ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

テオ・テスカトル - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖
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テオ・テスカトル

分類:未分類
知能
高い
知覚
魔法
反応
敵対的
言語
ドラゴン語
生息地
さまざま
知名度/弱点値
17/23
弱点
水属性ダメージ+3点
先制値
18
移動速度
20/30(飛行)
生命抵抗力
14 (21)
精神抵抗力
13 (20)
攻撃方法(部位) 命中力 打撃点 回避力 防護点 HP MP
牙(頭) 13 (20) 2d6+15 12 (19) 8 150 50
右翼(翼) 14 (21) 2d6+12 13 (20) 9 100 20
左翼(翼) 14 (21) 2d6+12 13 (20) 9 100 20
右爪(胴体) 16 (23) 2d6+10 10 (17) 11 150 20
左爪(胴体) 16 (23) 2d6+10 10 (17) 11 150 20
尻尾(尻尾) 15 (22) 2d6+12 13 (20) 10 100 20
部位数
6(頭,翼,翼,胴体,胴体,尻尾)
コア部位
なし

特殊能力

●全身

炎王龍

炎属性によるダメージを受けず、炎属性による不利な効果を一切受けません。
このキャラクターの全ての攻撃は、任意のキャラクターを除外することが出来ます。
また『ターゲッティング』『鷹の目』を持っているものとして扱います。

龍炎の鎧/19(固定値)/生命抵抗力/消滅(ダメージ)

このキャラクターと同じエリアに存在するキャラクターは、手番終了時に「8」点の炎属性魔法ダメージを受けます。
また常に『ミサイルプロテクション』と同様の効果が全身へ適用されています。
ただし[部位:頭]にたいして行う射撃攻撃は、命中達成値が『26』以上の場合、ミサイルプロテクションの効果を無視して攻撃を成立させることが出来ます。
この効果は攻撃により、何れか1部位が15点以上の毒属性ダメージを累計で受けると、2Rの間無効化されます。(ただし抵抗判定を要求する行動では、抵抗が抜けた場合のみ計上されます)
この効果は[部位:頭部]のHPが0になると完全に失われます。

スーパーノヴァ/23(固定値)/生命抵抗力/半減

[射程:自身(30m(基本戦闘の場合は全エリア)]に「2d6+30」点(同じエリア)or「2d6+25点」(異なるエリア)の炎属性魔法ダメージを与えます。
達成値差2以上で抵抗判定に失敗した場合、対象は転倒します。
転倒効果は無属性として扱います。
この攻撃は、戦闘開始時と比べてこのキャラクターのHPが『200』点以上減少している場合に使用可能になります。
この攻撃は、連続した手番には使用できません。
この攻撃を使う手番、『粉塵爆発』『火炎ブレス』を行うことが出来ません。(通常の近接攻撃等は行うことが出来ます)
全ての部位のHPの合計値が、戦闘開始時と比べ『400』点以上減少している場合、固定値が+1されます。
このキャラクターの残り部位が3以下の場合、固定値が更に+1され、連続した手番に使用可能になり、『粉塵爆発』『火炎ブレス』が可能になります。
この攻撃は、条件を満たしている状態で、任意の部位の主動作を消費することで使用可能です。
この攻撃は『炎無効』に類する効果が付与されているキャラクターに対しても、通常の半分のダメージを与えることができ、デバフの処理も行います。また『炎属性』を対象とするダメージ軽減の効果を半分の扱いとしてダメージを算出します。

●頭

火炎ブレス/12(19)/生命抵抗力/半減

[射程/自身]で[対象:1エリア(10m)/全て]に「2d6+15」点の炎属性魔法ダメージを与えます。

咆哮/20(固定値)/精神抵抗力/消滅

咆哮を轟かせ、対象を委縮させます。
1Rの間、PC側全ての行為判定に-1の修正を与えます。
この効果は1Rに1度しか使用できず、連続した手番には使用できません。

●翼

飛翔

全ての部位は近接攻撃の命中力・回避力判定に+1のボーナス修正を得ます。
左右両方の[部位:翼]のHPが0以下になった場合、この効果は失われます。

粉塵爆発/12(19)/精神抵抗力/半減

[射程:2(20m)/起点指定][対象:1エリア(4m)/10]に「2d6+12」点の魔法ダメージを与えます。

●胴体

2回攻撃・双撃

素早い前足で連続攻撃を行います。1回目の攻撃の結果を確認してから、2回目の攻撃を、同じ対象にさらに行うか、別の対象を選んで行うかを選ぶことが出来ます。

攻撃阻害=+2・+2

機敏に動く身体が攻撃を妨げます。
[部位:頭]と[部位:尻尾]は近接攻撃・遠隔攻撃に対する回避力判定に+2のボーナス修正を得ます。
HPが0以上の[部位:胴体]の数だけ重複して適用されます。

