容姿・経歴・その他メモ

生い立ち

彼女は第一騎士団の少人数遠征の帰り道で"奈落の魔域"に置き去りにされていたところを見つけられた。そこで保護をされたが、皆、彼女が「アビスボーン」だと理解し、連れて帰るのを拒んだ。しかし、今の彼女の義父であるジークは人一倍の正義感を持ち、「幼子一人守れずに何が騎士か。生まれが何だ、種族が何だ、我らが王は皆が平等に生きれる国を作っているのだ。我ら近衛騎士がそれに背いてどうする。」と言い、彼女を養子として育てた。もちろん彼は、彼女が世で風当たりの強いことは理解していため、人前での立ち振る舞いについてずっと厳しく教えていた。そのため、彼女の秘密を知る者はルンベルト家の者と第一騎士団のそれも遠征にいた者だけである。

彼女は幼少期から義父のようになりたいと考えていた。確かに躾は厳しかったが、義父の正義を貫き、弱気を守る姿に憧れていた。そのために義父のように剣を持ちたかった。しかし、彼女には力がなかった。義父のように力強く振ることも、人を守るように敵を切ることもできなかった。それでも彼女は騎士団にいるために己の眼を利用できる銃を選んだ。彼女にとっては苦渋の決断かもしれないが彼女の体にとっては違った。眼は紫水晶のように光り、姿勢は低く、獲物を狩るだけ。絶対に逃さない。

また彼女は正直だった。どうしても人に嘘はつけないのである。まるで呪いのように。彼女は思ったことをハッキリ言うし、人に媚は売らない。しかし、そんな彼女の言動は周りにとって、とても好意的だった。だからこそ、25歳という若さで彼女は部隊長をしているのである。

ルンベルト家

代々、騎士団に人員を排出している名家の１つ。現当主ジーク・ルンベルトは妻のソフィアと共に家を支えていたが、彼らの一人息子は流行り病で倒れてしまい、以来ルンベルト家には活気がなかった。しかし、レイラが来てからはまた活気を取り戻しているようだ。

王家とのつながり

義父が第一騎士団の団長であり、彼女自身も部隊長であるため、前王の頃から繋がりがある。現在はヴァイス王の腹違いの妹であるアイリス姫に護身術の魔動機術を教えている。アイリス姫も彼女の事を姉のように慕っており、彼女自身、アイリス姫との交流は日々の喧騒の癒しになっているようだ。

近衛騎士団

ハーヴェス王家が所有する騎士団であり、様々な騎士団、部隊が存在している。王の護衛および町の防衛を行う第一騎士団、遊撃・挟撃を行う第二騎士団、そして彼女が属する遠距離火力の第三騎士団、支援を行う第四騎士団がある。その中でも彼女は魔動機術による弾によって正確に敵を射抜く第三騎士団第二部隊に所属している。そこで隊長をしているため、王国の民には「紫水晶の狙い手」＜アメジスト・ワン＞として名が通っている。

セッション履歴

収支履歴