容姿・経歴・その他メモ

身長147cm 体格は細く、小柄
性格は素直で年相応に幼いが、それをなるべく隠すように目つきを悪くして強気な態度を取りがち。ただし小柄で童顔な為圧力はほとんどない。
性根は優しく正義感が強い。困ってる人を見ると放って置けないが、後先考えない行動を取ったり感情的になりやすい等、子供っぽさが残っている。

冒険者だった父親と二人暮らしで小さな村に住んでいたが、父親は3年前に病死。
住んでいた村は生まれ育った故郷ではなく、他所から移り住んできた。村人との関係は良好で、我が子のように可愛がられてきた。
父親に剣の手解きと、生まれた時からそばにあった木の枝…父親に大事に持っておくように言い聞かされた宿り木の棒杖を使った森羅魔法の使い方を学んでおり、成人した暁には父親と同じ冒険者を志すつもりでいた。
しかし父親を早くに亡くしてしまい、村に独りで居ることに耐えられなくなったライカは、成人を目前に一足早く村を出て冒険者になることを誓う。

母親の顔は知らない。生きているのかも、生きているとしたらなぜ一度も顔を見せてくれないのかも、わからない。
父親だけが唯一の肉親で、彼の語る世界がすべてだった。
だから父親が死んでしまったとき、これから何を目指して生きていけばいいのか。ライカは途方に暮れてしまう。
しかし立ち止まってはいられない。もう自分は独りになってしまったから。
村の人は良くしてくれていたけれど、だからこそ甘え続ける訳にはいかない。

グランゼールで冒険者稼業を始め、そこで後から加入する形で先輩冒険者達とパーティを組んで活動するも、ある時にライカのミスによってパーティを危険に追いやってしまう。
幸い死者も出ず、先輩冒険者達は気にするなと優しく接してくれるも、申し訳なさと己の未熟さに対する怒りとで居た堪れなくなり、逃げるようにパーティを抜け、グランゼールを後にする。
あてもなく彷徨うように街道を進み、ハーヴェスに流れ着く。
他人を危険に晒すことに恐れを抱くようになったライカは、自分1人でも冒険者としてやっていけるように、野伏や斥候の知識を学びながらなんでもこなせる完璧な冒険者を目指している（理想論）。
しかし成人もしていない子供1人に冒険の依頼を任せてくれるギルドなどあるはずもなく、現在はハーヴェス国内で簡単な雑務を引き受けて日銭を稼いでいる。
確かに他人を危険に晒すようなことは無いが…それでも冒険者としては不甲斐ない日々を過ごすことに、内心焦っている。

イメソン::wimp ft.Lil‘fang

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