前提
《異伝・鎌鼬》《異伝・鉄砲蟲》
限定条件
流派武器、鎧抜き加工
使用
ファイター技能、フェンサー技能、バトルダンサー技能
適用
1回の近接攻撃
リスク
命中、回避力-2
概要
鎧の隙間から敵の急所を狙い抜く。
効果

 より精度が増し、より致命傷を狙えるようになった《異伝・鉄砲蟲》です。
 この宣言を行った攻撃が命中した場合、威力表使用時の出目が3〜11であればその出目を「+1」して扱います。1ゾロ、6ゾロはそのまま使用します。この処理はクリティカル後の振り足しにも有効です。更に出目が「+1」された上で「11」以上だった場合、対象の防護点を「1/2」としてダメージを算出します。これはクリティカル後の振り足しでも1度でも発生した場合、有効です。ただし、隙間から完全に急所を狙い穿つのは難度が高く、回避も疎かになってしまう為、自身の命中力と回避力に「-2」のペナルティ修正を受けます。
 この秘伝には上位秘伝が存在し、タイプが《必殺攻撃Ⅲ》変化型となります。必要名誉点は「100」点であり、《必殺攻撃Ⅲ》同様に、「鉄の体」などのクリティカルを受けない効果を無効化できるようになります。
 この効果は鎧抜き加工と累積し、鎧抜き加工が発動した場合は、対象の防護点は「0」として扱われます。

《異伝・飛燕薙(ひえんなぎ)

必要名誉点
30
タイプ
独自宣言型
前提
《異伝・鳶斬り》《両手利き》
限定条件
デフォルト武器名に〜刀とある武器のみ、「用法:2H」
使用
ファイター技能、フェンサー技能、バトルダンサー技能
適用
1回の近接攻撃*2
リスク
命中-2、生命・精神抵抗力-3*2
概要
敵の急所を左右から挟撃する。
効果

 敵の弱点を斬りつけた後、返す刀で逆からも斬りつける技です。
 この秘伝を宣言した場合、装備している武器で《両手利き》《二刀流》による2回の攻撃を行います。1回目は《異伝・鳶斬り》を宣言したものとして攻撃を与えます。この時、《異伝・鳶斬り》の効果による威力上昇は「+10」ではなく「+5」に減少します。また、《異伝・鳶斬り》のペナルティ修正は一切受けません。2回目は通常通りに対象に攻撃しますが、武器の威力が更に「+5」(計+10)されます。この秘伝を使用する際、《両手利き》《二刀流》による武器の筋力制限は受けません。ただし、この秘伝は手首の返しからの返す刀を用いる為に難しく、この秘伝による命中判定は常に「-2」のペナルティ修正を受けます。自身が《二刀流》を取得していない場合、更に「-2」(合計-4)されます。更に集中力や無理な身体運動により、この秘伝による攻撃回数分の生命・精神抵抗力へのペナルティ修正「-3」を2回(合計-6)受けます。

《絶技・双大蛇(ふたまたおろち)

必要名誉点
100
タイプ
独自宣言型
前提
《異伝・蜻蛉羽》《二刀流》
限定条件
流派武器のみ、敏捷度30以上
使用
バトルダンサー技能
適用
1回の近接攻撃*2
リスク
命中-2、生命・精神抵抗力-2*2、自身に確定ダメージ10点
概要
敵の急所を左右から挟撃し、両断する。
効果

 敵の弱点を斬りつけた後、返す刀で逆からも"ほぼ"同時に斬りつける技です。
 この秘伝を宣言した場合、装備している武器《両手利き》《二刀流》による2回の攻撃を行います。全ての攻撃は《異伝・蜻蛉羽》を宣言したものとして攻撃を与えます。更に2回目は武器の威力を「+10」(計+20)されます。また、《異伝・蜻蛉羽》のペナルティ修正は一切受けません。
 この秘伝を使用する際、《二刀流》による武器の筋力制限は受けません。ただし、この秘伝は安定せず、この秘伝が宣言された攻撃は常に命中判定に「-2」のペナルティ修正を受け、身体と精神の限界を超える為に手番終了時から生命・精神抵抗力に「-2」のペナルティ修正を2回受け(合計-4)、自身は「10」点の確定ダメージ受けます。

《絶技・首狩り兎(くびかりうさぎ)

必要名誉点
200
タイプ
独自宣言型
前提
《絶技・隼駆け》《絶技・双大蛇》
限定条件
流派武器のみ、敏捷度36以上、「用法:2H」
使用
バトルダンサー技能
適用
下記参照
リスク
10秒の間、器用度・敏捷度・筋力の値が「-6」、自身に確定ダメージ20点
概要
確定で急所に当たり、それで瀕死なら即死させる。
効果

 伝承に語られる首を狩る兎の如く、同時に首などの急所を切り裂くことで敵を確実に殺す絶技です。
 この流派秘伝を宣言した場合、《両手利き》《二刀流》の攻撃が1回目で命中してもダメージを算出できません。2回目も命中した場合、使用している武器の基本の威力を2倍にした上で1回目のダメージ決定の出目が「12」が出たものとして扱います。その後、クリティカルが発生すれば振り足しをし、その適用ダメージを適用した結果、対象の残りHPが最大HPの1/10(端数切り上げ)以下だった場合、対象の部位は即座に死亡します。
 ただし、身体の限界を超えた絶技であるが故に、手番終了から10秒の間、器用度・敏捷度・筋力の値が「-6」され、自身は「20」点の確定ダメージを受けます。

製作者:AI