『黒』に染まりゆく
- 知名度
- 形状
- カテゴリ
- 製作時期
- 概要
- 基礎概要
-
●真相
まず、この迷宮は世界契約のスクロールで作られた物語の世界である。死んでも復活できるのはそのせい。ただしその度に『黒インク』を使って書き直されるので、どんどん物語世界の住民になってしまうというお話。というわけでその前にこの世界からオサラバしよう!
名前を書くとセーブができる仕組みは、筆者にここまで進んだよという意思表示から。蝋燭に唯一炎が灯っているのは、『紙は炎で燃える』→『物語世界にとって炎は異物』ということで、現実世界へアクセス出来るということを示している。
シュケルはこの世界におけるガイド役………悪意は無いが、外から来た者がこの世界に取り込まれる要因にもなり得る。無論、ちゃんと完結させないと終わらないので、あながち手記も間違っていない(無事に帰還したいなら)。ヴェーロは同じ妖精だったが、ここが物語の世界だと気づいてしまった可哀想な存在。物語通りにしか進まない世界に絶望し、イレギュラーを使ってこの世界を終わらせようとしている。入口の手記もヴェーロが書いたもの。入って来た者がシュケルを信用できないように仕向けている。●小ネタ
タイトルは、物語が進行すると共に紙が黒インクに染まっていく様子と、冒険者たちが徐々に物語側の住人になっていく様子を掛けている。
- 特殊ギミック
●現実強度
その存在がどれほど『不全な現実性』に対抗出来るかを示す数値。全員100で統一されており、一般的に減ることは無いが、このシナリオでは『世界契約のスクロール』で定められたルールの中で動かなければならない為、減りやすい状態になっている。
行動 減少値 備考 死亡する 10 2回目以降は5ずつ追加 本に違う名前を書く 20 全員5ずつ減少 霧に触れる 30 呪いか精神効果無効アリなら10 杯の血に触れる 50 カロルが全力で止めてくれる NPCを殺害する 5 Gルートすると帰還不可に 本を全て燃やす 100 妖精が身を挺して止めてくれる ●現実不全(状態異常)
現実強度が不足している状態。この状態だと他者からの干渉を受けやすくなる。
現実強度 症状 備考 75以下 ボーっとする 描写はあってもなくても 50以下 泉からの帰還不可 塔のゲートなら可能 25以下 特殊設定追加 解除不可 10以下 元の世界を忘れる 自力で帰還不可 5以下 名前を忘れる 設定された名前へ変更 0 キャラロスト 『ようこそ、物語の世界へ』 - 地名・NPC
●黒壺の泉
冒険者が最初に目覚める場所。
冒険の始まりであり、また絶望の前触れとも言う。特に出来ることはなく、必要とあらば拠点になる程度。チュートリアル会場の役割があり、ここでしっかりと世界観を覚えてもらう。出現NPC 役割 殺害の可不可 シュケル ガイド妖精 可 半身男、オルビット 世界観説明 不可 ヴェーロ メタ説明 不可 探索可能場所 要求される判定 役割 小さな机と本 なし(妖精) セーブ・リスポーン 黒壺の泉 探索判定 出入口 皮袋 探索判定 持ち物の確認 変な音 聞き耳判定 オルビットの発見 洞窟の陰 判定でクリティカル 宝箱の発見 ●淫腐の街エリクシール
冒険者が次に訪れる街。元々はならず者と淫婦が入り乱れており、治安の悪い街であった。現在は流行り病で住民は殆ど居なくなっており、墓地には住民の死体で溢れかえっている。
基本的には他の場所にアクセスできる中継地点的な感じ。宿屋もあるのでここで泊るのが安全か。出現NPC 役割 殺害の可不可 商人、ウェリ アイテム購入 可 断頭役人、ミドバル 移動手段の提供 可 血溺、ハイマ 誓約・敵対NPC 可 識る獣、クリムゾン 宿屋の主人 可 探索可能場所 要求される判定 役割 小さな机と本 探索判定 セーブ・リスポーン 共同墓地 異常感知判定 ミドバルとの遭遇 路地裏 危機感知判定 ハイマとの遭遇 閉じた門 探索判定 ダンジョンの発見 宿屋のデスク 鍵開け判定 ダンジョンの解放 黒い井戸 なし(光源確保) 水の補充 ウェリの商品 宝物鑑定知識 呪いの商品の発見 受注可能な依頼 依頼人 必要アイテム・項目 『落し物』 ウェリ 宝物庫の鍵束 『空飛ぶ厄介者』 ウェリ 毒竜の討伐 『たまには飯を』 ミドバル 食糧 『獣舌の呪い』 クリムゾン ダンジョン攻略 『血をちょうだい』 ハイマ PCの血液 ●屠殺平原
