ハーヴェスにある冒険者ギルド兼酒場に訪れた4人の新米冒険者たち、グラスランナーのマリエル、リルドラケンのドラゴ、タビットのカイル、ルーンフォークのクシー。その場の成り行きでパーティーを組むこととなった。
　ギルドのマスターに依頼を紹介してもらい、依頼人がいるという雑貨屋へ行くと、店主に帰るように言われる。困惑する冒険者一同のもとに、一人の少女が現れた。どうやら、彼女が依頼人であったようだ。蛮族に奪われた父の形見のバスターソードを取り返したいようだが、彼女の叔父である店主は、姪に危険が伴うために反対していたというのである。
　冒険者たちの説得の甲斐もあり、店主は姪のイステルに屈服。馬車を手配してもらい、冒険者たちはイステルとともに、東の森へ向かうこととなった。
　森につく頃には日が暮れ、一行はその場で野宿することとなった。

　森で野宿することになった一行。イステルを寝かし、冒険者で交代で見張りをすることになった。前半を請け負ったクシーとドラゴだが、森の奥に蛮族の気配を感知、その場をやり過ごした。また、後半組の二人もその蛮族を見たとのことだった。
　翌朝、イステルを心配させないために、蛮族が現れたことを隠し、一行は探索を始める。昨夜の蛮族の痕跡を発見した冒険者たちは、洞窟を発見、イステルを馬車において、侵入していった。
　洞窟の奥には、昨夜のを含めた4体の小柄な蛮族と、バスターソードを持ったボルグが待ち構えていた。強化されたボルグに苦戦しつつも、冒険者たちは見事勝利。バスターソードを持ち帰りイステルに見せると、彼女の父の形見で間違いないとのこと。イステルは、嬉しさに涙を流しましたとさ。【完】