●尻尾

部位破壊

[部位:尻尾]以外の何処かのHPが1以上ある状態で、刃武器による攻撃によってこの部位のHPを0以下にした場合、PC達は『炎王龍の尻尾(2000G/赤白金S)』を一つ入手します。この効果は1度のみ適用されます。

テイルスイープ

5体までを対象に、近接攻撃を行います。
この効果は連続した手番には使用できません。

2回攻撃・双撃

尻尾を振り回して連続攻撃を行います。1回目の攻撃の結果を確認してから、2回目の攻撃を、同じ対象にさらに行うか、別の対象を選んで行うかを選ぶことが出来ます。
この効果は連続した手番には使用できません。

戦利品

自動
炎王龍の端材*5(1000G/Aランク以下の任意の武器に妖精武器・炎を加工可能)
2~6
炎の龍鱗(1500G/赤白金S)
7~12
炎王龍のたてがみ(3000G/赤白金S)
13~
炎龍の宝玉(10000G/赤白金SS)

解説

後方に伸びる長い角、口外に露出した鋭い牙、そして赤い鬣と、獅子にも見える頭部が特徴の古龍。
王を思わせる堂々たる気風、古龍種の中でも特に凶暴と云われる荒々しい気性を兼ね備える。
その佇まいからハンターズギルドからは主に《炎王龍》と呼称されるほか、
後述する能力から「陽炎龍」「煉獄の主」「炎帝」などの様々な通称で知られる。
正式な学名を「テスカト」といい、その中の雄個体がこのテオ・テスカトルの名で呼ばれる。
雌個体はナナ・テスカトリと呼ばれ、角の形状や青色の外殻など、外見が大きく異なる。
ちなみに「テオ」とは「王」を表す言葉である。
比較的街や里への被害報告が少ない古龍とされてはいるが、
それは本種が砂漠地帯や火山の奥地、古塔など人里離れた地域を縄張りとしているからに過ぎない。
平時より周囲一帯を瞬時に灼熱地獄に変えてしまうほどの圧倒的な力を惜しみなく振い、
事実として広大な砂漠一帯を一夜で焼き払ったという記録も存在している。
とりわけ縄張りを侵す不埒者や自らに明確な敵意を向ける生物に対しては凶暴な性質を露わにし、
現大陸においてはテリトリーに不用意に踏み込んだ小型モンスターを襲撃、爆殺したケースや、
百竜夜行に乗じて活発化した怨虎竜マガイマガドと衝突、これを退けたとの報告もある。
一方、新大陸において確認された個体は縄張りへの侵入者に対して過剰な攻撃性を示すことはほぼなく、
古龍種を主としたごく一部の例外を除けば、縄張り争いの痕跡が確認された例も皆無に近い。
こうした性質の違いが現大陸と新大陸に生息する炎王龍の個体差によるものか、
或いはまた別の要因に由来するものかは現段階では不明である。
立派な翼を持つが飛行して移動することは少なく、普段は四本の脚で悠然と歩く。
体格はかなり大柄だが、四肢を駆使した動きは見た目以上に素早く小回りも利き、
ただ駆けるだけで並み居る外敵を薙ぎ倒す。
飛行する様子が滅多に確認されなかったために一部の学者の間では飛行能力を失っていると考えられていたが、
実際はその気になれば大陸を渡るほどの長距離飛行も可能であり、
外敵との交戦中には飛行しながら尻尾や火炎ブレスによる攻撃を繰り出したり、
空中から急加速して飛び込むように体当たりを仕掛ける事もあるなど、決して飛行能力が低いわけではない。
テスカト種は炎を自在に操る能力を持つと伝えられており、
外敵と対峙すると自ら炎を発現させ、その身に「龍炎」と呼ばれる灼熱の炎を纏う。
その温度は近づくことを憚られる程凄まじく、接近するものを悉く炙り焼きにしてしまう。
口からは燃え盛る火炎そのものを放射状に吐き出し、この火炎を薙ぎ払うことで外敵諸共一帯を焼き尽くす。
また、テスカト種の最大の特徴として、「塵粉」と呼ばれる粉塵を用いて粉塵爆発を巻き起こす能力を持つ。
この粉塵の正体は身体の古くなった組織片であり、
本体から剥離した状態で着火、または一定時間滞留すると自動的に炸裂し、周囲の物体を破壊する性質を持ち、
炎王龍と敵対したものは例外なくこの凄まじい爆発の脅威に晒される事となる。
火山や砂漠などの焦熱地帯を中心とした広大な縄張りを持つ。
現大陸においてはデデ砂漠、ラティオ活火山、セクメーア砂漠、砂原、地底火山、溶岩洞などで、
新大陸においては龍結晶の地の深部に広がる灼熱地帯において
比較的多くの目撃情報が寄せられており、これらの地帯では例外なく最たる危険生物として知られている。
