ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

ンギ=ラギ - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

“藍炎黄炎”ンギ=ラギ

プレイヤー:畑野レタス

鍛えよ!鉄もドワーフも熱き炎こそが似合いである!」

種族
ドワーフ
年齢
91
性別
種族特徴
[暗視][剣の加護/炎身]
生まれ
神官
信仰
“炎武帝”グレンダール
ランク
穢れ
0
4
7
9
15
4
9
9
6
10
成長
1
成長
0
成長
0
成長
0
成長
0
成長
0
器用度
20
敏捷度
8
筋力
16
生命力
16
知力
15
精神力
19
増強
増強
増強
増強
増強
増強
器用度
3
敏捷度
1
筋力
2
生命力
2
知力
2
精神力
3
生命抵抗
5
精神抵抗
6
HP
25
MP
25
冒険者レベル
3

経験点

使用
4,500
残り
180
総計
4,680

技能

フェンサー
3
プリースト(グレンダール†)
2

戦闘特技

  • 《武器習熟A/スピア》
  • 《両手利き》

練技/呪歌/騎芸/賦術

  • なし

判定パッケージ

なし

魔物知識
0
先制力
0
制限移動
3 m
移動力
8 m
全力移動
24 m

言語

会話読文
交易共通語
ドワーフ語

魔法

魔力行使
基準値
ダメージ
上昇効果
専用
プリースト技能レベル2 神聖魔法 4 4 +0 知力+2
技能・特技 必筋
上限
命中力 C値 追加D
フェンサー技能レベル3 8 6 -1 5
《武器習熟A/スピア》 1
武器 用法 必筋 命中力 威力 C値 追加D 専用 備考
アナゲンネーシス(ピラー) 1H 8 -1=5 13 8 6
ディアプトラ(ピラー) 1H 8 -1=5 13 8 6
技能・特技 必筋
上限
回避力 防護点
フェンサー技能レベル3 8 4
防具 必筋 回避力 防護点 専用 備考
ソフトレザー 7 3
合計:フェンサー/すべての防具・効果 4 3
装飾品 専用 効果
炎と剣の額当て(聖印) 専用アイテム
髭飾り 格好いい
所持金
0 G
預金/借金

所持品

聖印
冒険者セット
着替えセット

名誉点
0
ランク

名誉アイテム

点数

容姿・経歴・その他メモ

 大食漢で大酒を呑み、煙草をふかし、豪快に笑うドワーフ。
宵越しの銭は持たず、宿代なんぞ不要とばかりに地べたに布を引き、眠ることもしばしば。
だが一たび金床に入れば、その豪快なパワーを、絹でも扱うのかといわんばかりの繊細で槍を振るう。

 かつて、ラギではなくもっと長い名前を持っていた頃、ラジャーハ帝国の未来の戦士として偉大なる父親の背を見て育った。
だが10の頃、まだ酒を隠れ潜んで飲んでは怒られる(注:儂らの飲む分の酒が減るじゃろうが!という意味)程度。
槍は握った。だが実戦を知らず、殺意を知らず、血しぶきと狂気の色を知らなかった。
第二の剣側と第一の剣側の最前線であるラジャーハ帝国、その中で名にしおう大戦士と呼ばれた父を蛮族は脅威に感じ、たかが一領地に送り込むには過剰なほどの勢力を送り込んだ。
槍は幾度も振るわれ、蛮族の屍は積み上がり、地の利も士気も得たドワーフは精強に戦い抜いた。
だが、ただ数というのは、それだけで質を覆す暴力である。
1ドワーフで10の蛮族を倒そうとも、11番目の蛮族がその樽腹に剣を突き立てる。
1ドワーフ、1ドワーフ倒れていく。人族と違い少数精鋭であるドワーフは1ドワーフ減るだけで、多くのダメージを受ける。
僅か15ドワーフに減った時、父親は10になったばかりの息子を呼び出して伝える。

