ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

【ドナラテア流龍血域】 - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

【ドナラテア流龍血域】

(ブルライト地方)
入門条件
50名誉点

 レーゼ・ドナラテアが過酷な冒険の中で身に着けていった、自らの安全や安定した勝利を顧みない、強敵とぶつかるための相域術です。通常の天地使いが、その不安定性から活用を行わない龍脈と呼ばれる気脈から力を引き出すことで、危険ながらも強力な効果を発揮します。

 ちなみに、秘伝が(ドラゴン)の名を冠しているのは、「かっこいいからそう名付けた!」だけで、ドラゴン(幻獣)とは特に関係がありません。一説には、どこか地の底で眠っているエンシェントドラゴンの血が気脈に影響を与えているとかなんとか言っている学者もいますが、限りなく眉唾ものです。

 龍脈は制御しにくく危険すぎるため、通常の冒険者はまるで使用したがらず、なかなか入門者は現れていません。

流派装備

この流派では、通常のジオグラフよりも強力なかわりに使い方を誤ると危険なジオグラフが伝えられています。

名称 知名度 カテゴリ 価格 概要
龍血のジオグラフ/龍氣のジオグラフ 13 装飾品:首 5000G/12500G ランダムで命脈点が追加加算されるかわり、溢れると被ダメージ。

秘伝

この流派の秘伝では、「敵」「味方」という用語が使用されることがあります。これは気脈によって風水的に決定されるものであり、データ的には味方陣営として先制判定の達成値を共有しているキャラクターを味方、それ以外すべてを敵として扱います。天地使いが個人的に誰かを敵と思ったとしても、そのキャラクターをGMが敵陣営のキャラクターとして処理しないのであれば、そのキャラクターは敵としては扱われません。

龍虎相剋(りゅうこあいかつ)

必要名誉点
20
タイプ
独自宣言型
前提
《相克の標的》
限定条件
なし
使用
龍血/龍氣のジオグラフ
適用
1回の相域対象決定
リスク
キャラクター個別のキャンセル不可
概要
相域の対象数を2倍にするが、個別のキャンセル不可
効果

 危険な龍脈にアクセスし、暴走させることで、敵味方のどちらにも相域による被害を与えます。

 相域の対象決定の直前に宣言することで、相域の対象を、敵と味方で2体ずつ、合計4体決定することができます。(敵か味方のいずれかが効果範囲内に1体以下しかいないなら、この秘伝は宣言できません)
 この際、複数の相域の効果を展開しているなら、敵と味方には、それぞれ真逆の順序で相域の効果が適用されます。

 ただし、扱いの難しい龍脈を用いるため、使用者は相域のキャンセルができなくなります。
 秘伝使用者が《相克の別離》を取得しているなら、望まない効果をキャンセルすることが可能になりますが、その場合でもキャラクターごと個別にキャンセルするかしないかを選ぶことはできず、敵味方のどちらにも適用させる効果と、どちらにも適用されない効果を選ぶことのみが可能です。

飛龍乗運(ひりゅうじょううん)

必要名誉点
30
タイプ
独自宣言型
前提
《相克の別離》
限定条件
使用
龍血/龍氣のジオグラフ
適用
一瞬
リスク
概要
ランダムな相域を追加で展開する。命脈点をHPやMPで代用することもできる。
効果

 そのとき偶発的に活性化している龍脈を探り出し、運の流れを味方につけて相域を展開する。
効果
 手番の開始時、命脈点を獲得した直後に宣言します。そのラウンドの通常の権利とは別に、相域をひとつ、所得しているすべての相域の中からランダムに選んで展開できます。また、この際、コストの命脈点1点につき、HPまたはMPを5点消費することで代用することも可能です。
 ただし、この特技の効果で既に展開している相域や使用したくない相域が抽選された場合でも、必ず使用してコストとなる命脈点(またはHP,MP)を消費しなくてはいけません。(消費する命脈点を選べる相域であれば任意の点数を選ぶことが可能ですが、現在展開されているよりも低いコストしか払わなければ、その効果で上書きされてしまいます

七星龍縁(しちせいりゅうえん)

必要名誉点
50
タイプ
常時型
前提
限定条件
使用
龍血/龍氣のジオグラフ
適用
リスク
概要
被ダメージするごとに特別な星の命脈点を獲得し、相域に使用できる。ただし、属性被ダメージ+2
効果

 この特技を取得しているジオマンサーがジオグラフを展開する場合、自身の血によって陣を描き、命脈を通常よりも活性化させることができます。

 そうした場合、効果中、天地使いがダメージを受けるたび、[被ダメージ量÷5](端数切捨て)点だけ、特別な「星の命脈点」を得ることができます。

 こうして得た星の命脈点を補助動作で3点消費することで、天・地・人のうちランダムな命脈点1つを+1することができます。
 また、星の命脈点を補助動作で7点消費することで、自身がすでに展開している、消費命脈点によって効果量が変わる相域1つを選び、その消費命脈点に+1することができます。(最大でその相域の最大消費命脈点まで)

 ただし、こうして気脈を活性化さてジオグラフを展開した場合、その血を使った天地使いは非常に血を流しやすい状態となり、自身が受けるあらゆる属性の物理・魔法ダメージが+2点されます。(属性を持たない攻撃のダメージのみが増加しません)
 気脈の活性化は、ジオグラフを収納すれば解除可能ですが、当然ながら展開していた相域や、星の命脈点を含む命脈点はすべて失われます。

画龍転生(がりゅうてんしょう)

必要名誉点
100
タイプ
主動作型
前提
《相克の標的》《相克の別離》
限定条件
ジオマンサー技能13レベル以上、《頑強》取得時は使用不可
使用
龍血/龍氣のジオグラ
適用
1回の相域効果適用
リスク
自身が受ける相域はキャンセル不可、疲労点を加算
概要
自らの命脈を龍気に変え、主動作で相域の効果を活性化し、別名の相域として適用。効果に応じた疲労加算。
効果

 主動作で宣言することで、手番終了時の処理とは別に、相域の対象決定と効果の適用をただちに行います。
 この際、相域の対象決定では、まだ対象として選ばれていない、敵のキャラクターすべてからランダムで1体を抽選します。その後、再度抽選を行うかそこで終了するかを決定します。最終的に選ばれたすべてのキャラクター及びあなたが、この相域の対象となります。
 この際、対象ごとに個別に、相域の効果を選んでキャンセルできますが、あなた自身に対しては展開済みのすべての相域の効果が必ず適用されます。

 この効果で使用する相域は、「抵抗:消滅」となり、天地使いの「ジオマンサー技能+知力B」を基準に達成値を求め、対象の生命抵抗力と対決します。この際、あなたのジオマンサー技能レベルに+[任意の値]したものとして、達成値およびあなたの生命抵抗力を計算できます。また、この相域は本来の相域とは別の名称として、重複して効果を発揮します。

 ただし、効果適用後、リスクとして、あなたは[(対象とした敵キャラクターの数+上昇させた技能レベル)×3]点の疲労点を得ます。

製作者:つーあーる