環境が場所によって変わり、色々な生き物が生息している為食糧は大体ここから調達される。最盛期はこの平野に屠殺された動物の死体が転がっていたのでこう呼ばれている。
ここは主に依頼の為に来たり移動に使われる。特になし。探索可能場所 要求される判定 役割 森 なし(東へ向かう) ホロウス教会へ 洞窟 なし(西へ向かう) プロイヴィアラへ 丘 なし(北へ向かう) 王都イクリール・下層へ 戻る なし(南へ向かう) 淫腐の街エリクシールへ ●名無しの森
何もない森……と思いきや、過去に刑場だったり墓場だったりと結構曰く付きの森。故に名前も付けられていない。
時間帯によってはNPCに出会える。もし出会えたら教会まで連れて行ってもらおう。出現NPC 役割 殺害の可不可 教誨師、ズワルト 聖書購入 可 聖霊、エペ 指輪購入 不可 探索可能場所 要求される判定 役割 墓 異常感知判定(街の墓探索後) 宗教観の説明 朽ち果てた階段 探索判定 地下牢の発見 ●地下牢
現在は使用されていない地下牢。かつて名無しの森が刑場であったことを示す場所になる。そこそこ美味しいアイテムと収穫があるので、発見したら探索推奨。
探索可能場所 要求される判定 役割 牢屋 探索判定 ランダムな指輪 独房 探索判定 ランダムな場所への大鷹旗 看守室 探索判定 王都の通行証 ●敗者の洞窟
屠殺平原で生存競争に負けた動物たちが流れ込んだことからこの名前がついた。現在も色んな動物がいるが、食用には適さない。また主食が死肉の為か、病原菌が蔓延している。
長居はしないが吉。探索可能場所 要求される判定 役割 洞窟の脇道 異常感知判定 宝箱の発見 病下りの道 異常感知判定 杯ダンジョンの発見 ●王の丘
平原の中でも一際高い場所。屠殺平原の生存競争で最も高い位を獲得した獣が棲んでいる。
とは言っても基本的に手を出してこない。老齢なのもありそうだ。出現NPC 役割 殺害の可不可 老いたる王獣 誓約 可 探索可能場所 要求される判定 役割 背高草原 足跡追跡判定 鍵束の発見 草むらの陰 なし(妖精の判定) 宝箱の発見 ●ホロウス教会
『黒派』と呼ばれる宗教の教会。ズワルトという神父がおり、傍らにはエペという聖霊がいる。変に手を出さなければ聖書を売ってくれたり、指輪をくれたりする。
出現NPC 役割 殺害の可不可 教誨師、ズワルト 聖書購入 可 聖霊、エペ 指輪購入 可 探索可能場所 要求される判定 役割 小さな机と本 探索判定 セーブ・リスポーン 祭壇 知識判定 黒派の説明 書庫 文献鑑定判定 白派の発見 自室 なし 寝床の発見 懺悔室 なし お好みで懺悔 浄めの部屋 探索判定 聖書・指輪の説明 受注可能な依頼 依頼人 必要アイテム・項目 『綺麗な花を』 エペ 看守室の花 『白派は誰?』 ズワルト ミドバルの信仰 ●プロイヴィアラ
この世界にある最も大きな学院だったが流行り病と杯ダンジョンの一件で生徒が激減し、現在は殆ど人が居ない状態になってしまっている。
魔書を売ってくれるNPCが出現し、この世界の知識が詰まっているので拠点にするのも良い。杯ダンジョンへはここからアクセスした方が便利。出現NPC 役割 殺害の可不可 七日賢者、カロル 魔書購入 可(本からリスポーン) 探索可能場所 要求される判定 役割 小さな机と本 探索判定 セーブ・リスポーン 大図書館 文献鑑定判定 魔書について カロルの部屋 探索判定 カロルの立場説明 学長の部屋 探索判定 宝箱の発見 教室 探索判定 宝箱の発見 受注可能な依頼 依頼人 必要アイテム・項目 『思い出を教えて』 カロル 思い出話 『抗い難い誘惑』 カロル 神秘の欠片 『智の探求』 カロル 金の杯の発見 『栞を探して』 カロル 教室の栞 ●王都イクリール・下層
この世界における中心。王のいる都の下層。ここでは色々なヒントやアイテムを入手できる。
また教会へのアクセスもここから。出現NPC 役割 殺害の可不可 刻印屋、レットル ソウルの加工 可 探索可能場所 要求される判定 役割 白い建物 なし(東へ向かう) アポクメラン教会へ 上への階段 なし(西へ向かう) 王都イクリール・上層へ 小さな机と本 探索判定 セーブ・リスポーン 刻印屋 探索判定 レットルの発見 図書館 文献鑑定判定 王都の説明 レットル RP ソウルの加工の説明 裏路地 探索判定 宝箱の発見 墓地 探索判定 白派の説明 受注可能な依頼 依頼人 必要アイテム・項目 『なんか加工するか?』 レットル ボスのソウル 『いい加工知ってるぞ!』 レットル 武器 ●アポクメラン教会
