ブロンドヘアに青い瞳、身長170cm台のやや細身ながらしっかりとした体つき。
普段、角は自分のふわふわの髪質のおかげで隠れている。濡れると見えてしまうし、触るとはっきりと分かる。
「下に見られている」と感じてしまうからというのもあり、頭を触られるのを極度に嫌う。

『誰にも縛られない"高み"へと登るため』
神聖魔法学科を選んでいるのは、"血浴み神"の思想を気に入っているからである。
しかし、信仰というよりも"高み"へ登るための力として認識している。
アレンのひとまずの目標は『この学園の頂点に立つ』ことのようだ。

入校の理由からして野心家なところはあるが、自分の力でどこまでできるかは弁えている。
"血浴み神"の思想にもある「敵わぬときは一度引け。後に倍以上にして返せ。」というところから来ている。
また、仲間の力もまた己の力であるという認識から、有用な人物とは友好関係を結ぼうとする。
しかし、たとえそうであっても自分や仲間を害する敵になるのならば一切の容赦はしない。
スラム育ちの叩き上げということもあり、口が悪い印象を持たれることも多いが、彼を知るものからはそれは友好の証であることがわかるだろう。

最初は冒険者として高みを目指そうとしたが、ギルド関係のしがらみなどが面倒になりヴァグランツに転向。
が、後ろ盾がなにもないのは心許ないため、今まで稼いだ金を使って魔法学園へ。

ナイトメアである彼の異貌化だが、角が肥大化するなどの変化ではなく、その身すべてが黒に包まれた騎士に変化する。
魔神と間違われることや、破壊衝動に襲われる事もあったため、使用は必要最低限にしている。
アレン曰く「力さえつければ抑え込めるはず」とのこと。