当然ながら縄張りの近傍に存在する火山付近の拠点や村にとってもその存在は脅威となり、
発掘に出かけた土竜族が偶然地底火山に棲まう炎王龍のテリトリーを侵してしまった事例では、
近傍のナグリ村そのものが壊滅の危機に晒される緊急事態にまで発展した。
また、一部の個体の縄張りには大都市ドンドルマが入り込んでしまっていることから、
稀にではあるがドンドルマの街そのものを襲撃する場合があり、
その際は戦闘区画を利用した街総出の迎撃作戦が展開される。
長年の調査の結果、本種は熱エネルギーの多い鉱物や爆発物を主食としており、
食事の際は自らの唾液で鉱石を化合させて食すらしいことが判明している。
稀ながら人里近くまで降りてきた記録が残されているのは、前述した縄張りの誇示のためだけでなく、
保管されている火薬を求めて出現したためであると考える学者もいるようである。
なお、深夜の湿潤地帯やフォンロンにある古塔周辺においても目撃報告が僅かに存在するが、
これらの領域には鉱物や爆発物がほぼ存在しておらず、炎王龍にとっては主たる縄張りではないと考えられる。
己の身を包む龍炎については地域や個体によって様々なパターンが存在するらしく、
かろうじて視認できる規模の炎を常時全身に纏い続ける例もあれば
はっきり視認できるほどに強烈な炎を頭部付近に纏い、
興奮状態になると身体の随所から焔を噴出させる例も確認されている。
このことから自らの意思で龍炎を纏う箇所や規模を制御できるものと思われるが、
何れにしても出現した地域一帯に陽炎が発生するほどの灼熱地帯へと変貌することは共通している。
なお、この能力の制御には角が何らかの形で密接に係わっているらしく、
角を折り取られた個体は龍炎の発現や維持に支障を来すようになるという。
また、毒などによって体内器官に異常が生じた場合もその能力に制限が掛かるが、
こちらの場合は一時的なものでしかなく、症状が回復すると同時に能力も復活してしまう。
興奮状態となると、前述した老廃物としてのそれとは異なる性質を持つ特殊な粉塵を放出する行動を見せる。
この粉塵は本体から剥離した状態で一定時間滞留、または着火されることで爆裂する効果を持つ。
興奮状態の炎王龍は些細な挙動でも爆発性の粉塵を大量に撒き散らし、周囲は常に猛烈な爆発に見舞われる。
口内から放出されるのも灼熱の息ではなく爆破粉塵へと変化し、
対象に爆風を直接浴びせて粉々にしてしまう戦法を用いるようになる。
外敵に付着させて時間差攻撃とする、自ら衝撃を加えて爆破させて止めを刺す、
大量に振り撒くことで煙幕として利用するなど、その利用法は多岐に渡る。
現時点ではこの爆発性の粉塵が「塵粉」とどのような関係にあるかは定かではない。
そして特筆すべき危険行動として、滞空しながら大量の塵粉を放出、
自らを巻き込んで大爆発を巻き起こす大技『スーパーノヴァ』が存在する。
炎王龍を中心に発生する極大規模の球形の爆発は文字通り超新星爆発をも彷彿とさせるが、
その迫力に違わず威力も致命的で、爆発に巻き込まれた場合はまず跡形もなく吹き飛んでしまう。
爆風から逃れたとしても、大気を震撼させるほどの衝撃波の影響を受けることは避けられない。
これほどの威力を誇る以上、万が一爆風を浴びた上で一命を取り留めたとしても、
衝撃とショックによって人事不省に陥ってしまうことは想像に難くないだろう。
なお、このスーパーノヴァの発動に伴って興奮時に発生させる大規模な陽炎も消えることから、
炎王龍の興奮が収まる寸前にのみ解放される限定的な必殺技であるとの推測もなされている。
このため、テオ・テスカトルの狩猟に向かう際はこの大技を警戒するとともに、
炎王龍本体の状態にも可能な限り気を配ることが求められる。
テオ・テスカトルから得られる素材は非常に貴重であり、いずれも破格の価値が付けられる。
そのような素材を用いた装備には赤き炎龍の炎が封じ込められており、
見る者の心を駆り立て、身に纏えば炎王龍の武技を体現するかのような力を与えるという。
炎王龍の武器が宿す炎の爆発力は、煉獄の扉を開く鍵と例えられるほどに凄まじく、
一度振り抜くだけでも容易く周囲を焦土に変えてしまう。
その力を手にする事は、炎龍の試練を乗り越え、その力を認められた英傑にしか許されない。

製作者:ケリィ

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