『白派』と呼ばれる宗教の教会。ガンドゥフェンという祭司長がおり、ホロウス教会にはない指輪や聖書を売ってくれる。勿論、無駄に攻撃してはいけない。
出現NPC 役割 殺害の可不可 初代祭司長、ガンドゥフェン 聖書・指輪の購入 可 探索可能場所 要求される判定 役割 祭壇 知識判定 白派の説明 書庫 文献鑑定判定 プロイヴィアラの繋がり 壊れた頭蓋 異常感知判定 杯ダンジョンの繋がり 受注可能な依頼 依頼人 必要アイテム・項目 『旧き時代の遺産』 ガンドゥフェン 神の子のソウル ●王都イクリール・上層
この世界における中心。王のいる都の上層。色々あるけどボス前の休憩ゾーンみたいな感じ。ちなみに塔への入り口はロックが掛かっている。ここで戻って教会を頼ろう。
ついでに隠しボスの1体、エーデルワイスもここにいる。出現NPC 役割 殺害の可不可 最初の騎士、エーデルワイス 隠しボス 可 探索可能場所 要求される判定 役割 開かずの扉 なし(扉へ向かう) 塔へ 小さな机と本 探索判定 セーブ・リスポーン 裏路地 探索判定 宝箱の発見 白の花畑 なし(祭司長の案内) エーデルワイスの発見 浮島 なし(上へ向かう) 旧都へ 受注可能な依頼 依頼人 必要アイテム・項目 『手合わせ』 エーデルワイス 戦闘 ●塔
『王』の居る塔。ここがこの世界の終着点であり、現実世界へのゲートである。
もうやる事は一つしかないだろう。王を倒し、物語を完結させよ。出現NPC 役割 殺害の可不可 狂える王、インクト ラスボス 可 探索可能場所 要求される判定 役割 ゲート なし 帰還用ゲート - ダンジョン
●呪いダンジョン
淫腐の街エリクシールの中心にある門、そこから入ることが出来るダンジョン。そこは人の旧い都の跡地であり、溜め込んだ呪いが今も尚放出されている。
最深部には呪いの主がおり、倒すと街の霧が解除される。出現NPC 役割 殺害の可不可 呪いの主 ダンジョンボス 可 探索可能場所 要求される判定 役割 行き止まり 探索判定 宝箱の発見 水路 水泳判定 宝箱の発見 石像の陰 異常感知判定 宝箱の発見 隠し場所 判定クリティカル 豪華な宝箱の発見 ●杯ダンジョン
プロイヴィアラの付近にある敗者の洞窟からアクセスできるダンジョン。そこは神々の墓場であり、暴いてはならない禁忌の場である。
最深部には神の末裔がおり、倒すと祭司長からいろいろ貰うことができる。出現NPC 役割 殺害の可不可 神の子 ダンジョンボス 可 神の尖兵 道中敵 可 星詠竜、アズライト 道中敵 可 ペイルライダー 道中敵 可 探索可能場所 要求される判定 役割 壁画広場 探索判定 宝箱の発見 仄暗い通路 異常感知判定 宝箱の発見 棺の部屋 なし(棺を開ける) 副葬品の発見 鎮めの間 罠解除判定 奥への道 静かな通路 聞き耳判定 不意打ちの回避 流星の大広場 危機感知判定 アズライトの発見 万書の間 文献鑑定判定 神の末裔について 血流るる道 なし 神の子の間へ 神の子の間 なし ボスマップ 杯 宝物鑑定判定 神々の間へ 神々の間 なし 報酬部屋 ●旧都ハノーヴァ
王都イクリールの上層の花畑に居るエーデルワイスから『主神の鍵』をもらう事で行くことができるダンジョン。そこはかつての神々の都であり、今も神の盾が守り続けているのだという。
もう1体の隠しボス、ブローディアもここにいる。全ボスが超高難易度ボスなので、相応のメンバーで挑むべき。出現NPC 役割 殺害の可不可 神の盾、ブローディア 隠しボス 不可 神竜、バハムート マップボス 可 機神、ディアスポラ マップボス 可 双天、コスモス マップボス 可 滅竜、ジークフリート マップボス 可 壊祖、アガスティア マップボス 可 万書の守護天使 道中敵 可 探索可能場所 要求される判定 役割 不可侵神域 なし ブローディア戦 白の空域 なし バハムート戦 蓋宙境界 なし ディアスポラ戦 調停の座 なし コスモス戦 竜墓空域 なし ジークフリート戦 境界の世界 なし アガスティア戦 神々の書庫 文献鑑定判定 宝箱・旧都について