容姿・経歴・その他メモ

ブルライト地方のとある貴族の長男として生まれる。神官が出産に立ち会っていたため母親は無事。
両親からの愛はあったが周囲が反発したため、出生を公にすることもされず屋敷の一室に幽閉された。
が、両親や後から生まれた弟が度々訪れ、もらった本を読んだり、母親が作ったお菓子を食べたり、父親が趣味で作った発条仕掛けをいじったり、弟と遊んだりし、のびのび育った。母親の作る琥珀糖を食べすぎて2週間琥珀糖抜きにされたことがある。
ちなみに幽閉されていた一室は15畳くらいの広さ。人一人監禁するには結構広めなサイズ。
幸せな日々を過ごしていたが、12歳の時に父親が権力争いに巻き込まれ、濡れ衣を着せられて謀殺される。
屋敷に敵対勢力が焼き討ちを行った際に母親によって弟と共に逃されるが、父親を謀った張本人が目の前に現れ、弟を惨殺。
ショックで気を失ってしまい、気がついた時にはキルヒア神殿で寝かされていた。見つかった時には重体だったものの、神官たちが必死の処置をして一命を取り留めたらしい。
母親の遺体は見つかったが、弟のものは見つからなかったと伝えられた。
その後は分家筋の子供に恵まれなかった夫婦に引き取られたが、許可を得て家を飛び出し、仇討ちのため魔術師ギルドに住み込みをしつつ道場に通い、冒険者となった。
父親に教わった発条仕掛け作りが今でも好きで、小さな作品を作っては子供たちにあげている。
また、事件のショックからか極度の甘党になっており、携帯食糧は少し高いお金を出して甘いものを買っている。
母親から料理を教わっていたため料理はうまいが、思い出の琥珀糖だけはなぜか上手に作れない。

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