とあるシャドウの一族の末裔であり、一族の唯一の生き残り。
シャドウの一族生まれという事もあって、幼い頃から厳しい訓練を課されており、
後々は優秀なシャドウの戦士として年上の許嫁も居り、将来を有望されていた。
しかし、一族が住む村にライカンスロープを筆頭とした蛮族の一団が襲撃を仕掛けてきた事でその歯車が狂いだす。
シャドウの戦士は強く、ライルもまた一端の戦士と言えるほどに実力はあり、村にも相応の砦が築かれた防衛戦でもあった為に
蛮族側も攻めあぐねて膠着状態に陥っていたが、蛮族の集団の長である15レベル以上の高位のワーウルフが戦線に繰り出された事で状況が一変する。シャドウの大半の戦士は凡そその身体が欠片も残らない程に喰らい尽くされ、戦線を崩された影響で村内部にまで蛮族が浸透。村人は老若男女問わずに喰い殺された挙句、その中にはライルの許嫁も含まれており犯された上で下半身だけが残る形で喰い殺されていた。しかし、守る物が亡くなった事でライルも含めたシャドウの戦士が特攻を続けた結果、蛮族の長の殺害に成功する。蛮族の集団は死兵となって戦い続けるシャドウを見て、恐怖して敗走。シャドウの戦士はそのまま追撃を続けて、気付けば、そこには生きている者は誰も居なかった。
其処から数日後、とある街の一団がシャドウ達の村だった場所に到着して、現状を記録。
死体の中で四肢が無事で脊髄と頭が辛うじて残っていたライルが唯一蘇生に成功し、証人としてライルを街に連れ帰っている
そこからは事情と経緯を伝え、肉体の再生とリハビリに励みながら1か月後には一族全員の墓を作り、ライル本人は蛮族の残党狩りをする為に独り旅立っていった

其処からは蛮族の残党を探しながら、狩りや料理、冒険者などで日銭を稼いで、とある町までやってきた所で
なんでも狼擬きが居るという噂を聞きつける。聞き込みを重ねて、その人物に邂逅したライルは共にワーウルフの残党の殲滅の協力を依頼する。その人物と共に他PTも含めた残党狩り作戦は決行され、無事に殲滅は完了。現在でもその人物とも一緒にPTを組んでいる

シャドウの戦士としての経験から大人びており、誰に対しても丁寧口調で対応する。
冷静で尚且つ果断でシャドウ特有の鋭い空気を帯びてはいるものの愛想は悪い方ではない。
仲間や家族を重んじる情を大事にしている為、面倒見も良く基本的には優しく何より弱者の痛みに寄り添う事ができる。
しかし、戦闘時では過去の経験から誰よりも冷徹に敵対者を殺害する

シャドウの戦士として学んだ武術・斥候の技術の他に狩人としての知識と経験、それらの調理方法等を習熟している。
冒険者となってからはPTを組んだ者に料理を振舞う等をしている事も多い