容姿・経歴・その他メモ

A　6－5　血縁者と死別したことがある

B　2－3　田舎で育った

C　1－2　敵対する者がいた

冒険に出る理由　6－2 自由のために


ナイトメアとして生まれたにもかかわらず、両親や村の人たちは優しく接してくれていた。しかし、10歳の誕生日を迎えたある日にナイトメアを研究しているというコンジャラーの男が村にやってきて、研究材料としてその子供を売ってくれと両親に言ってきた。当然両親はそれを拒否したが、男はかなりしつこく言い寄っていた。しかし、研究材料を得られないと悟ったのか、その男はならば用は済んだと村を出ていった。それから数日後、村は蛮族の群れに襲われ自分一人を残し全滅した。村が蛮族に襲われているときに蛮族の群れの後方にあの男がいたのを見た。
今でも親の最後の顔を覚えている。友達の顔も、隣の家の爺さんの顔も、町の薬屋の婆さんの顔も全部覚えている。みんな苦しみの中で死んでいった。あんな死に方をしていい人たちなんて一人もいなかったはずだ。だからあんな死に方をさせた蛮族とそれを嗾けたあの男にはそれを超える死に方をさせてやる。
そしていつかこの義務感から解放されるために、今は力がいる。

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