容姿・経歴・その他メモ

「アタシよ」

「今回のコンセプトは『バード特化のLv15B』。短評を述べるわ」
「正味、机上の空論だから。あんまりアテにはしないで頂戴」

「10レベル以降の歌はハッキリ言ってパっとこそしないけれど、よく読めばちゃんと強いわ」

「例えば『コーラス』。移動を制限移動に限定させたうえで、声が必要な魔法に制限をかけるわ」
「後衛に突っ切って来る能力持ちアタッカーエネミーや、魔法使いエネミーによく刺さるわ。通ればね」

「今回は採用してないけど、『クラップ』なんかもよく読むと刺さる相手には刺さる。
　手に持っていたモノを落とす、は副次効果。メインは『効果中、武器を使う攻撃を封じる』ところよ」

「つまるところ、10以降の歌は『相手の行動を"封じる"』歌が中心よ。勿論使いやすい歌もあるけれど」

「そんな訳で、高レベルバードの歌はクセが強いわ。PLの的確な判断力が求められる難しい技能よ」

「だからこれは、さっきも言ったけど机上の空論。抵抗を抜けなければどっちにせよ意味も薄いわ」

「そんな訳で、順々に語っていくわよ」

ビルドの動作想定

「ぶっちゃけ言うわ。前衛に出て、デバフ歌を投げて、何が何でも抵抗をぶち抜く。それだけよ」

「特殊楽器のフィスタロッサムは、スタッフ唯一の1Hよ。つまり宿り木の棒杖にしたうえで、反対の手に何かを持てる」
「そこにシンバルシールドを構えて、足さばきで前に出る。攻撃を避けたりライフで受けたりしながら、
　楽素転換で楽素を変更して、高レベルの歌を使う舞台を整えるの」

「始動の遅さはジオマンサーと同じ弱点だけど、ファイター13で取れる『バトルマスター』」
「これで内容に関わらず、宣言特技を2つ使える。楽素転換とスキルフルプレイを組み合わせて調整していくわ」

「フィスタロッサムの効果で魔動機相手にも歌が通るから、全力で頭回して最善を尽くしなさい」

「頑強とタフネスでHPを盛っているから、直撃してもよっぽどじゃなきゃ1撃程度なら耐えるわ」
「仮想敵を雑に16エネミー蛮族のサキュバスナイトとして、2d6+20+魔力撃20+痛恨撃12-自分の防護点＜HP:99。
　1発だけなら耐えそうだとしても、バークメイルSやSSは出し惜しみしない方がいいわね」
「補助動作でハイパーアクセラレーションだけ投げてから移動すれば、実質的な回避も上がるわ。全力で持たせなさい」

「相手のデータや出方を見ながら的確な歌を投げるから、具体的な『行動指針』は出せないわ。
　高バードに触れるなら、まず練度を高めて色々学びなさい。自己研磨は大事よ」

「かばうがない以上、シンバルシールドは実質的な牽制札くらいに考えておきなさい。これはあくまでサブよ」
「状況次第では後衛で構えてた方がいい時も多いわ。シンバルの為に前衛に出る時は、耐えられるかをまず考えなさい」

「ペットのハーモニーの射程は10mが限界。だからハーモニーで維持するところも含めて、歌を吟味して選別するの」

「あくまでバードは支援職。
　何の構築にも言えるけど、無理に生かそうとして死んだら元も子もないわ。柔軟に立ち回るのよ」

「いろんな歌を投げて、終律を出来るほど楽素が溜まった。ここで無理に終律を使うのは少し勿体ないわ」
「終律増強でダメージや回復の威力が上がってるとはいえ、主動作を使ってしまうことに代わりはない」

「それにバードの中～高レベル歌には『効果発生条件』もあるわ。強力なぶん制約があるってこと」
「溜まったから即座に切るのではなく、盤面を見てここぞに切りなさい。回復の歌は1時間1回制限もあるから、なおさらよ」

サブドルイド

「フィスタロッサムはさっきも言ったけど、1Hのスタッフ。宿り木の棒杖化できるわ」
「そしてドルイド魔法は補助動作で投げられるものが多くて、精神の重要なバードはMPも潤沢。比較的相性がいいわ」
「他にはエンハンサー程度にしか使わないもの。ここは出し惜しみせず、欲しい奴にばんばん投げなさい」

「歌の大半は精神効果。精神効果無効を相手が持ち出してきたら、味方へのバフに注力しなさい」
「シンボリックロアの切り時にだけ注意するのよ。あと渡し忘れもしないようにね」

ウォーリーダー

「軍歌。以上」
「これをしないと味方に影響が出るのは、どのレベル帯でも同じよ」
「そして軍歌を毎ラウンド続けるなら、他の鼓咆はろくに使えないわ……と思いがちだけど」

「ある程度はペットに歌わせて範囲を制御できるから、軍歌を使わずに他の鼓咆を打って、打点を伸ばす選択肢も出るわ」
「中衛くらいまで出て、モラルあたりを味方にだけ与えられるように立ち回る時も、あるかもしれないわね」

セージがいい？スカウトがいい？それともレンジャー？

「その場によるからなんとも言えないわね」
「スカウトで影走りして後衛まで突っ込んで、デバフ歌を投げながらペット(10m)に継続させることで、
　強引に後衛の機能を落とせるけれども」

「回復も届かない場所で、後衛の攻撃全部ひきつけて耐えられるほど固くはないわ。グラランなら別かしら」

「だけどスカウトならファストアクションで2回歌うことも可能よ。当然高ランク歌も早く使えるから、ここはお好みね」

「レンジャーなら15まで上げれば、ランアンドガンが使えるわ。足さばきの枠を好きに出来るのが利点よ」

「セージの場合は純粋にMP軽減と魔法ダメ軽減の恩恵を得られるわ。観察鏡はラルヴェイネだから、MPと精神の足しになる」

結論

「ミもフタもないけど、バードに求められるのは支援。視野を広く持ちなさい」

「常に頭を回し続けて、戦場を俯瞰して。誰よりも呪歌への深い知識と無数の発想を抱えて、皆へバフ・デバフを届ける」

「バードの道は長くて、難しいわ。それでも来てくれるなら、アタシは歓迎するわよ？」

「あくまでこれは一例だから、エピトレとバトマス、メイガスを全力で読んで自分なりのバード道を見つけなさい」

「誰かの参考になったなら、アタシはそれで十分よ。それじゃあ、いつかまた逢いましょう」

セッション履歴

収支履歴