「儂の女を、貴様の母をお主に任せる。逃げよ、戦火より離れ、ハーヴェス王国に逃げ延びよ」

 必死に頷く息子にぎこちない笑みを向けると、命と同価値である金槌をその小さな手に握らせ、父親は蛮族の大軍勢の中、僅か15ドワーフにて突撃した。
ああ、だが寡兵というのは、戦力以上に戦術戦略というものに対して、大きな不利を強いられるもの。
父親が突撃した報告とは逆の、南の王国に向かって逃げる一般ドワーフたち。
だがその道中、逃げ場の少ない森の中の道。
戦う力のないドワーフたちを包囲するように、ゴブリンやボガード等の蛮族が、嘲笑うように、獲物を見定める眼つきで現れた。
次々と、藁でも刈り取る様に倒されていく中、父親との約束を守るために、力を振り絞って槍を両手に握る。
決死の覚悟で敵に踊り込み、そして血路を開いていく。
棍棒で打たれ、矢で射抜かれ、ボロボロな剣は片足を骨まで食い込んだ。
だが、無我夢中で走り……いつのまにか敵は周りからいなくなっていた。

 味方も、母も、誰もいなくなっていた。
約束は守れず、勢いで誤魔化した苦痛と出血は、もはや動く力を奪っていた。
だが……もう、護るべきものはない。
守るべき約束も、家族も、今まで自分の周りにあったものは全て喪われてしまった。
そこへ……ゴブリンの集団が追いついた。
ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ、と笑いながら。
そしてドワーフは、生きる事を諦めた。
投げ出すように、槍を置き、その暴力が振るわれるままに任せた。

 首が飛んだ。
だがそれはドワーフの首ではなく、ゴブリンの首。
一撃にて首を圧し折り、吹き飛ばした豪槍は、そのまま他のゴブリンを薙ぎ払っていく。

「グレンダール様より神託を受けてみれば……」


 数日後、目覚めたドワーフは助けてくれた老ドワーフに、感謝も忘れ掴みかかった。
何故助けた、何故自分だけ生き残った、何故母を守れず、父の約束も果たせず、のうのうと自分だけ生きているなんて。
そんなドワーフの憤りを胸に受け止めながら、老ドワーフは返す。
「お主は今、熱き炎と金槌に打たれた鉄じゃ。そんなものを、地べたに放置するドワーフなんておらん」
ドワーフはそのままグズ=ラギという貧乏ではあるが真摯な魂をもった老ドワーフに面倒を見られ、
鍛冶を学び、槍を鍛え、学問を学んだ。

 それは、今までの10年を遥かに置き去りにする、真の成長期。
復讐と無念、様々な感情が煮詰まった激しい炎は、過酷な鍛錬をドワーフに耐えさせた。
そして冒険者として初めての冒険に行き、それを知って、そこでグレンダールの意志を感じる。
あの時生きるのに諦めて冷たくなれば、そのまま壊れやすい鉄のまま朽ち果てただろう。
だがあの時自分は熱せられた、我が身に為し得る事全てが鍛錬であり、我が身に起こる全てが炎である。
ならば鍛えよ、鍛えよ、鍛えて鍛え抜き、今度こそ約束を違えぬように。
そして今日もドワーフは左手に黄色に染めたアナゲンネーシス(再生)、最近右手に藍色に染めたディアプトラ(破壊)を手にし、戦火に我が身を投げ込んでいく。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 ガメル 名誉点 成長 GM 参加者
キャラクター作成 3,000 1,200
1 エミリオさん卓 1,680 1,440 器用
エミリオさん raikiriさん
取得総計 4,680 2,640 0 1

収支履歴

ピラー::-880
聖印::-200
冒険者セット::-100
着替えセット::-10
エール*10::-10

ピラー::-880
エール(1樽)::-300
ソフトレザー::-150
ジョッキセット(ティーセットのジョッキ版)::-60
天然石の髭飾り::-10
非常食2週間::-20
小型ナイフ::-20

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